夏休みの昼食づくりを、パパと小学生で一回学べば、三回つくれる。父親と小学生の料理教室「家事の筋トレ」を開催

泉大津市は、令和8年8月4日(火)、市内在住の小学生とその父親を対象に、「家事の筋トレ!―パパと小学生のクッキング編―」を開催します。
夏休みは、家庭で子どもの昼食を用意する機会が増え、毎日の昼食づくりが負担になりやすい時期です。
今回の講座では、父親と小学生が一緒に夏野菜カレーと野菜ジュースをつくり、親子で気軽に昼食づくりを楽しむきっかけにします。
本市が目指すのは、一日限りの料理体験ではありません。教室で学んだことを家庭でも繰り返し、家族みんなが料理できるようになることで、それぞれができるときに自然に助け合える家庭につなげていきます。
定員8組は早期に満員となり、現在はキャンセル待ちとなっています。
夏休みの昼食づくりを、パパと小学生で一回学べば、三回つくれる。父親と小学生の料理教室「家事の筋トレ」を開催
「家事の筋トレ!」育休パパ編の様子(令和8年6月開催)

夏休みに増える昼食づくりの負担

夏休みは学校給食がなくなり、家庭で子どもの昼食を用意する機会が増えます。民間調査では、「子どものお昼ごはんづくり」を負担に感じる人が74.1%で最多でした。別の調査でも、79%が夏休み中は料理の負担が増えると答えています。※1・2
一方、内閣府の調査では、6歳未満の子どもがいる夫婦について、すべての都道府県で妻の家事関連時間が夫より1日当たり210分以上長い結果となっています。※3
そこで今回は、父親と小学生が夏休みの昼食を一緒につくり、料理を始めるきっかけにします。夏休みに家庭で昼食を用意する場合を想定し、平日の午前10時から調理を始めます。

一回学べば、三回つくれる。

この講座を「家事の筋トレ」と名付けたのは、料理も繰り返すことで身につくからです。そこで、教室でつくって終わるのではなく、家庭での実践につながる仕掛けを取り入れています。
当日は、父親と小学生が一緒に夏野菜カレーと野菜ジュースをつくり、その日の昼食にします。さらに、市が提供する金芽米3合と、江崎グリコ株式会社からご提供いただいた甘口・辛口のカレールーを持ち帰ってもらいます。
教室で一回。家庭で甘口を一回。そして、辛口でもう一回。
金芽米は無洗米のため、料理に慣れていない人でも、まずご飯を炊くところから気軽に始められます。「一回学べば、三回つくれる」仕掛けにより、教室での楽しい体験を、家庭での継続的な実践につなげます。

料理教室をきっかけに、父親が毎日の「みそ汁担当」に

本市では、令和8年3月から男性向け料理教室「家事の筋トレ」を実施しています。
初回の講座では、参加者から、受講後に毎日のみそ汁づくりを担当するようになったとの声が寄せられました。教室での体験が、家庭で料理を始める第一歩につながった一例です。
この事業では、難しい料理を一度完成させることよりも、「まず、ご飯を炊けるようになる」「次に、何か一品つくれるようになる」という小さな実践の積み重ねを大切にしています。
令和8年度は男性向け料理教室を年間8回開催し、延べ約100人の参加を見込んでいます。このうち4回は、子育て世代を対象に、それぞれの時期に家庭が直面する食事づくりの悩みや負担に応える内容とします。
令和8年6月は育児休業中の家事・育児、8月と12月は夏休み・冬休みの昼食づくりをテーマとし、令和9年3月にも開催を予定しています。残る4回は幅広い年代の男性を対象に、料理を始めるきっかけとなる講座を年間を通して開催します。

平日開催で見えた、令和の父親の姿

令和8年6月には、育児休業中または取得を予定している男性などを対象に、平日午前の料理教室を開催し、7人が参加しました。参加者は料理を学ぶだけでなく、子育てについて父親同士で語り合い、LINEの連絡先を交換する姿も見られました。
これまで、市が男性向け事業を企画する際は、仕事が休みとなる土曜日や日曜日に開催することが一般的でした。しかし、参加者の生活状況に合わせてテーマと対象を明確にすることで、平日の日中にも参加ニーズがあることが分かりました。今回の講座も、こうした気付きを踏まえて父親と小学生が夏休みの平日に一緒に昼食をつくる内容としました。

「家事の筋トレ!」育休パパ編で、参加者同士が料理や子育てについて語り合う様子(令和8年6月開催)

父親が小さな子どもを連れて参加できる環境に

生後6か月以上の未就学児を対象に一時保育を実施します。令和8年3月と6月の講座でも利用があり、父親が小さな子どもを連れて参加できる環境を整えています。

「料理が得意ではなかった」講師だから伝えられること

講師は、泉大津中央商店街「やったろ会」会長で「MOJOKA kitchen」オーナーの西山昌子氏です。自身もかつて料理があまり得意ではなかった経験を踏まえ、初心者の目線から、家庭でも再現しやすい調理方法を伝えます。

実施概要


タイムスケジュール



参考
※1 株式会社キッズライン「『家事は協力して行う』53.4% 夏休みで浮き彫りになる家庭内の家事負担」(2025年7月3日)。夏休みに増える家事で特に負担と感じるものは「子どものお昼ごはんづくり」が74.1%で最多。
※2 クックパッド株式会社「夏休み期間中の子どもへのごはんづくりに関するアンケート」(2023年8月10日)。79%が夏休み中は料理の負担が増えると回答。特に昼食(弁当を含む)の負担が増えるとの回答は71%で最多。
※3 内閣府「令和7年版 男女共同参画白書」。6歳未満の子どもがいる妻と夫の家事関連時間は、すべての都道府県で妻の方が210分以上長い。

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