「酷暑日」元年の夏旅はどう変わる?noteの旅行記91万件、4年分をもとに分析

「酷暑日」元年の夏旅はどう変わる?noteの旅行記91万件、4年分をもとに分析


noteに過去4年間(2022~2025年)で投稿された夏の旅行記、約91万件を対象に、記事に登場する言葉を年ごとに集計・比較しました。その結果、旅行記の話題は、その年の社会の動きに応じて大きく入れ替わっていることがわかりました。

海外旅行の再開、円安、万博と話題が移り変わる一方で、夏の暑さに関する投稿は、この4年間で増えました。たとえば「暑さ」という言葉を含む記事の割合は、2022年の4.34%から2025年には6.52%となり約1.5倍になっています。

今年4月には、最高気温40℃以上の日の名称が気象庁により「酷暑日(※1)」と定められ、いまや暑さは単なる天気の話題ではなく、旅先や過ごし方の選択にも関わるテーマになりつつあります。

話題や気温への言及だけでなく、書き手が他に書いていた記事のジャンルにも偏りがありました。旅行記を書く人は、旅行以外では食やアートの記事をよく書いています。

【調査結果のポイント】
- 旅先の定番は変わらないのに、話題は毎年がらっと変わる
- 「暑さ」という言葉を含む記事の割合は4年で約1.5倍に
- 旅行記を書く人は、食やアートのこともよく書く


主要トピックス

1:旅先の定番は変わらないのに、話題は毎年がらっと変わる
夏の旅行記に登場する言葉を年ごとに比較しました。地名では、4年間を通じて「東京」「京都」「大阪」「北海道」「沖縄」が上位に並び、人気の旅行先に大きな変化は見られませんでした。

一方、旅行記で取り上げられる話題には、その年の社会状況が反映されていました。2023年は「海外旅行」の出現率が前年の約1.5倍(1.44%→2.09%)となり、同年4月の水際対策の終了もあり、海外旅行が本格的に戻ってきたことがうかがえました。2024年は「円安」が前年の約1.8倍(0.53%→0.95%)、「コスパ」が約1.6倍(0.74%→1.19%)となり、旅にかかる費用を意識した言葉が目立ちました。2025年は、20年ぶりに国内で開催された「万博」が前年の約12倍(0.31%→3.7%)と、突出して伸びていました。

こうした毎年入れ替わる話題とは別に、4年をかけて増えてきた言葉もあります。コロナ後の人流回復と円安によるインバウンド増加と重なるように「混雑」は4年で約2.5倍(1.82%→4.54%)になりました。さらに2025年は「穴場」が前年の約2.5倍(0.72%→1.76%)に伸びています。混み合う場所を避けて、自分なりの旅先を探す動きが表れているのかもしれません。

2:「暑さ」という言葉を含む記事の割合は4年で約1.5倍に
夏の暑さも例外ではありません。2025年の夏(6月~8月)は、日本の平均気温が統計開始(1898年)以降でもっとも高い、記録的な暑さでした(※2)。noteの旅行記でも、「暑さ」という言葉を含む記事の割合は、2022年の4.34%から2025年には6.52%となり約1.5倍に増えました。「避暑」も約1.6倍(0.39%→0.65%)です。

「酷暑日」元年の今年。暑さが旅先や過ごし方の選択にどのような変化をもたらすのか、今後も旅行記を通じて追っていきます。

3:旅行記を書く人は、食やアートのこともよく書く
旅行記を書いている人は、ほかにどんなジャンルの記事を書いているのでしょうか。旅行以外の投稿を調べました。note全体の投稿者と比べて多かったのは、食(約3.3倍)、アート(約2.5倍)でした。翌年に旅行記を書かなくなった人にしぼると、本や映画に関する記事がやや増える傾向も見られました。

旅行記を書いた夏も書かなかった夏も、体験を楽しんで記録するという点では共通しているようです。

この夏の旅を記録に残しませんか

旅先で見つけたお気に入りの場所、暑さをしのぐ工夫、近所で過ごした夏の一日。書いておけば、時間がたっても色あせない自分だけの記録になります。noteの旅行・おでかけに関する記事は一度でも読まれた記事の66%が公開から1年後も読まれ続けており(※3)、あなたの記事が、来年のだれかの旅先選びのヒントになり、旅の参考にもなります。noteは「書くことが資産になる場所」として、これからも創作活動を支えていきます。

▶この夏の記録は、#わたしの旅行記#旅のフォトアルバム#夏の思い出 などのハッシュタグをつけて投稿してみませんか。

#わたしの旅行記 #旅のフォトアルバム #夏の思い出

分析概要

<データソース>
対象期間に投稿された記事のうち、「旅行・おでかけ」カテゴリに分類された記事

<対象期間・件数>
2022~2025年の各夏(6~9月)に投稿された914,034件

<分析手法>
旅行に関するキーワードについて、出現率を年別に比較しました。書き手の分析では、各年の夏に「旅行・おでかけ」カテゴリに分類された記事を書いた人が、翌年の夏に、「旅行・おでかけ」カテゴリ以外に最も多く書いたカテゴリを集計しています。

※出典
1:気象庁「最高気温が40℃以上の日の名称を『酷暑日』に決定」(2026年4月17日)
https://www.jma.go.jp/jma/press/2604/17a/40degree_name.html
2:気象庁「2025年の梅雨入り・明け及び夏(6~8月)の記録的高温について」(2025年9月1日)
https://www.jma.go.jp/jma/press/2509/01a/summer_temp_20250901.html
3:「約1700万件のnote記事を追跡 ── 1年後も読まれ続ける記事の特徴を初公開」(note株式会社、2026年3月10日) https://note.jp/n/n7917dc1cdfe9

note

noteはクリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。個人も法人も混ざり合って、好きなものを見つけたり、おもしろい人に出会えたりするチャンスが広がっています。2014年4月にサービスを開始し、約8209万件の作品が誕生。会員数は1248万人(2026年5月末時点)に達しています。

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note株式会社

わたしたちは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。メディアプラットフォームnoteは、クリエイターのあらゆる創作活動を支援しています。クリエイターが思い思いのコンテンツを発表したり、メンバーシップでファンや仲間からの支援をうけたり、ストアでお店やブランドオーナーが商品を紹介したり、note proを活用して法人や団体が情報発信をしたりしています。

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