現役消防士が届ける、一泊二日の救命教育キャンプ「この町Camp」を大阪府貝塚市で開催!

子どもを「守られる側」から「守る側」へ。9月11日・12日開催、参加費無料を実現するためクラウドファンディングに挑戦中!

現役消防士が届ける、一泊二日の救命教育キャンプ「この町Camp」を大阪府貝塚市で開催!
開催概要

■ 子どもは「守られる側」だけではいられない



災害が起きたとき、子どもは大人に守られる存在だと考えられがちです。もちろんそれは間違いではありません。しかし実際の災害現場では、大人が近くにいない瞬間、子ども自身が判断し、行動しなければならない場面が必ず訪れます。

この町Campが目指しているのは、子どもたちを「守られる側」から「守る側」へと変えていくことです。自分の命を自分で守り、さらに周りの人の命を守れる存在になる。それは、大人になってからではなく、子どものうちから育てられる力だと私たちは考えています。





■ 「釜石の奇跡」が教えてくれたこと



2011年の東日本大震災で、岩手県釜石市の子どもたちの多くが津波から自分の命を守ったことは「釜石の奇跡」として知られています。それは偶然ではありませんでした。日頃からの救命教育によって、子どもたちが「想定にとらわれず、自分の判断で、率先して逃げる」ことを体で身につけていたからこそ起きた結果でした。

さらに釜石では、子どもたちが率先して避難する姿そのものが、周りの大人たちを動かしました。守られるはずだった子どもが、むしろ周囲の避難を後押しする側に回った。あれは奇跡ではなく、救命教育によって「守られる側から守る側へ」変わった子どもたちがいたことの証明です。この町Campが目指しているのは、まさにこの状態です。





■ 災害はその町ごとにリスクが変わる



海がある町、山がある町、川がある町。町によって起こりうる災害のリスクはまったく異なります。しかし本当に大切なのは、その災害が起きた瞬間に、自分の命、そして目の前にいる人の命をどう守るかという行動です。知識として「知っている」ことと、いざという時に「動ける」ことの間には大きな差があります。

代表理事の外山岳は、現役消防士として14年間、数多くの現場に携わってきました。その差を埋めるための教育が、救命教育だと考えています。この町Campは、防災の知識を教えるだけの場ではなく、子どもたちを「守る側」へと押し上げる、命を守る行動そのものを体に染み込ませる場です。





■ 「知る→体験する→学ぶ→発信する」循環がこの町Campの特徴



この町Campの最大の特徴は、一度きりの体験で終わらせない「循環」の仕組みにあります。

1. 知る:自分たちの町にどんな自然災害のリスクがあるか(海・山・川など、町ごとに異なる特性)を知る
2. 体験する:実際の避難行動や心肺蘇生・AEDなど、命を守る行動を体験する
3. 学ぶ:体験を振り返り、なぜその行動が必要なのかを自分の頭で考える
4. 発信する:学んだことを、家族や友達、地域の人たちに伝える

参加する小学生自身が「発信する」担い手になることで、学びが個人の中で完結せず、町全体に広がっていきます。子どもたちが救命の知識と行動を家庭や地域に持ち帰り、それが積み重なることで、救命が一過性のイベントではなく、その町の「文化」として根づいていく。「守られる側」だった子どもが「守る側」として町に発信していく、その連鎖こそがこの町Campの目指す姿です。





■ 単年では終わらせない。継続にこそ意味がある


救命が町の文化になるには、一度の体験では不十分です。子どもたちが継続的に学び、発信し続ける環境が必要だと私たちは考えています。今回の貝塚市での開催を第一歩とし、今後も他の地域へと広げながら、それぞれの町で継続的に実施していくことを見据えています。

■ 消防士・大学生との繋がりが生まれる場所




この町Campには、貝塚市周辺の消防士たちも、休日を使って有志で参加してくれます。日常業務の中では出会うことのない子どもたちと、休日にプライベートな立場で向き合う消防士の姿は、子どもたちにとって「命を守る仕事」をより身近に感じるきっかけになります。

また、運営には大阪体育大学の学生19名で構成される「HEROs」が参加します。彼らの多くは将来、消防士を目指す学生たちです。子どもたちに年齢の近いお兄さんとして関わることで、子どもたちがより主体的に学べる環境をつくると同時に、学生たち自身にとっても、命と向き合う現場感覚を得る貴重な機会になります。

子ども、消防士、大学生、地域の大人たち。この町Campを通じて生まれるこうした「繋がり」は、キャンプの中だけで完結するものではありません。実際の災害発生時には、日頃からの人と人との繋がりそのものが、避難や救助、地域の助け合いを支える力になります。この町Campは、救命の知識や技術だけでなく、いざという時に力になる「地域の繋がり」そのものを育てる場でもあります。

■ この町Campが大切にしている3つの価値観


・ 利他の心:自分だけでなく、周りの人の命も大切にする気持ち
・ 自己決断力:いざという時に、自分で考えて動く力
・ 想像力:「もし災害が起きたら」を自分事として想像する力

合言葉は「ゴールデンタイムに声をあげる」。命を守れるかどうかを分ける数分間に、迷わず声を出し、行動できる子どもを一人でも多く育てたいという想いを込めています。

■ プログラム内容(予定)


1泊2日の中で、貝塚市の地域特性(南海トラフ地震・津波、土砂災害、河川や海岸部での水難事故など)を踏まえた実践的なプログラムを予定しています。

・ 地震・津波を想定した避難行動体験
・ 心肺蘇生・AEDの使い方体験
・ 土砂災害・水害についての学び
・ 夜の時間を使った、仲間との協力体験
・ いのちの大切さを考えるワークの時間

いずれも、子どもたちが「怖い」で終わらせず、「自分にもできる」という自信と、周りに伝えたいという気持ちを持ち帰れるよう設計しています。

■ なぜクラウドファンディングなのか。参加費をゼロにするため


この町Campの開催費用は、会場費・教材費・運営費を含め、全額クラウドファンディングでまかないます。それは、参加する子どもたちの参加費用をゼロにするためです。

救命は、本来すべての子どもに届くべきものです。しかし参加費用が発生すれば、家庭の経済状況によって「この町Campを受けられる子」と「受けられない子」が生まれてしまいます。私たちは、救命教育を受けられるかどうかが、お金という条件に縛られる状況を作りたくありません。

「守られる側から守る側へ」変わるチャンスは、誰にでも平等にあるべきです。だからこそ私たちは、参加費という壁をなくし、開催費用のすべてをクラウドファンディングによる支援でまかなうことを選びました。いただいたご支援は、一人でも多くの子どもたちが費用を気にせずこの体験に参加できる環境づくりに、そして今後この取り組みを継続・拡大していくために大切に活用させていただきます。

▼クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/956173/idea

■ 開催概要イベント名:子どもの命を守る、この町Camp

開催日:2026年9月11日(金)・9月12日(土) 1泊2日
会場:かいづかいぶき温泉(大阪府貝塚市)
対象:貝塚市の小学生を中心とした子どもたち
参加費:無料
主催:一般社団法人いのちを繋ぐGOODLUCK
後援:貝塚市危機管理課、貝塚市教育委員会
協力:貝塚市周辺の有志消防士、大阪体育大学学生チーム「HEROs」
■ 団体概要

消防士、看護師、保育士、ダイビングインストラクター等の、命に向き合うプロフェッショナル19名が所属

法人名:一般社団法人いのちを繋ぐGOODLUCK
代表理事:外山岳
設立:2024年11月19日
公式サイト:https://www.inochiwotunagu-goodluck.com/

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