【好評開催中】東京都写真美術館「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」が、4月14日(日)放送予定のNHK Eテレ「日曜美術館 アートシーン」で紹介されます。

2024年4月11日 木曜日 4:47 PM

展覧会関連イベントを4月13日(土)、4月27日(土)に開催いたします。

【好評開催中】東京都写真美術館「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」が、4月14日(日)放送予定のNHK Eテレ「日曜美術館 アートシーン」で紹介されます。

東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)の地下1階展示室で好評開催中の「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」が、4月14日(日)放送予定のNHK Eテレ「日曜美術館 アートシーン」で紹介されます。この機会に是非、展覧会と合わせて番組もご覧ください。〈放送情報〉「日曜美術館 アートシーン」
NHK Eテレ1・東京
放送予定日 2024年4月14日(日)午前9:45~午前10:00
再放送予定 2024年4月21日(日)午後8:45~午後9:00


秋田おばこ、大曲、秋田、1953年 (C) Naoko Kimura
「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」を東京都写真美術館で2024年5月12日まで開催しております。本展は日本の写真史に大きな足跡を残した写真家・木村伊兵衛(1901-1974)の没後50年展として、その仕事を回顧するものです。1920年代に実用化が始まったばかりの小型カメラに写真表現の可能性をいち早く見出し、それを駆使した文芸諸家のポートレート、あるいは東京下町の日常の場面を素早く切り取るスナップショットで名声を確立しました。1933年に開催された「ライカによる文芸家肖像写真展」では、従来の型にはまった肖像写真ではなく、被写体の一瞬の表情の変化を捉える独自のスタイルを確立し、また1936年には初めて沖縄を訪れて生活感にあふれた日常を記録するなど、“ライカの名手”としての名を早くに馳せました。
木村伊兵衛はまた、広告宣伝写真や歌舞伎などの舞台写真、カラーフィルムによる滞欧作品、秋田の農村をテーマにするシリーズなど、実にさまざまな被写体を捉えた数多くの傑作を残しました。その卓越したカメラ・ワーク、そして写真機材や感光材料への深い理解などは、旺盛な好奇心と豊かな体験に裏付けられています。印刷メディアを媒体として人間の営みのイメージを伝えるという写真の社会的な機能を自覚して、自らを「報道写真家」と位置づけました。その独特な眼差しにこだわった写真表現は、きわめてユニークなもので、見るものの記憶の中にいつまでも生き続けます。
没後50年に合わせ、本展では最近発見されたニコンサロンでの木村伊兵衛生前最後の個展「中国の旅」(1972-1973)の展示プリントを特別公開します。

本郷森川町、東京、1953年 (C) Naoko Kimura

ミラボー橋、パリ、フランス、1955年 (C) Naoko Kimura
会期中には展覧会関連イベントを実施いたします。イベントは2024年4月13日(土)と4月27日(土)に開催を予定しております。
各イベントの詳細は下記をご覧くださいませ。
皆様のご参加をお待ちしております。【展覧会情報】
「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」
期間:2024年3月16日(土)~5月12日(日)
会場:東京都写真美術館 地下1階展示室 恵比寿ガーデンプレイス内
開館時間:10時−18時(木・金曜日は20時まで) ※入館は閉館時間の30分前まで
休館日:毎週月曜日(ただし、4月29日(月)、5月6日(月)は開館。5月7日(⽕)は休館)
料金:一般 1,200円 / 学生・65歳以上 1,000円 / 中高生 800円
主催:クレヴィス
共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
協賛:株式会社ニコン/株式会社ニコンイメージングジャパン
後援:公益社団法人日本写真家協会【関連イベント情報】
・ゲストによる関連トーク(出演:高木こずえ×新田樹×吉野弘章)
開催日程:2024年4月13日(土)
時間:14:00~15:30 [開場13:30]
出演者:
高木こずえ(写真家/木村伊兵衛写真賞2009年度受賞)
新田樹(写真家/木村伊兵衛写真賞2022年度受賞)
吉野弘章(東京工芸大学 学長)
会場:東京都写真美術館 1階ホール
定員:180名(整理番号順入場、自由席)
参加費:無料
※ただし当日有効の「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」展の半券の提示必須。
※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。・ゲストによる関連トーク(出演:ハービー・山口×小山薫堂)
開催日程:2024年4月27日(土)
時間:14:00~15:30 [開場13:30]
出演者:
ハービー・山口(写真家)
小山薫堂(放送作家、脚本家)
会場:東京都写真美術館 1階ホール
定員:180名(整理番号順入場、自由席)
参加費:無料
※ただし当日有効の「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」展の半券の提示必須。
※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。イベント内容は変更または中止になる場合がございます。
最新情報は東京都写真美術館ホームページまたは弊社(クレヴィス)ホームページ等でご確認ください。
東京都写真美術館ホームページ https://topmuseum.jp/
クレヴィス ホームページ https://crevis.co.jp/



好評につき、発売即重版!
写真集『新版 木村伊兵衛 写真に生きる』
本書は文芸諸家のポートレート、東京下町の日常の場面を素早く切り取ったスナップショット、晩年の傑作「秋田の農村」をテーマとしたシリーズなどで構成したものに、あらたにパリで撮影したカラー作品群を加え、木村伊兵衛の活動の全容を網羅した。多くの代表作を通じて、写真家・木村伊兵衛を回顧する内容です。
B5変型/上製本/256頁  ISBN:978-4-911003-20-6
定価:3,300円(本体3,000円)
クレヴィス刊

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