SIGQ、米ClickHouse社CTOとの特別対談を実施。「AI時代のSRE」をテーマにしたイベント開催も決定
インシデント管理に特化したAIエージェント「Incident Lake」を開発する株式会社SIGQ(本社:茨城県つくば市、代表取締役:金築 敬晃、以下「当社」)は、AI時代における次世代のSRE(Site Reliability Engineering)を深く探求するコミュニティイベント「ILUG Tech Talk #1」を2026年6月24日 19:00よりオフライン開催いたします。
本イベントは、グローバルで注目を集めるデータインフラ企業・米ClickHouse社の共同創業者・CTOであるAlexey Milovidov氏と当社代表・金築による特別対談の実施、および本日公開いたしました対談記事(前後編)の知見をベースに企画されたものです。

(左から、SIGQ代表 金築、ClickHouse CTO Alexey Milovidov氏)
本取り組みの背景と目的:世界水準の知見から導く「AI時代のSRE」
エンタープライズシステムにおけるインシデント管理において、AIエージェントが自律的に障害対応を行う「AI-SRE」への期待が高まっています。しかし、AIがタイムラインやポストモーテム(レポート)を正確に自動生成するには、ミリ秒単位の「データ鮮度」と、AI特有の大量クエリに耐えうる高速かつ低コストなデータ基盤が不可欠です。当社が開発する「Incident Lake」も、当初のBigQueryでは大量クエリによるコスト高やデータ更新制限という制約に直面していました。これを解決するため、当社は約半年前に「ClickHouse Cloud」へと移行し、国内初となる近似ベクトル検索機能の実装など、自律型インシデント管理をいち早く本番環境で実現してまいりました。
こうした背景から、この度、OpenAIやAnthropic、Teslaといった世界最大級のAI企業がオブザーバビリティ基盤として採用する米ClickHouse社の共同創業者兼CTO Alexey Milovidov氏と、当社代表でありデータベース領域の研究者でもある金築との特別技術対談が実現いたしました。本対談では、AIが自律的に異常検知から解決までを行う未来や、ハルシネーションを抑制し人間の意思決定を支えるデータ基盤のあり方など、世界水準の深い議論が交わされました。
当社は、本対談の特別レポート記事の公開に続き、この最先端の知見を日本のエンジニアコミュニティへ還元すべく、オフラインイベント「ILUG Tech Talk #1」を開催いたします。本取り組みを通じて、障害対応を企業の信頼を向上させる「戦略的なレジリエンス活動」へと昇華させ、開発者が価値創造に集中できる環境を強力に支援してまいります。
特別対談記事の概要
ClickHouse社CTOと、国内でいち早く自律型インシデント管理に挑む当社代表・金築が、AI時代に求められるデータ基盤とSREの未来について徹底的に語り合いました。【前編】SIGQはなぜBigQueryからClickHouseに移行したのか
AIエージェントの運用において死活問題となる「データ鮮度」と、大量クエリによる「コスト急増」の課題をClickHouseへの移行でどう解決したのかを紐解きます。また、SIGQが国内で初めて本番投入したClickHouseの「近似ベクトル検索機能」の実装背景や、世界最大級のAI企業がClickHouseを選ぶ理由について技術的に解説しています。
URL:https://incidentlake.com/knowledge/interview/incident-lake-clickhouse-migration
【後編】データとインシデント管理から探る、AI時代のSREのあり方とは
AIが分析データベースにクエリを発行する「Agentic Analytics」や、異常検知から解決までを自律的に行う「AI-SRE」がもたらす運用の激変について展望します。さらに、AIのハルシネーションを抑制する方法や、AI時代だからこそ人間に残される「責任ある意思決定」とプロダクト戦略の重要性について議論しています。
URL:https://incidentlake.com/knowledge/interview/incident-lake-clickhouse-ai-sre
オフラインイベント「ILUG Tech Talk #1」開催概要
対談記事の内容を元に、AI SREに関心の高いエンジニアや知見を深めたい実務家を対象とした、実践的な技術イベントを開催いたします。当日は当社代表の金築をはじめとするスペシャリストが登壇し、より具体的な技術解説や議論を展開します。また、参加者同士のネットワーキングの場もご用意しております。
株式会社SIGQ 代表取締役 金築 敬晃のコメント
「Incident Lake」において、AIがハルシネーションを抑え正確に機能するには、ミリ秒単位のデータ鮮度が不可欠です。過去10年間あらゆるデータベースを扱ってきた経験からも、RAG構築に最良なのはClickHouseだと断言できます。今回、その生みの親であるAlexey氏と『AI-SRE』の未来やデータ構造について深く議論できたことは、当社の思想の正しさを確信する貴重な機会となりました。AIの普及により原因究明や要約は自動化されますが、責任を伴う重大な意思決定はこれからも人間に残り続けます。世界的企業との対談で得た最先端の知見を元に開催する『ILUG Tech Talk #1』が、日本のSREやインフラエンジニアの皆様にとって、AI時代の新たな運用スタンダードを掴み、実装の具体へ踏み込むきっかけとなることを期待しています。

「Incident Lake」について
「Incident Lake」は、最先端LLMの進化をエンジンとし、散らばった運用データを統合して意思決定を劇的に速める「インシデント・インテリジェンスレイヤー」です。https://www.youtube.com/watch?v=4sd1ufokgOw
蓄積がLLMを研ぎ澄ます「知の集積地」
単なるデータの右から左への処理(プロセッシング)に留まりません。Slackでの対話、既存のチケット管理ツール (ServiceNow、Atlassian Jira 等)に蓄積されている情報、現場の判断といった「生きたデータ」を取り込み、LLMが即座に活用できる形でIncident Lake内に蓄積します。データが溜まるほど、LLMは「その組織特有のルールや過去の教訓」を深く理解し、回答や支援の精度が自己進化し続ける仕組みを構築しています。
既存ツールと協働し、運用の「ラストワンマイル」を資産化する
既存のチケット管理ツールを置き換えるのではなく、それらと併用することで真価を発揮します。
- データの資産化:既存ツール(ServiceNow等)に記録される「結果」だけでなく、その過程にある「判断の理由」や「試行錯誤」というラストワンマイルのデータをIncident Lakeが吸い上げ、構造化します。
- 意思決定のハブ:既存ツールと連携しながら、Incident Lake内に醸成された「組織の知恵」をマネージャーへ提供。情報整理の労力を最小化し、迅速かつ妥当性のある判断を支えます。
Incident Lakeは、使うほどに賢くなる「組織専用の意思決定エンジン」として、エンタープライズ運用のあり方をアップデートします。
▼ Incident Lakeプロダクト紹介サイト:https://incidentlake.com
▼ Incident Lake導入・業務提携に関するお問い合せ先:https://incidentlake.com/contact
会社概要
企業名:株式会社SIGQ代表者:代表取締役 金築 敬晃
設立年月:2024年8月
所在地:〒305-0031 茨城県つくば市吾妻2-5-1 つくば市産業振興センター203号室
企業URL:https://company.sigq.io
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