一般社団法人海と日本プロジェクトin滋賀県は、広大で多様な生態系を持つびわ湖が、水質や漁業、温暖化など海と同じく様々な問題を抱えているという「びわ湖の問題」を学び、自ら考えることで小学生が世界の海洋問題へと視野を広げるきっかけを作ることを目的に、新たに制作した学習用小冊子『良くなってる?悪くなってる?びわ湖の今を知ろう!』を用いて、MLGsについてやびわ湖の今の環境について学ぶ「びわ湖環境学習の特別授業」を2026年2月24日に実施しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要
・開催概要:前半はマザーレイクゴールズ学術フォーラムの『シン・びわ湖なう2025』をベースに、小学生向けに再構成した独自教材を活用し琵琶湖の現在について学習。後半は「生物多様性・海洋ごみ問題・温暖化問題」に分かれて興味を持った内容を選択し、体験を通して学習を行う。・日程:2026年2月24日(火)
・開催場所:東近江市立五個荘小学校
・参加人数:小学6年生116人
・協力団体:しがローカルSDGs研究会
オリジナル小冊子で琵琶湖の学習
まず初めにオリジナル小冊子を使って琵琶湖の環境について学習しました。このオリジナル小冊子は マザーレイクゴールズ学術フォーラムの『シン・びわ湖なう2025』をベースに、小学生向けに再構成した独自教材で、水質、漁業、生物多様性、海洋ごみ、温暖化といった項目ごとにデータを解説しており、現在びわ湖が抱えるリアルな課題に対し、児童自らが「なぜ?」と問いを立て、解決策を考えるきっかけとなる教材です。今の琵琶湖の現状や昔の琵琶湖の現状をグラフで確認した子どもたちは、より良い環境にするためにどうすれば良いのか、二酸化炭素を減らす方法について質問したりして、自分のできる事を考えていました。またMLGsの意味についても教えていただき、「小さなことでも、一人一人ができることを行うことの大切さ、その積み重ねが良い琵琶湖を作っていくことに繋がる」ということを「琵琶湖との約束」という言葉で教えていただき、守っていくためにできることを考えていました。
生物多様性『びわ湖の生態系を守るヨシの役割』
後半は1.生物多様性『びわ湖の生態系を守るヨシの役割』2.海洋ごみ問題『びわ湖のマイクロプラスチック調査』3.温暖化問題『生きているびわ湖』のグループに分かれて学習しました。生物多様性のクラスではびわ湖の生態系を守る役割もある「ヨシ」について学習を行いました。ヨシは琵琶湖で生活する生き物のすみかとなっていたり、水を綺麗にするなどといった様々な役割がありますが、そのヨシの数は昔と比較すると減ってきているという現状を学び、滋賀県で行われているヨシを守る活動についても教えていただきました。屋根やノートだけでなく食べ物や楽器としても活用されていることを知り、実際にヨシでできた笛での演奏を聞いた子どもたちは、綺麗な音色にとてもびっくりしていました。

海洋ごみ問題『びわ湖のマイクロプラスチック調査』
海洋ごみ問題のクラスでは、マイクロプラスチックの調査を行いました。琵琶湖岸の砂の中からマイクロプラスチックを探し、その量を調査しました。思っていたより多くのマイクロプラスチックごみが見つかり、街から出たプラスチックごみは消えることなく長い期間に渡り、琵琶湖や海に残り続けているという現状を実感することができた子どもたちでした。プラスチックごみ問題は琵琶湖だけの問題ではなく海の問題でもあります。琵琶湖や海で生活する生き物やその水を利用して生活している私たちのために、少しでもプラスチックの少ない物を使うなどをして環境を良くしていくことが大切だと学び、子どもたちは自分達の日頃の行動を見直し、自分にできることはないかと考えていました。
温暖化問題『生きているびわ湖』
温暖化問題のクラスでは、琵琶湖の水温と生き物の関係について学びました。魚などの生き物は水温によって生息できる場所が異なること、地球温暖化により水温が上昇している現在、昔は生息できた生き物が生息できなくなり絶滅危惧となっていること、外来種による影響で琵琶湖の生態系の食物連鎖が崩れ、魚の数が減ってしまっていることなど、現在琵琶湖で起こっている問題を教えていただきました。この現状を知り、子どもたちは地球温暖化は琵琶湖だけの問題ではないので、ごみを分別したり、電気や水を節約したりするなどをして地球に優しい行動を心がけたいと話していました。また琵琶湖で発生する現象「全層循環」の仕組みについても教えていただき、琵琶湖の不思議を痛感するとともに、琵琶湖にとって大切な現象であることを学んでいました。

参加した子どもの感想
・今までは自分の生活と琵琶湖の繋がりを考えたことはあまりなかったのですが、今回の授業で自分の生活が環境を変えることに繋がると分かったので、少しずつ取り組んでいきたいと思いました。・琵琶湖は滋賀県の象徴で誇りであると思うので、その琵琶湖を守っていけるように環境に優しい行動を心がけたいと思いました。
・琵琶湖に生息する沢山の生き物を大切にしていきたいです。
・琵琶湖や海の環境のためにも、プラスチックごみを減らせるように行動していきたいと思いました。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトin滋賀県
URL :https://shiga.uminohi.jp
活動内容:琵琶湖や海について学び、関心を持ってもらうことを目的に、ニュースサイトやSNS、番組放送などでの発信、自治体や企業と連携した企画の推進、環境学習イベントなどを実施しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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