お盆の外出時も、熱中症対策を!給水スポットやTOKYOクールシェアなど取組を拡大中 

2023年8月10日 木曜日 10:17 AM

都民のみなさまの熱中症予防の取り組み事例も公開

今年の夏は、記録的な猛暑となっており、引き続き熱中症に十分な警戒が必要です。東京都では、外出が増えるお盆に向けて熱中症対策を強化しました。


 熱中症対策の一環として、公園や図書館などの公共施設を利用することで涼をシェアする「クールシェア」ができる施設を120か所に増設しました。
 また、冷たい東京水が飲める給水スポット「Tokyowater Drinking Station」を東京都のサイトでご紹介しています。「Tokyowater Drinking Station」は都内公共施設等を中心に約900か所あり、高品質な東京の水道水を実感していただくとともに、マイボトルの利用による環境配慮行動の促進も目的としています。
 さらに、都民が気軽に取り組める熱中症対策を「熱中症予防くらしの知恵」として募集したところ、たくさんの知恵やアイデアが寄せられました。回答いただいた取組は「東京都熱中症ポータルサイト」で紹介しています。加えて「東京都熱中症ポータルサイト」では、暑さ指数や熱中症警戒アラートの発表状況、熱中症による救急搬送者数や死亡者数等の情報のほか、熱中症予防に関する各種啓発資料や予防の取組についても紹介しています。

▶東京都熱中症ポータルサイトはこちら
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/heat_island/heatstroke.html


TOKYOクールシェアを120か所に増設


 環境局では、熱中症対策の一環として、公園や図書館などの公共施設を利用したりすることで涼をシェアする「クールシェア」を呼びかけています。このたび、これまでの都有施設84か所に、新たに36か所を加え(合計120か所)、TOKYOクールシェアの取組を拡大します。
 「東京都熱中症対策ポータルサイト」などのホームページ(HP)やSNS 等を通じて、各施設の取組を発信しております。
クールシェアができる都内施設例

東京都立中央図書館(港区南麻布5-7-13)
・本でたどるエジプト 8月4日(金)~10月4日(水) 
※7/21(金)、8/3(木)・18(金)、9/7(木)・15(金)は休館日


東京都水の科学館(江東区有明3-1-8)
・館内各所にてクールシェア可能
・水と水道への興味を深める体験型ミュージアム
・夏休みイベント開催中(詳細は水の科学館HP参照)


東京都虹の下水道館(江東区有明2-3-5)
・レインボー”自由研究タウン” 
 7月19日(水)~8月31日(木)



東京芸術劇場(豊島区西池袋1-8-1)
・「エブリ・ブリリアント・シング」
 8月11日(金・祝)~8月27日(日) など
※8/21(月)・22(火)は休館日


▶クールシェアスポットについてはこちらから
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/tokyo_coolhome_coolbiz/coolshare/index.html

都内約900か所の給水スポット「Tokyowater Drinking Station」
(東京ウォーター・ドリンキング・ステーション)をご利用ください



 都では、高品質な東京の水道水を実感していただくとともに、マイボトルの利用による環境配慮行動を促進するため、都内公共施設等、約900か所にある給水スポットの場所をマップで紹介しています。

▶給水スポット:「Tokyowater Drinking Station」のマップはこちらから。
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/drinking_station/



みんなの取り組み事例、「熱中症予防 くらしの知恵」を公開


 東京都では、ご家庭や地域の活動の中で、熱中症リスクが高いお年寄りやお子さまなどが、気軽に取り組むことができる、「熱中症予防行動」の実践事例を大募集しています。
 皆さまから寄せられた熱中症対策の知恵やアイデアがつまった実践事例は順次サイトで公開していますので、ぜひ熱中症対策にお役立てください。
▶回答はこちら https://logoform.jp/form/tmgform/341511



■これまでに投稿された実践事例の紹介
・500ミリリットルのペットボトルに9割程度の水をいれたものを冷凍庫で凍らせ、就寝時に脇に抱えたりして寝る。夜中に目が覚めたときなどに、溶けた水を飲むことができ、脱水症の防止なる。(70代)
・犬の散歩を兼ねたウォーキングは朝の5時に前倒ししました。(70代以上)
・水で濡らした冷え冷えタオルをターバンにし、家の中でも使用しています。汗も軽減されて快適です。料理をするときなど特に快適です。(60代)
・料理をする時に火を使う時間を少なくするようにしています。例えばそうめんは、沸騰したらすぐに火を止め蓋をして商品記載の茹で時間、余熱だけで茹で上げます。(40代)
・就寝前に押し入れ等を開け放し、冷やして部屋全体の温度を下げる(40代)
・暑い日も、シャワーで済まさず、お風呂に浸かり、体を温めます。お風呂に浸かることで、体はリラックス状態になりますし、入浴によって体温が上がると、その後、汗をかいたときに自然に体温が低下し、眠りやすくなります。(30代)
・外出時の子どもの様子には、いつも注意するようにしています。子供は頭の位置が低いので、アスファルトの照り返しなどが大人よりも高い温度にさらされやすいので、十分気を付けたいです。(20代)
・部活中に熱中症にならないように、タイマーをかけて決まった時間に水分補給をしています。(20代未満)

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