2026年「看護の日」イベント 「KANGO部!」スペシャルサポーター 見上愛さんが看護職を目指す中高生を応援!
公益社団法人日本看護協会(会長:秋山智弥、会員70万人)は、2026年の看護週間(5月10~16日)の初日である5月10日(日)に、若年層に向けて看護の魅力を伝えることを目的に、「看護の日」イベント 「KANGO部!」を開催しました。
本イベントでは、昨年に引き続きMCをハリー杉山さんが務め、スペシャルサポーターとして俳優の見上愛さん、「看護の日」キャラクターのかんごちゃんが登場し、看護にまつわるエピソードや看護職を目指す中高生への熱いエールを交えたトークセッションが行われました。また「忘れられない看護エピソード~いのち・暮らし・尊厳を まもり、支えるプロフェッショナル~」の受賞作品発表では、最優秀賞作品をもとに作成されたアニメーションも上映されました。
第2部では、かんごちゃんが昭和医科大学の保健医療学部看護学科を訪問したVTRを放映。VTRに出演いただいた看護学生と教員が登壇し、看護学生のリアルな学びや実習について語っていただきました。さまざまなコンテンツを通し、看護の魅力発信だけでなく、看護職を目指す中高生を応援するイベントとなりました。
イベントのアーカイブ映像、「忘れられない看護エピソード~いのち・暮らし・尊厳を まもり、支えるプロフェッショナル~」最優秀賞作品のアニメーションは日本看護協会ホームページ、「看護の日」YouTubeチャンネルでご覧いただけます。


【「忘れられない看護エピソード~いのち・暮らし・尊厳を まもり、支えるプロフェッショナル~」受賞作品】
■最優秀賞
「その言葉は、誰のため?」 岡部卓也さん
■優秀賞
「看護師としての財産」 齋藤芳理子さん
「靴を履かせる看護」 若杉英典さん
【イベントハイライト】
▼見上愛さん、連続テレビ小説「風、薫る」(NHK)役作りで感じた、看護の原点「観察」
スペシャルサポーターとして登壇した見上愛さんは、現在放送中の連続テレビ小説「風、薫る」(NHK)にて、明治時代の看護師・大関和(おおぜき・ちか)さんをモチーフにした主人公・一ノ瀬りんを演じていることに触れ「当時の女性は特に、生まれや育ちによって生き方が決められてしまう時代だったと思います。その中で、本作の主人公たちは、日本にはまだ根付いていなかった“看護”という仕事に向き合っていく物語であるため、第一人者としての覚悟や芯の強さを大切に演じたいと思っていました」また役作りにあたっては、看護師として働く友人から話を聞いたほか、ナイチンゲールの研究をおこなう先生の講義を受講したことも明かしました。
また、看護への理解を深めたエピソードについて聞かれると、劇中でも描かれる、フローレンス・ナイチンゲールの著書「Notes on Nursing」の翻訳シーンを振り返り「“observe(オブザーブ)”という言葉をどう訳すかで悩む場面がありました。当時は“observe”=“観察”という概念がまだ日本で広く浸透していなかったことを知り、看護とは“手”や“目”を使って“患者さんを看る”ことなのだと学びました。看護の基本は“観察”にあると改めて実感し、今もその意識を大切に演じています」と語りました。
さらに、実際の看護師から指導を受けた中で特に印象的だったこととして、“シーツの敷き方(ベッドメイキング)”を挙げ、「最初は、なぜそこまで重要なのか分からず戸惑いもありましたが、何度も練習を重ねました。それでも、看護師の皆さんのように、一人で素早くシワなく仕上げるのは本当に難しかったです」と苦労を語りました。これに対し、秋山会長は「シーツにシワがあると、寝返りが難しい患者さんの場合、床ずれ(褥瘡)の原因につながることもあります」と、その重要性を説明しました。見上さんは、看護という仕事への印象の変化についても、「看護には“これが正解”という一つの答えがあるわけではなく、一人ひとりに合った答えを探していく仕事なのだと感じました。台本を読むだけでは分からなかった患者さんの悩みや思いを、劇中の現場指導の先生方と相談しながら考え、悩みながら演じています」とコメント。患者ごとに異なる課題や向き合い方があることを、役を通じて深く実感したと話しました。
最後に、本イベントのテーマである“見つめる、その先のわたしへ”にちなみ、見上さんは「一歩踏み出すことは勇気が必要ですが、その先には想像を超える出来事や出会いがあります。失敗も決して無駄ではなく、自分の人生を豊かにしてくれるもの。まずは挑戦してみてほしい」と、看護の道を志す若者たちへ温かなメッセージを送りました。秋山会長も、「看護の魅力は人生に寄り添い、伴奏していくことにある。“人“をみる専門職として、自分自身も成長していける、やりがいと魅力にあふれた仕事です」と、その魅力を語りました。


▼「忘れられない看護エピソード」受賞作品発表・最優秀賞作品のアニメーション上映
―見上愛さん、受賞作を通して、“言葉が持つ力と看護の尊さ”を実感
今年の「忘れられない看護エピソード」 は、「いのち・暮らし・尊厳を まもり、支えるプロフェッショナル」をテーマに、看護職を対象にエピソードを募集しました。最優秀賞1作品、優秀賞2作品が選出され、ステージでは見上愛さんより、登壇した受賞者へトロフィーが授与されました。
会場では、優秀賞2作品の朗読VTRを公開したほか、最優秀賞を受賞した岡部卓也さんの作品「その言葉は、誰のため?」を基に制作されたオリジナルアニメーションが初公開されました。受賞した岡部さんは、作品に込めた想いについて「小児がんで白血病の患者さんをテーマに、私と彼の人生のごく一部を切り抜いた作品です。子供に対して何か伝えようとした時に、大人の感覚だと伝わるだろうと思っていた言葉が子供には難しかったり、思い描いていたように捉えてくれなかったりすることがあります。また“大丈夫?”と子供に声をかけながらも、どこかで、“大丈夫です”と返答を待っている部分も多々あり、自分自身への自戒も込めた作品にしました。さらに小児医療の現場では、小さな成功体験が子どもたちの大きな成長につながり、その後の治療にも良い影響を与えることを実感します。時には言葉が人を傷つけることもあるが、人を癒す“最大の薬”になることを伝えたい」と、作品に込めた思いを語りました。また、日頃から言葉だけでなく、態度や目線といったコミュニケーションも大切にしていることを明かしました。
作品を鑑賞した見上愛さんは、「“頑張れ”や“大丈夫”という言葉は力を持つ一方で、時にはプレッシャーになってしまうこともあると、実際に演じる中でも感じました」とコメント。その上で、「特に子どもの場合は、病院で過ごす時間や、看護師の方との関わりによって人生が形づくられていく部分が大きいと思います。看護師との成功体験や、かけられた言葉によって成長していく姿を通して、改めて看護職という仕事への尊敬の気持ちが深まりました」と語りました。


▼“見つめる、その先のわたしへ”トークセッション
―ハリー杉山さん「看護職は社会のヒーロー」
第2部の“見つめる、その先のわたしへ”トークセッションでは、MCのハリー杉山さんと、昭和医科大学、保健医療学部看護学科で学んでいる⽩旗花菜さん、土屋柚貴さん、そして同学科の教員である小泉麗先生が登壇。看護学生のリアルな学びの姿を追った2本のVTRが上映されました。
白旗さんは「看護職を目指した中高生の頃は看護実習や勉強が大変なのではないか、と迷った時期もあったが、自分が本気で勉強して、患者さんのために何かをしたいと思い、努力をすることによって、達成感ややりがいを感じるので、頑張ってください」とエールを送りました。続いて、土屋さんも「看護師は看護師になるまでも、なってからも大変な職業だと思いますが、病を抱えた患者さんに対して、身体的にも精神的にもアプローチできる看護師は、やはり素敵な職業だなと思います。そのため、これから看護の道に進もうとしている方は、ぜひそのまま突き進んでいってほしいと思います。そして、看護に正解はないので、自分自身の看護を極めていってほしいと思います」と伝えました。小泉先生は「AIが進んでも、看護は人の目でみて、手でふれて、気持ちに寄り添う仕事です。 患者さんの小さな変化に気づき、その人に合ったケアを考えられるのは、人と人が向き合うからこそできることです。 みなさんも、友達や家族、先生など、身近な人との関わりを大切にしてください。 そこで育つ“気づく力”や“思いやり”は、看護の大切な土台になると思います」と、教員の立場から温かな言葉を贈りました。
ハリーさんは、「看護職とは、正解が一つあるわけではないが、向き合って葛藤して、最終的には患者のエネルギーになって、今の現代社会をサポートする。社会のヒーローであり、最大のリスペクトを込めさせていただきました。また、看護職の方がいたら、なにか一言メッセージをかけてほしい。Thank you! 」と、看護職への深い感謝を贈り、イベントを締めくくりました。


【アーカイブ配信・「忘れられない看護エピソード」最優秀賞作品アニメーション・漫画】
本イベントのアーカイブ映像や「忘れられない看護エピソード」最優秀賞作品アニメーションや漫画は、日本看護協会の公式ホームページ、「看護の日」YouTubeチャンネルにて視聴が可能です。
■配信URL
▪5月12日は看護の日 公式YouTubeチャンネルにて
https://www.nurse.or.jp/aim/simin/event/index.html
▪日本看護協会公式ホームページ
https://www.nurse.or.jp/
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