頂点を極めた高木美帆が、自ら「その先」を問う。

──現役時代から対話を重ねてきた応用神経科学者・青砥瑞人とともに、自ら企画・共催する初のイベント『頂点の、その先へ』を、7月26日に大阪で開催。

頂点を極めた高木美帆が、自ら「その先」を問う。


五輪通算10個(夏季・冬季を通じ日本女子最多)のメダリスト・高木美帆。その“結果”ではなく、その奥にあった力とプロセスを、青砥が脳・神経科学の視点からひも解き、誰もが自分の力を引き出し育てる学び、そして次世代のアスリート育成へとひらく。小中高生は無料。

株式会社DAncing Einstein(所在地:東京都中央区、代表取締役:青砥瑞人)は、2026年7月26日(日)、元スピードスケート日本代表・高木美帆氏と、同社代表で応用神経科学者の青砥瑞人が初めて共催する対談イベント『頂点の、その先へ / 人間の脳とパフォーマンス』を、大阪医専(大阪市北区)にて開催します。オリンピックで夏季・冬季を通じ日本女子最多となる通算10個のメダルを獲得し、2026年に競技生活を終えた高木氏は、その“頂点”の先に何を見ているのか。勝ち負けや記録だけでは語りきれない、背景にあった思考や感覚、自己観察のプロセスを、青砥が脳・神経科学の視点からひも解きます。トップアスリートの実践知を一部の才能の物語で終わらせず、誰もが自分の力を引き出し育てていくための学びとして社会にひらく場とし、小中高生の参加費は無料とします。

本イベントは、高木氏が登壇者として招かれるのではなく、DAncing Einsteinとともに自ら企画・共催する初の公開イベントです。高木氏の現役時代から数年にわたって対話を重ねてきた二人が、その蓄積を、初めて公の場でひらきます。

トップアスリートの経験を、“特別な才能の物語”で終わらせない
世界の第一線で挑み続けてきた高木氏の競技生活には、メダルや記録だけでは語りきれない、思考と探究のプロセスがあります。日々の練習やレースのなかで生まれる身体感覚をどう受け取り、どう言葉にし、次の一歩へとつなげてきたのか。プレッシャーのかかる場面で、何を見つめ、何を手放し、自分の状態をどのように整えてきたのか。

一般に「ルーティン」「イメージトレーニング」「言語化」と呼ばれる実践も、本人の内側で何が起きているのかを丁寧にたどると、単なる方法論では捉えきれない奥行きがあります。すごい結果を出し続けた人のやり方を、そのまま真似るだけでは、再現性のある学びにはなりません。

本イベントは、高木氏の経験を成功談として聞く場ではありません。高木氏が頂点に立てたのは、その結果の奥に、自分の感覚を観察し、思考を編み直し続けるような力やプロセスがあったからではないか--青砥は、現役時代から続く対話のなかで見てきた高木氏の姿を、応用神経科学の視点からひも解いていきます。トップアスリートの実践知を、特別な才能や成功談として閉じるのではなく、一人ひとりが自分自身の力を引き出し、育てていくための視点としてひらいていくこと。それが、この場の出発点です。

「どんな時でも思考を紡ぎ続ける。その先に何かがあると信じて」:高木美帆氏が競技人生の中で大切にしてきた言葉をもとに制作したビジュアルイメージ

当日、ともに探究するテーマ
当日は、高木氏の競技生活や思考のプロセスを手がかりに、青砥が脳・神経科学の視点も交えながら、たとえば次のような問いを扱っていきます。
- 外に向かう好奇心だけでなく、自分の内側へ向かう好奇心とは何か。
- 「いわゆるルーティン」と、パフォーマンスにつながるルーティンは、何が違うのか。
- 「イメージトレーニング」において、私たちは何を「イメージ」しているのか。
- 一瞬の判断を支える、思考の速さ・広がり・咀嚼力。そのあいだ、脳では何が起きているのか。
- 自分の感覚に気づき、言葉にし、次の行動へとつなげる力は、どのように育っていくのか。
- プレッシャーのかかる場面で、自分の注意や感情をどのように扱ってきたのか。

※内容は変更となる場合があります。

トップアスリートの探究を、子どもたちと社会へひらく
本イベントは、アスリートやスポーツ関係者だけを対象としたものではありません。仕事のなかでより高いパフォーマンスを発揮したい方、自分らしい挑戦との向き合い方を考えたい方、教育や人材育成、これからのアスリート育成に携わる方、子どもや選手の成長を支える立場にある方など、幅広い方に向けた学びの場です。

高木氏の経験を、特別な才能や競技成績の物語として閉じるのではなく、人が自分自身を知り、自らの可能性を育てていくための学びとして社会にひらいていく。その一環として、小中高生の参加費を無料とし、次世代を担う子どもたちにも、トップアスリートの思考と脳科学に触れる機会を届けます。

なぜ、この二人なのか
今回の対談は、高木氏が一度きりのゲストとして招かれ、話す場ではありません。高木氏と青砥は、高木氏の現役時代から数年にわたって対話を重ねてきました。高木氏は競技生活のさなかにも、青砥の著書を読み、講演に参加し、自身のパフォーマンスを脳・神経科学の視点から捉え直すことに関心を寄せ続けてきました。青砥もまた、その対話を通して、結果の奥にある高木氏の思考や感覚の扱い方、自分の内側へ向かう探究のあり方を見つめてきました。

高木氏は、2026年の引退会見でも、脳や身体への関心と、そこで得た知見を社会に広めていきたいという思いを語っていました。それは突然のものではなく、現役時代から続けてきた学びと探究の延長線上にあります。本イベントは、その数年来の対話の蓄積から生まれた、二人がともに作る場です。

そして、高木氏の競技人生から見えてきた「結果ではなく、その結果を生んだ力やプロセス」は、これからのアスリート教育や人材育成をはじめ、人が自分の可能性を育てていくさまざまな場面に応用しうるものです。本イベントは、その射程までを、二人の歩みとともにひらいていきます。

高木美帆 コメント




私の体質的に身体能力の向上はいつか頭打ちが来てしまう。けれど、脳の使い方はまだまだブラックホールだ。という思いから脳に興味関心を持つようになりました。結果的に、現役時代の私の最大の武器は、技術や身体能力より、思考力や集中力になったと思っています。それを1つ1つ紐解いていったら何がわかるのか、その好奇心から、応用神経科学者の青砥さんのご協力のもと、自分観察を深めている最中です。
当日は、私の経験をただ話すだけでは面白くない、せっかくなら皆さんと一緒に、神経科学を通して私も学びを深めたいなと思っています。そしてその時間が、これから何かにチャレンジしようとしている人の気づきに繋がれば幸いです。


青砥瑞人 コメント



すごい人のやり方を真似ても、それだけでは自分の力にはなりません。学ぶ価値があるのは、その結果の奥で何が起きていたか、です。高木美帆さんと現役時代から対話を重ねるなかで僕が見てきたのは、自分の感覚に気づき、言葉にし、思考を編み直し続ける力でした。でも、僕が本当に解き明かしたいのは、それを可能にしていたものは何だったのか、なぜ彼女はそうあれたのか、という背景です。それは「才能」の一言では片づけられない。そこを脳・神経科学の視点から見ていくことは、これからのアスリート育成や、人が伸びていくあらゆる現場につながっていくはずです。当日は、頂点の“その先”にあるものを、皆さんと一緒に探していけたらと思います。

イベント概要


DAncing Einstein × 高木美帆 共催イベント
『頂点の、その先へ / 人間の脳とパフォーマンス』


開催日時
2026年7月26日(日)14:00~16:00
会場
大阪医専(大阪市北区大淀中1丁目10−3)

プログラム
14:00~14:30 第1部|高木美帆
競技人生で大切にしてきた考え方と、その背景にある思考や感覚を、本人の言葉で語ります。

14:30~15:30 第2部|青砥瑞人
高木氏の語りを受け、その結果の奥にあった思考・感覚・自己観察のプロセスや、パフォーマンスを支える脳の働きを、青砥が応用神経科学の視点からひも解きます。現役時代から続く二人の対話を土台に、「結果だけでは語れない高木氏の力」を読み解きます。

15:30~16:00 第3部|Q&A
参加者からの問いをもとに、高木氏と青砥がさらにテーマを深掘りします。体験と科学が交わる時間です。

※プログラム内容・時間は変更となる場合があります。

参加費
大人一般 5,000円
大学生 3,000円
小中高生 無料

共催
株式会社DAncing Einstein /高木美帆

協賛
高松建設株式会社

イベント詳細・お申込み
Peatixイベントページ:https://brain-performance-01.peatix.com
(申込受付は7月23日(木)23:59まで)
※定員に達した場合は、締切前に受付を終了する場合があります。

<本イベントの参加に関するお問い合わせ>
以下のフォームより、お問い合わせ内容をご入力のうえ、送信してください。確認後、担当者よりメールにてご連絡いたします。
 URL(Googleフォーム):https://forms.gle/pySFhm69QxzVv82G8
※会場となる大阪医専様へのお問い合わせはご遠慮くださいますよう、お願いいたします。


登壇者プロフィール

高木美帆
元スピードスケート日本代表。2026年に現役引退。オリンピックで夏季・冬季を通じ日本女子最多となる通算10個のメダルを獲得した金メダリストであり、女子1500m世界記録保持者。

青砥瑞人
株式会社DAncing Einstein代表取締役。応用神経科学者。日本の高校を中退後、米国UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)神経科学学部を2012年に飛び級で卒業。2014年にDAncing Einsteinを設立。脳・神経科学の知見を、医療だけでなく人の成長やウェルビーイングに応用する「応用神経科学」の領域を切り拓き、NeuroEdTech(R)/NeuroHRTech(R)という分野を開拓、複数の特許を保有する。著書に『BRAIN DRIVEN』『4 Focus 脳が冴えわたる4つの集中』ほか。


ディスカヴァー・トゥエンティワン (2020/9/25)



KADOKAWA (2021/3/18)



SBクリエイティブ (2021/4/22)



工藤勇一氏との共著 SBクリエイティブ (2021/5/1)


株式会社DAncing Einstein
神経科学を軸に、「人の成長とウェルビーイングの進化」の探究・実践を続けるチームです。
世界最先端の研究知をはじめ、心理学や行動科学などの科学的知見、哲学・禅・歴史的叡智、現場での実践知まで多領域の知を統合し、人間理解と成長を支える独自の理論・アルゴリズムを創出しています。
また、企業・教育・自治体・スポーツなど多様なパートナーとともに、「人がよりよく育つ学びや体験」を形にする横断的なプロジェクトを共創。学びの設計、講義プログラム、プロダクト開発、空間デザイン・アートなど、多様な形で展開しています。

代表者:代表取締役 青砥瑞人
設立年:2014年
所在地:東京都中央区銀座7-15-8-406
URL:https://www.da-einstein.com

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