インド料理研究者・清水侑季、初の単著『教養としてのカレー』(集英社)を刊行 哲学対話実践者・永井玲衣氏との対話イベントを7月13日開催
「日本にインドをつくる」合同会社東京マサラ研究所代表、清水侑季(京都大学大学院博士課程在籍)は『教養としてのカレー』(集英社、2026年6月5日刊行)を上梓しました。同書は「カレーを知ることによって世界の見え方を変える」という大きな目標を掲げた意欲的な書です。カレーの定義から歴史、科学、哲学へと順に問いを深め、「なぜカレーは人生の問題になるのか」という根本的な問いへと向かいます。
刊行を記念し、2026年7月13日(月)、対話イベントを下北沢・本屋B&Bにて開催いたします。

当日は哲学対話実践者の永井玲衣氏を迎え、カレーにまつわる対話を行います。本イベントは来店参加およびオンライン配信(見逃し視聴3カ月)の両形式で参加可能です。来店での参加が難しい方もぜひご一緒にお楽しみください。
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『教養としてのカレー』について
カレーは日本でもっともよく食べられる料理のひとつでありながら、「カレーとは何か」を正面から問い直した書籍はほとんど存在しませんでした。本書はレシピ本でも食紀行でもなく、「カレーを知ることで世界の見方を変える」ことを目指しています。スパイスを使った本格的なカレー作りは、植民地主義の負の側面も含めた世界の記憶を映し出し、遠くの他者の文化を表現し、翻訳という営みを通じて新しい文化を付け加えることができる--本書はそのような長い射程でカレーを捉え直すものです。

四六判ソフトカバー・256ページ、1,700円+税
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著者・清水侑季のキャリアは決して一直線のものではなく、遠回りと寄り道の連続でした。東北大学文学部で哲学を学んだ後、駐在員としてインド事業に関わることを目的としてソニー株式会社に入社しましたが挫折。退社後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、現在は博士課程に在籍しています。日本学術振興会特別研究員(DC1)として南アジアの食文化と現代インド料理の人類学的研究を行いながら、「カレー哲学」名義で執筆と料理提供活動を続けています。
本書は、カレーに人生を変えられた当事者による、カレーをめぐる真剣な思考の軌跡でもあります。
刊行記念イベント
私たちはカレーを作り、カレーを食べます。けれど、ときにカレーは人の生活を変え、仕事を変え、人間関係を変え、人生の進路まで変えてしまうことがあります。今回の刊行記念イベントでは、『教養としてのカレー』第四部を手がかりに、哲学対話実践者の永井玲衣さんとともに、カレーを通して食べること、作ること、遊ぶこと、よく生きることについて考えます。それは例えば「なぜめんどくさい男はカレーを作りはじめるのか」「食べることの暴力性から逃れることはできるのか」「料理は芸術なのか」といった問いです。
自炊はケアなのか、負担なのか。カレー作りは生活を取り戻す行為なのか、ただの「こじらせ」なのか。料理は芸術たりうるのか。食べることの暴力性から自由になることはできるのでしょうか。
イベント終了後には来店参加者限定で、サイン会(最大30分程度)を開催します。
<開催概要>
■イベント名:清水侑季×永井玲衣「カレーは、人生を変えてしまうのか~カレー、ケア、遊びをめぐる哲学対話~」『教養としてのカレー』(集英社)刊行記念
■日時: 2026年7月13日(月)19:30~21:30
■会場: 本屋B&B(東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)
■主催: 本屋B&B
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登壇者

清水侑季(カレー哲学)
インド料理研究者/合同会社東京マサラ研究所代表。1991年長野県生まれ。東北大学文学部卒業後、ソニー株式会社に入社し、食に関わる新規事業に携わる。退社後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、現在は博士課程に在籍。南アジアの食文化と現代インド料理を研究する傍ら、「カレー哲学」名義で執筆・編集・料理提供活動を行う。

永井玲衣1991年東京都生まれ。学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く実践。「おずおずダイアログ」、写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)、『世界の適切な保存』(講談社)、『さみしくてごめん』(大和書房)に加え、最新刊『これがそうなのか』(集英社、2025年)がある。
書籍情報
書名:『教養としてのカレー』著者:清水侑季(カレー哲学)
出版社:集英社
発売日:2026年6月5日
判型:四六判ソフトカバー・256ページ
定価:1,700円+税
合同会社東京マサラ研究所について
「日本にインドをつくる」を掲げ、スパイス料理の研究・情報発信・料理提供を一体として行う食文化研究企業。学術的な知見を起点に、情報発信やポップアップイベントを通して、インド料理の豊かさを日本社会に接続することを目指す。WEB IG YT

<本プレスリリースに関するお問い合わせ先>
合同会社東京マサラ研究所
info(at)tokyo-masala.com ※(at)を@に変換して送信してください
<イベントに関するお問い合わせ先>
本屋B&B
event (at) bookandbeer.com ※(at)を@に変換して送信してください
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