【国立文楽劇場】6月文楽鑑賞教室のご案内

文楽の魅力に触れてみませんか! ― 解説と名作で「わかる」文楽の世界 ―

【国立文楽劇場】6月文楽鑑賞教室のご案内
文楽鑑賞教室(国立文楽劇場)

 6月4日(木)~18日(木)に開催の文楽鑑賞教室は、「文楽は初めて」という方でも楽しくご覧いただける公演です。文楽についてのわかりやすい解説と、見ごたえのある名作をご堪能いただきます。
 また、配役・床本(上演の際の詞章)・まんがでのあらすじ紹介などが載った「公演パンフレット」と小冊子「文楽入門-鑑賞のしおり-」を無料配布します。上演時は、舞台上部に日本語字幕の表示がございます。
 コレで「文楽がわかる」こと間違いナシ。この機会に伝統芸能デビューがおススメです!

 今年は、子孫繁栄を願って踊る『団子売』と、義理と情の間で葛藤する家族の姿を描いた名作『双蝶々曲輪日記』から「八幡里引窓の段」を上演いたします。

◆『団子売』(だんごうり)
 商売道具を担いで、客を求めて江戸の町中をあちこちへ歩く仲の良い団子売の夫婦が、杵と臼とを夫婦になぞらえて、子孫繁栄を願って踊ります。居並ぶ太夫と三味線での迫力のある演奏に、リズミカルな人形の踊りが相まって楽しい舞台です。
6月7日(日)、14日(日)に実施の「大人のための文楽入門」では『団子売』の上演はありません。
 



◇解説 文楽へようこそ
 文楽は、太夫・三味線弾き・人形遣いの三業が一体となって作り上げる舞台芸術です。
その中から実際に出演している人形遣いが、実演を交えた解説で「人形浄瑠璃文楽(にんぎょうじょうるりぶんらく)」の魅力の一端をご紹介します。
6月7日(日)、14日(日)に実施の「大人のための文楽入門」では人形遣いに加えて太夫・三味線弾きの実演と解説があります。

◆『双蝶々曲輪日記』(ふたつちょうちょうくるわにっき)
八幡里引窓の段
 京都の石清水八幡宮にほど近い八幡の里。中秋の名月に行われる石清水放生会(捕らえられた生き物を放ち、殺生を戒める儀式)の前夜、相撲の人気力士・濡髪長五郎(ぬれがみちょうごろう)は、実母を訪ねてきました。
 実は長五郎は、恩人のために二人の侍を心ならずも殺害して逃亡中です。何も知らない母が長五郎との再会を喜び、二階に通したところへ、義理の息子の南与兵衛(なんよへえ)が代官所から意気揚々と帰ってきました。与兵衛は、亡き父の跡を継いで郷代官に任命され、父と同じ南方十次兵衛(なんぽうじゅうじべえ)の名乗りを許されたのです。そして、その初仕事に、長五郎を捕らえるよう命じられたと語ります。
 長五郎と継母が実の親子だと知らない与兵衛は、長五郎を捕らえて手柄を立てようと意気込みますが、事情を知る妻のおはやからそれとなくたしなめられ、機嫌を損ねます。続いて、必死に長五郎を匿おうとする母親の姿から状況を察した与兵衛は、見逃す意志をほのめかします。
 与兵衛の厚意に、母は姿を変えて逃げるよう長五郎に勧めますが、捕まる覚悟を決めていた長五郎は、逆に与兵衛に手柄を立てさせるよう母を説得します。母は引窓(明かり採りのための天窓)の縄で我が子を縛り、与兵衛に引き渡そうとすると……。
 秋を迎えた江戸時代の京都近郷を舞台として、家族が互いに思いやって苦悩する様子を描いた名作です。段名の「引窓」は、江戸時代には多くの家にあったと言われています。引窓の開閉と、そこから差し込む月の光が物語の展開に大きく絡みますので、ご注目ください。





6月文楽鑑賞教室(国立文楽劇場)
◆演目
 『団子売』『解説 文楽へようこそ』『双蝶々曲輪日記』

◆公演期間
 6月4日(木)~18日(木)
 午前の部=午前10時30分開演/午後の部=午後2時開演
  ※7日(日)と14日(日)は、「大人のための文楽入門」
   午前の部=午前11時開演/午後の部=午後2時30分開演となります。
  ※「大人のための文楽入門」では、『団子売』の上演はございません。
  ※9日(火)は休演です。
  ※貸切等によりお申込みいただけない日程がございます。

◆料金
 <全席均一・税込> 一般4,200円 / 学生1,600円
  ※障害者の方と介護者1名は2割引です(他の割引と併用不可)。
  ※インターネットでも学生料金・障害者割引による申し込みが可能です。

◆チケットのお申込み
 国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)
 [電話予約]0570-07-9900 03-3230-3000(一部IP電話等) 
 [インターネット予約]国立劇場チケットセンター https://ticket.ntj.jac.go.jp/

◆公演情報詳細
 https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2026/0806bunraku/

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