【佐賀市】幻の魚「えつ」の魅力を未来へつなぐ

えつフェスと中学生向け料理教室を開催 旬の味覚と郷土文化を次世代へ

有明海の奥部にのみ生息する幻の魚「えつ」。佐賀市諸富町では、この地域ならではの食文化の魅力を広く発信するため、5月31日に佐賀市もろどみin食の会主催により「えつフェス」が開催されました。さらに6月1日・2日には諸富中学校3年生を対象とした「えつ料理教室」を実施。多くの来場者や生徒たちが旬のえつを味わい、学びながら、地域に受け継がれてきた食文化への理解を深めました。

今しか味わえない、幻の魚「えつ」

【佐賀市】幻の魚「えつ」の魅力を未来へつなぐ
えつ
「えつ」は有明海の奥部にのみ生息する全国でも珍しい魚です。漁が行われるのは毎年5月1日から7月20日までの短い期間だけ。産卵前のこの時期は脂がのり、一年で最もおいしい旬を迎えます。
諸富地域では古くから親しまれてきた食材であり、地域の食文化を支える存在です。限られた地域でしか味わえない特別な魚として、多くの人に愛されています。



旬のえつを味わい尽くす「えつフェス」


えつの骨切り実演
5月31日に橋の駅ドロンパで開催した「えつフェス」には、多くの来場者が訪れました。
会場では、刺身や塩焼き、南蛮漬け、寿司など、旬を迎えたえつを使ったさまざまな料理を販売。来場者は、この時期ならではの味覚を楽しみながら、諸富が誇る食文化に親しみました。
また、職人による骨切りの実演や海苔汁のふるまい、佐賀海苔の無料配布も行われ、会場は終始にぎわいを見せました。筑後川昇開橋スタンプラリーや遊覧船クルージングにも多くの人が参加し、諸富の魅力を満喫する一日となりました。




坂井佐賀市長挨拶



えつの押し寿し



遊覧船クルージング



えつフェス会場の様子



生徒たちが挑戦 郷土の味を学ぶ「えつ料理教室」


えつ料理教室の様子
6月1日と2日には、諸富中学校3年生を対象とした「えつ料理教室」を開催しました。
教室では、佐賀市もろどみin食の会の会員が講師となり、「えつ」の特徴や地域との関わりについて紹介した後、生徒たちが実際に調理に挑戦。魚をさばき、骨切りを行いながら、普段触れる機会の少ない郷土食材への理解を深めました。





調理手順の説明



細かいえつの骨切り



小麦粉をまぶしフライパンで焼く



えつの揚げ焼きの完成



食文化を未来へつなぐ取り組み

有明海の奥部にのみ生息する「えつ」は、諸富地域で長く親しまれてきた特別な魚です。
今回開催した「えつフェス」と「えつ料理教室」は、多くの人にえつの魅力を知ってもらうとともに、地域に根付く食文化を次世代へ受け継ぐことを目的に、毎年開催されています。
食を通じて地域の歴史や文化に触れる機会は、郷土への愛着や誇りを育むことにもつながります。佐賀市としては、今後も地域の魅力発信と食文化の継承を推進していきます。

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