文京区立森鴎外記念館 特別展「近代文学でよむ文の京の坂と名所」開催のお知らせ

2026年3月6日 金曜日 1:16 PM

森鴎外、樋口一葉、永井荷風、江戸川乱歩ら文京区ゆかりの文学者が書いた作品から、明治・大正・昭和初期の文京区内の坂や名所を紹介します。

文京区立森鴎外記念館 特別展「近代文学でよむ文の京の坂と名所」開催のお知らせ


文京区立森鴎外記念館では2026年4月11日(土)から6月28日(日)まで、特別展「近代文学でよむ文の京の坂と名所」を開催いたします。

文の京(ふみのみやこ/文京区)には、根津神社や小石川植物園、団子坂など明治以前から現在に至るまで親しまれている名所や坂がたくさんあります。また、明治初期に本郷に移転した東京大学の周辺には、のちに作家となる若者たちが多く暮らしていました。
明治から昭和初期の近代文学の中には、文の京を人々が行きかい、名所が登場する作品があります。鴎外『青年』では主人公が根津神社を通り過ぎ、夏目漱石『三四郎』は東京大学構内、石川啄木『天鵞絨(ビロウド)』は混雑した本郷三丁目、徳田秋声『みち芝』は牛天神(北野神社)、中野重治『むらぎも』は富坂、泉鏡花『外科室』は小石川植物園が書かれました。志賀直哉は『クマ』で飼い犬を追って護国寺へと走ります。樋口一葉は、日記に名所への外出を書き残しました。
他方、鴎外の住んだ観潮楼は、秋に菊人形でにぎわった千駄木、団子坂上に建っていました(現・当館所在地)。周辺には高村光太郎、宮本百合子、室生犀星、江戸川乱歩なども住み、千駄木は彼らの生活圏であり、作品にも書かれました。
本展では、明治から昭和初期の近代文学に書かれた文の京の坂と名所を紹介します。100年ほど前の風景や人々の営みを近代文学でよみ、当時の面影を見つけたり思いを馳せたりと、街の魅力を再発見できる展覧会です。

■開催概要
展覧会名:特別展「近代文学でよむ文の京の坂と名所」
会  期:2026年4月11日(土)~6月28日(日) 計73日間
休 館 日 :4月27日(月)・28日(火)、5月25日(月)・26日(火)、6月22日(月)・23日(火)
開館時間:10時~18時(最終入館は17時30分)
会  場:文京区立森鴎外記念館
観 覧 料 :一般600円 ※中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
主  催:文京区立森鴎外記念館
出品協力:永井壮一郎、台東区立一葉記念館、調布市武者小路実篤記念館、東京大学総合図書館、
     文京ふるさと歴史館、森鴎外記念会、立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター

■展示構成と主な展示資料

第一章 文の京の坂と名所のものがたり
鴎外『青年』では根津神社、一葉『にごりえ』ではこんにゃく閻魔(源覚寺)、荷風『断腸亭日乗』では牛天神(北野神社)など、文京区内の名所や坂を、近代文学作品の一節をとおして紹介します。

森鴎外『青年』籾山書店 大正2年

川瀬巴水《春雨(護国寺)》昭和7年 文京ふるさと歴史館蔵


樋口一葉『にごりえ』草稿 台東区立一葉記念館蔵

笠井鳳斎《本郷三丁目及同四丁目の図》(「新撰東京名所図会」49編 明治40年10月より)


永井荷風『断腸亭日乗』昭和19年9月21日 永井壮一郎蔵【期間限定展示】


第二章 鴎外の住んだ町・千駄木
鴎外、高村光太郎、宮本百合子、室生犀星、江戸川乱歩ら千駄木に居住した文学者の作品から、明治・大正・昭和初期の千駄木および団子坂の風景を紹介します。


江戸川乱歩『D坂の殺人事件』草稿 立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター蔵(平井家寄託)


山本松谷《団子坂之菊》(「新撰東京名所図会」50編 明治40年11月より)


■展覧会図録を発売

展示資料の図版や解説、論考、関連年譜を収録した展覧会図録を、開幕日4月11日(土)より館内ショップにて販売します。通信販売にも対応しています。
A4判・60頁(予定)   予価:税込880円   発行日:2026年4月11日(土)

■関連事業

○展示関連講演会
・講演会1.「〈D坂〉が生まれた場所―団子坂時代の江戸川乱歩」
デビュー前に団子坂で暮らした乱歩の生活と、この地を舞台にした小説「D坂の殺人事件」についてお話しします。
講師:杉本佳奈氏(立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター助教)
日時:2026年5月23日(土)14時~15時30分
料金:無料(参加票と本展覧会観覧券(半券可)が必要)

・講演会2.「文京から花開いた文学散歩―野田宇太郎と観潮楼を起点に」
近年の旅行熱や「文豪」ブームなどで再脚光を浴びている文学散歩。その起源や魅力を鴎外や文京ゆかりの作家たちとともに語ります。
講師:大木志門氏(東海大学教授)
日時:2026年6月6日(土)14時~15時30分
料金:無料(参加票と本展覧会観覧券(半券可)が必要)

※講演会はいずれも定員50名、事前申込制。申込方法等詳細は、当館HPなどでお知らせします。

○ギャラリートーク
日時:4月29日(水・祝)、5月20日(水)、6月17日(水)14時~(30分程度)
申込不要、要当日の展示観覧券

■同時開催「文豪とアルケミスト」タイアップ企画を開催!

特別展「近代文学でよむ文の京の坂と名所」会期中、文豪転生シミュレーションゲーム「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)とのタイアップ企画を行います。

1.描き起こしイラストと文豪等身大パネルの展示
地下展示室入口に描き起こしイラストのバナーと、森鴎外、高村光太郎、室生犀星、江戸川乱歩の等身大パネルを展示します。


描き起こしイラスト




2.観覧特典としてポストカードをプレゼント
特別展観覧者を対象に、描き起こしイラストを使用したオリジナルポストカード(全1種)を進呈します。

3.オリジナルグッズの販売
◇描き起こしイラストを使用したアクリルスタンド(全1種、税込1,300円)
◇オリジナルデザインの缶バッジ(全4種、税込各500円)

缶バッジ デザインサンプル


- 地下展示室入口は展示観覧者のみお入りいただけます(等身大パネルは移動する場合があります)。
- プレゼントはお一人1枚を進呈、同日内の再入場による再進呈はいたしません。
- プレゼント、グッズはなくなり次第終了となります。
- グッズの通信販売は会期終了後(2026年6月29日以降)残部がある場合のみ対応いたします。
- 転載・転用・転売は固くお断りします。
- 事情により企画内容を変更する場合があります。
- 最新情報は当館HP等をご確認ください。

森鴎外とは
1862(文久2)~1922(大正11)年。陸軍軍医、小説家、翻訳家、医学博士。本名・森林太郎。
現在の島根県鹿足郡津和野町に、津和野藩主・亀井家の典医を代々務めた森家の長男として生まれる。1872(明治5)年に10歳で上京。東京大学医学部を卒業後、陸軍軍医となる。1884(明治17)年、ドイツ留学。帰国後の1889(明治22)年に共訳詩集『於母影』を、翌年に小説『舞姫』を発表し文壇で名声を高めた。1907(明治40)年、陸軍軍医総監、陸軍省医務局長に就任。公務の傍ら、『青年』『雁』『山椒大夫』『高瀬舟』『渋江抽斎』などを執筆した。

文京区立森鴎外記念館とは
森鴎外が1892(明治25)年から没する1922(大正11)年までの30年間を過ごした、邸宅「観潮楼」跡地に建つ記念文学館。鴎外生誕150年目に当たる2012(平成24)年に開館した。敷地内には鴎外生前の風景を偲ばせる大イチョウ、庭石(通称「三人冗語の石」)、正門跡の敷石などが遺る。地下一階展示室で年間4回開催している企画展と、様々なイベントをとおして、鴎外の生涯や業績を顕彰している。

※このページでは、一部の日本語環境で表示できないため、「鴎」を新字で表記しています。

お問い合わせ
文京区立森鴎外記念館
〒113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4
TEL 03-3824-5511  FAX 03-3824-0123
https://moriogai-kinenkan.jp/

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