【愛媛・今治】自閉症の10歳少年が描きつづけた「エアコン」 全国放映をきっかけに、パナソニック社との交流も実現 3月4日(水)から地元・今治の伊予銀行ギャラリーで個展開催

2026年3月3日 火曜日 2:46 PM

【愛媛・今治】自閉症の10歳少年が描きつづけた「エアコン」 全国放映をきっかけに、パナソニック社との交流も実現 3月4日(水)から地元・今治の伊予銀行ギャラリーで個展開催


 社会福祉法人 来島会(今治市北宝来町、理事長:越智清仁)は、2026年3月4日(水)から3月30日(月)まで、株式会社伊予銀行 今治支店内の「ギャラリー呑吐樋(どんどび)」にて同法人が運営する放課後等デイサービス「なかよし学童くらぶ」を利用する小学4年生・越智葵(おち あおい)さんによる展示会『葵電機展からの軌跡~「すき!」からはじまったぼくだけの物語』を開催いたします。

 葵さんは2歳からエアコンに魅せられ、これまでに5,000点以上のスケッチを描き続けてきました。2025年夏に今治市内で開催した初の個展「葵電機展」は、さまざまなニュース番組・記事にて掲載をいただき、NHK「おはよう日本」での全国放映にも至りました。さらにその情熱に動かされたパナソニック株式会社の社員の方が、12月には今治を訪れ、出前授業を行うなど、反響が広がりました。なお、パナソニック社のエアコン製造工場へ招待いただき、4月には葵さんと支援スタッフが群馬県の工場を見学することも決定しています。

 今回は、市民の皆さまが日常的に利用する地元の銀行でのギャラリー展を通じて、葵さんの作品とこれまでの歩みを広く紹介します。ぜひご来場ください。
【開催概要】
タイトル: 葵電機展からの軌跡~「すき!」からはじまったぼくだけの物語
展示期間: 2026年3月4日(水)~3月30日(月)
場所: 伊予銀行今治支店 1階 ギャラリー呑吐樋(どんどび)(住所:今治市常盤町4丁目2-1)
展示内容:
●エアコンをモチーフにした作品およそ10点のほか、これまで描いたノート類
●昨年8月に実施した初展覧会の様子や、パナソニック株式会社様による交流授業の様子などのパネル展示
【これまでの歩みと反響】2025年8月: 初の個展「葵電機展」を開催。
報道機関各社にて取材・掲載いただきました。
2025年10月: NHK「おはよう日本」で全国放送。
2025年12月:放映をご覧になったパナソニック株式会社 空質空調社の社員から問合せがあり、今治での出前授業が実現。





【越智 葵(おち あおい)さんプロフィール】
自閉症スペクトラム・知的障害を抱える小学4年生。
過去には「SDGs 障がい者貝絵アート 展示会・コンテスト2023 」において最優秀賞受賞歴を持ちます。
2歳で自宅の天井に取り付けられたエアコンをじっと見上げ、心を奪われて以来、その探究心は尽きることがありません。
スケッチブックへのスケッチから始まり、図鑑やインターネットで構造を調べ、ついには段ボールでエアコンを再現するなど、その表現方法は多岐にわたります。
彼にとってエアコンを描くことは最高の「遊び」であり「学び」であり、周囲とのコミュニケーションの窓口となっています。前回の個展を機に、自分の想いを言葉にして伝える場面が増えるなど、「好き」という純粋な気持ちが彼の世界を豊かに広げています。





【伊予銀行 今治支店様 メッセージ】
人が持つ特性、固定観念にとらわれない自由な表現――越智葵さんのあふれる表現力によって描き出される“エアコン”の世界は、まさに「生の芸術」(アール・ブリュット/教育に依存せず内側から湧き上がる表現)そのものです。葵さんの表現する世界からは、身の回りのあらゆるものへ関心が広がる可能性が感じられ、私たちが環境の中で共に生き、生かされている“生”の存在を意識させられます。
使い古されたエアコン、日々稼働し続けるエアコン、そこに関わる人々――作品群は、それらすべてに視線を向けさせます。時に人を温め、時に冷ますエアコンが、まるで語りかけてくるような感覚を呼び起こしてくれました。
私たちも「潤いと活力ある地域の明日を創る」金融機関として、地域のみなさまに快適さを届ける“エアコン”でありたい、そんなふうに想います。
この度は、素晴らしい作品を展示いただく貴重な機会を賜り、心より感謝申し上げます。
【社会福祉法人来島会 理事長 越智 清仁 メッセージ】
来島会では、一人ひとりの「好き」という気持ちを才能の芽として尊重しています。昨夏の個展から始まったこの物語が、次々と反響を呼び、たくさんの人に訴えかけ、葵さん自身の世界を広げていく様子は、まさに私たちが目指す”共に生きる”社会の姿です。葵さんの作品を通じて、来場者の皆様にも『好き』が持つエネルギーを感じていただければ幸いです。
放課後等デイサービス「なかよし学童くらぶ」について日々のアート活動をはじめ、思いきり表現したり体を動かしたりできる多彩なプログラムを実施。
コミュニケーション練習、地域のお店や公園への外出など、社会とつながる体験も取り入れています。
家庭だけでは得られない「特別な経験」を積み重ねながら、地域との関わりの中で自信や社会性を育み、子どもたち一人ひとりの成長につなげています。





主な取り組み
●個別支援 : 子どもの特性や発達段階に応じたサポートを行い、小さな成功体験を積み重ねて自信につなげます。
●コミュニケーション支援 :絵カードなどの視覚支援やソーシャルスキルトレーニングを通して、自分の気持ちを伝える力を育てます。
●集団活動 : 運動・アート・ソーシャルサーカスなど日替わりの活動で、社会性や協調性を養います。
●「すき!」を伸ばす支援 : 子どもの興味に寄り添い、「できた」「はじめて」の経験を一緒に積み重ねます。
■社会福祉法人来島会とは
社会福祉法人来島会は、1994年(平成6年)に知的障害者入所更生施設「今治福祉園」の開設とともに設立されました。以来、障害のある方の多様なニーズに応えるトータルサポートグループとして成長し、現在では、障害者福祉事業をはじめ、児童福祉事業や高齢者福祉事業、公益事業(委託事業)など幅広い分野で21施設・55事業を運営。地域に根ざした福祉サービスを展開しています。

ビジョンに掲げるのは「すべての人が『障害』を感じることなく、自分の意思で質高く暮らすことのできる地域社会の実現」。
2023年4月には、FC今治の本拠地・アシックス里山スタジアム敷地内に、全国初となるスタジアム併設型の複合福祉施設「コミュニティービレッジきとなる」を開設し、地域社会における“新しい福祉のかたち”を提案しています。

さらに2026年より、美術、音楽、ダンス、演劇など多様な表現を通じて、人と人との“違い”を価値として受けとめ、地域に新たなつながりと対話を生み出す市民参加型アートプロジェクト「イマバリ・パラビエンナーレ」を展開予定。多様な市民が互いに交わりながら、“共に生きる社会”を体感できる場づくりを目指してまいります。

団体名 :社会福祉法人 来島会
代表者 :理事長 越智清仁
住所  :〒794-0028 愛媛県今治市北宝来町二丁目2番地12
創立  :1993年6月
事業  :障がい者福祉事業、児童福祉事業、高齢者福祉事業、公益事業(委託事業)他

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