京都伝統産業ミュージアムを拠点とした伝統産業の活性化について

2023年8月9日 水曜日 12:17 PM

より魅力的に生まれ変わります!

京都伝統産業ミュージアム(以下、「ミュージアム」という。)は、京都が誇る伝統産業の振興拠点として、74品目の常設展示、工芸品の販売、職人実演など、広く伝統産業の活性化につながる取組を実施してきました。 この度、伝統産業を取り巻く環境が依然として厳しい中、文化庁の京都移転や大阪・関西万博など、国内外から京都への注目が集まるこの機会を捉え、下記のとおり新たに観覧料を設定し、展示や機能の充実を通してミュージアムの魅力の向上に努め、伝統産業の活性化に一層つなげてまいりますので、お知らせいたします。 なお、9月1日(金)からの1箇月間、より多くの方に御来館いただきたいとの思いを込め、「京都伝統産業ミュージアムウェルカムフェア」を実施いたします。




1 観覧料の設定について
令和5年9月1日(金)から、京都伝統産業ミュージアムの観覧料を以下のとおり設定するとともに、いただいた観覧料の一部は、ミュージアムの機能充実に加え、職人実演・制作体験の拡充や、新商品制作等の職人による新たな試みを応援するなど、伝統産業業界支援に活用いたします。

一般  個人500円、団体400円

小学校の児童、中学校及び高等学校の生徒並びに高等専門学校の学生  個人400円、団体300円


岡崎地域内の他施設との相互割引制度(他施設への入館やショップでのお買い物など)を御利用いただくと、上記観覧料から100円割引されます。
※「団体」とは、20人以上のものとします。
※現金のほか、クレジットカードなどのキャッシュレス決済でもお支払いいただけます。
また、以下に該当する方々の観覧料は無料とします。
市内在住の高校生以下、市内在住の70歳以上の方、障害者手帳持参者(付添人1名含む)、和装の方など




「3.MOCADギャラリー」や「7.ミュージアムショップ」などは、引き続き、無料で入館することができます。なお、別途、企画展示室等で特別企画展等を実施する場合には、通常の観覧料のほか、特別観覧料を設定することもあります。


2 京都伝統産業ミュージアムにおける新たな取組について
⑴ 常設展示場に新たな展示コーナーを設置
74品目を体系的に展示した壁面の展示、触って体感することのできる展示など、常設展示場の入替えに加え、ミュージアムと伝統産業業界とで作る、現代の生活様式にマッチする伝統産業品を展示・販売するコーナーを新設します。
漆を活用した木製サーフボード

京表具の技術を活かしたランプシェード

ハンドメイドのフレームに漆芸を施した自転車

おりんのサウンドインスタレーション

⑵ 職人や工芸品とふれあう機会の拡充
1. 職人実演の拡充
これまで土・日・祝を中心に実施していた職人による実演を、平日にも拡大して実施いたします。

2. 工芸体験ブースの新設
1日1回、ミュージアム館内で絵付けなどの工芸体験(有料)を実施し、気軽に伝統工芸品を制作できる機会を創出します。


⑶ 案内・解説機能の強化
工芸品の解説や動画を視聴することができるタブレット端末(多言語対応)の貸出し(有料)や、来館者自身のスマートフォン等で二次元コードを読み取ることで、15言語に対応した展示品の案内を行うなど、外国人観光客の方々などにも、京都の伝統産業をより深く知っていただくことができるようにします。また、来館者の御要望に応じて、スタッフによる館内案内ツアーも実施いたします。

⑷ 岡崎地域の他施設との連携
岡崎地域の特性を生かし、他施設との相互割引制度(※)の構築や、令和5年9月1日(金)から、開館時間を午前10時~午後6時に変更し、施設開館時間を統一するなど、これまで以上に連携を深め、岡崎地域全体の活性化を図ります。
※京都市京セラ美術館や京都市動物園等の入場券持参の方には団体料金(100円引)を適用。


3 「京都伝統産業ミュージアムウェルカムフェア」の実施について
令和5年9月1日(金)からの1箇月間、より多くの方に京都伝統産業ミュージアムを知っていただき、訪れていただくことを目的として、「京都伝統産業ミュージアムウェルカムフェア」を実施いたします。

<主な内容>
⑴ 来館者還元の実施(9月1日~30日実施)
京都の伝統産業品を日々の生活に取り入れていただくことを目的として、有料での来館者には、併設の「京都伝統産業ミュージアムショップ」において御利用いただける500円割引券を配付します。(同ショップで1,000円以上お買い上げの方に御利用いただけます。)
なお、フェア終了後も、有料の来館者には200円割引券(同ショップで1,000円以上お買い上げの方に御利用いただけます。)を通年で配付するとともに、期間限定で、特別割引券の配付も行います。

⑵ 工芸品の景品プレゼント(9月1日~3日実施)
来館者に工芸品の景品(オリジナルの和綴じメモ)を各日先着50名様にプレゼントします。


⑶ 京都の「食」を楽しむ企画
「日本酒乾杯条例」制定10周年を盛り上げるため、京都市産業技術研究所との連携により、希望者に「京都酵母」を使用して作られた京都の清酒を試飲していただける“ふるまい酒”ブースの設置(9月1日~3日実施)や、キッチンカーで食ブースを設置(9月2日・3日実施)しますので、工芸とともに京都の「食」をお楽しみください。


(参考)京都伝統産業ミュージアムについて
所 在 地:京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館(みやこめっせ)地下1階
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
     ※令和5年8月31日(木)までは午前9時~午後5時
休 館 日:不定休(月2回程度)、年末年始



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