『ポケットモンスター』サトシ役の松本梨花さん(声優/歌手)登壇! 第27回公開シンポジウム「ヤマトタケル~日本武尊からYAMATOTAKERUへ~」開催

2023年12月22日 金曜日 12:18 PM

日本古代の伝説的英雄「ヤマトタケル」。その人物像を歴史講演とともに、エンターテイメントの世界からも掘り下げるスペシャル企画!

 四天王寺大学と羽曳野市は、2024年2月24日(土)に第27回目となる公開シンポジウムを開催します。第一部には四天王寺大学学長 須原祥二氏の講演を、第二部には羽曳野市で製作される映画「ヤマトタケル~白鳥伝説~」の岡田有甲監督やプロデューサー、そして主演のヤマトタケルを演じる松本梨花さんに登壇いただき、作品にかける思いや今後の発展について語っていただきます。


第27回公開シンポジウムについて


 ヤマトタケルは日本書紀、古事記に出てくる古代日本の皇族で、第12代景行(けいこう)天皇の皇子で、第14代仲哀(ちゅうあい)天皇の父にあたり、東国征討を行った日本古代史上の伝説的英雄とされています。
 羽曳野市在住で映画監督の岡田有甲さんが、羽曳野市に伝わるヤマトタケルの「白鳥伝説」をベースに「愛と知恵と勇気」で困難に立ち向かう冒険活劇映画を製作しています。
 今回の公開シンポジウムでは、このヤマトタケルをテーマに、第一部は四天王寺大学の学長である須原祥二教授に主人公のモデルとなるヤマトタケルの人物像とその背後にあるものについて解説していただきます。
 第二部は、岡田有甲監督と、ヤマトタケルの声優で、アニメ「ポケットモンスター」のサトシ役でおなじみの松本梨香さんらを招き、映画「ヤマトタケル」について、お話ししていただきます。

【開催概要】
 イベント名:第27回公開シンポジウム「ヤマトタケル~日本武尊からYAMATOTAKERUへ~」
 開催日時:2024年2月24日(土)13:00~15:30
 会場:四天王寺大学 大講堂 (〒583-8501 大阪府羽曳野市学園前3丁目2-1)
 交通アクセス:近鉄南大阪線「藤井寺」駅と「古市」駅より「四天王寺大学行」近鉄バスで15分

 参加費:無料  定員:500名(事前申込必要・先着順)
 申込方法:四天王寺大学WEBページ上の公開シンポジウム内の応募フォームから
      https://www.shitennoji.ac.jp/ibu/exten/08symposium/
                        二次元バーコードはこちら ⇒ 
 主催:四天王寺大学・四天王寺大学短期大学部・羽曳野市・羽曳野市教育委員会
 問い合わせ先:四天王寺大学 地域連携推進センター TEL 072-956-3345

 
【第一部】講演「ヤマトタケルの人物像とその背後にあるもの」
《講師》 須原祥二(四天王寺大学 学長 人文社会学部 社会学科 教授)
《内容》
 さまざまな文献にみえるヤマトタケルの人物像は、単に地方を征服した武人にとどまらず、多彩な性格をもっています。それらを生み出したのは『古事記』『日本書紀』を編纂した奈良時代頃の貴族・官人層ですが、彼がヤマトタケルという存在にどのような想いを託したのか、掘り下げてみたいと思います。

【第二部】対談「羽曳野から世界へ!『映画ヤマトタケル~白鳥伝説~』への思い」
《登壇》 岡田 有甲(映画監督)/松本 梨香(声優/歌手)/田中 健詞(プロデューサー)
《内容》
 羽曳野市にかつて存在した映画会社・極東シネマ古市白鳥園撮影所の魂「子どもが喜ぶ映画を作る」を現代に受け継ぎ、この地に伝わる神話「白鳥伝説」をベースにヤマトタケルを主人公にした懐かしくも新しい冒険活劇を現在製作しています。この作品にかける思いや、今後の発展などについて、製作者である監督やプロデューサー、そして主演のヤマトタケルを演じる松本梨香さんに語っていただきます。

【スケジュール】
13:00 開会挨拶 山入端 創(羽曳野市長)
13:05 第一部 講演「ヤマトタケルの人物像とその背景にあるもの」
13:55 第二部 対談「羽曳野から世界へ!映画『ヤマトタケル~白鳥伝説~』への思い」
14:55 質疑応答 
15:25 閉会挨拶 和田良彦(四天王寺大学副学長 地域連携推進センター長)

【講演チラシ】
https://prtimes.jp/a/?f=d114029-6-b65ae1cf64c4f8a70598b4e638c693ce.pdf


【岡田有甲/映画監督】
1954年生まれ大阪府出身。1975年横浜映画放送専門学院(現日本映画大学)に一期生として入学。「新・人間失格」(1977)に助監督として参加し、松竹株式会社大船撮影所の契約助監督になる。1998年に有限会社レフレックスを設立。映画、Vシネマ、ドキュメンタリー、テレビ番組と多くの映像作品に携わる。地元、羽曳野市に戻ってからはチャンバラ映画の活弁ライブの開催や、ドキュメンタリー映画も製作。羽曳野に伝わる日本武尊(ヤマトタケル)の白鳥伝説を題材とした脚本に取り組む。主な作品「TRAVERSE トラバース」(2019)、「ミニバンライダー 車いすで駆けてきた人生」(2016)など。



【松本梨花/声優・歌手】(ヤマトタケル役)
大衆演劇の座長である父を持ち、幼少より芝居の世界に深く携わり舞台女優として大衆演劇、ミュージカルなど数々の舞台に立つ。持ち前の明るさと軽快なトークでラジオのパーソナリティーやバラエティー情報番組のコメンテーターなども務める。TVアニメ『ポケットモンスター』の主題歌「めざせポケモンマスター」はWミリオンを記録。女性初で仮面ライダーの主題歌「Alive A life」を歌うなどその歌声は世代を問わず多くの人の心を掴み、自身で立ち上げたまんまるプロジェクトでは子供たちの笑顔を繋げるべく精力的に活動を行っている。海外での活動も多く、ワンマンライブの実施やJapan Expoへの出演など、その歌声は世界中の人々から愛されている。





映画『ヤマトタケル~白鳥伝説~』について




【企画意図】
大阪府南河内郡古市白鳥園(現・羽曳野市翠鳥園)に昭和11年3月~16年2月の5年間、極東キネマ古市白鳥園撮影所がありました。1万坪の敷地にステージ、オープンセット、専属俳優65人、女優23人、監督はじめとするスタッフ85名が、極東シネマの魂「子供が喜ぶ映画を作る!」を大テーマに、年間60本を超える勧善懲悪チャンバラ映画を世に送り出していたのです。そんな極東キネマ撮影所という夢工場があったことはわずか80年の間に忘れ去られてしまいました。そんな置き去りにされてしまった映画文化と極東キネマ魂を受け継いだ映画の復興をめざします。

【ストーリー】 ※本作は、実写+人形劇で「子供が喜ぶ映画」を目指します。
現代に生きる小学四年生のユウヤ、ユリ、ジロウは、羽曳野の空を舞う白鳥に導かれ、日本武尊白鳥陵に集結する。そこで見つけたキラキラ光る三本の黄金の羽を拾い上げてかざした瞬間、眩い閃光が三人を包み込み、心を持った人形たちが住む、古代の大和の国へ誘われます。(登場する人形たちは、75年の歴史を誇る在版人形劇団クラルテが演じます)三人がそこで出会ったヤマトタケルと共に、「愛と知恵と勇気」で困難を克服し、成長していくという冒険活劇です。

【キャスト・声優】

・松本梨花(ヤマトタケル)
・仁村紗和(スズ・オトタチバナ)
・あめくみちこ(トジ)
・下條アトム(虎彦)
・酒井俊也(クマソ)
・ケンドーコバヤシ(ヤマタノオロチ)

【キャスト・実写】
・木村亜有夢(子役・ユウヤ)
・村上蘭(子役・ユリ)
・中西晴哉(子役・ジロウ)

映画製作サポーター募集


 映画『ヤマトタケル~白鳥伝説~』は一緒に映画作りにご参加いただき、幅広くサポートしていただく協賛社・個人サポーターを募集しています。 応援してくださった方には金額に応じて映画ヤマトタケルチケットやグッズ、声の出演など、その他魅力的な特典をご用意しています。私達と一緒に映画『ヤマトタケル~白鳥伝説~』を盛り上げていただけませんか?

◆冠特別協賛(1,000万円)
◆協賛(一口100万円より)
◆サポーター
詳しくは公式WEBサイトへ
https://www.yamatotakeru-movie.com/


白鳥伝説


日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は、武勇でその名を知られています。大和朝廷全国統一のために天皇の命令を受け、西方と東方に遠征し勝利を収めました。その帰途、能褒野(三重県亀山市)で没しました。日本武尊は白鳥に姿を変え、大和に向かって飛び立ち、琴弾原(奈良県御所市)に降り立ったあと、再び飛び立ち、そして、河内の旧市邑(大阪府羽曳野市)に舞い降り、ついに、天へ向かって飛び去りました 。  -日本書紀より-

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