池袋エリア7か所に“涼”を感じられるスポットが出現 猛暑下の街の回遊性を保つ産官学民連携の社会実験「池袋エリアプラットフォーム『涼感プレイスプロジェクト』」*7月31日(金)~8月3日(月)*

年々深刻化する都市災害級の猛暑に対し、夏の街歩きを快適にする産官学民連携の社会実験「涼感プレイスプロジェクト」を実施します。

池袋駅周辺の企業や行政など約110団体で構成される「池袋エリアプラットフォーム(理事長 株式会社サンシャインシティ 代表取締役 社長執行役員 脇英美、以下「エリプラ」)」は、年々深刻化する都市災害級の猛暑に対し、夏の街歩きを快適にする産官学民連携の社会実験「涼感プレイスプロジェクト」を7月31日(金)から8月3日(月)まで実施します。なお、本プロジェクトは、国土交通省の令和8年度「脱炭素・クールダウン都市開発推進事業」の採択を受けています。
※採択事業者はエリプラの活動を支える一般社団法人池袋エリプラサポート
池袋エリア7か所に“涼”を感じられるスポットが出現 猛暑下の街の回遊性を保つ産官学民連携の社会実験「池袋エリアプラットフォーム『涼感プレイスプロジェクト』」*7月31日(金)~8月3日(月)*
涼感プレイスの目印となるロゴ 

涼感プレイス スケッチパース

 本プロジェクトは、エリプラに参画している団体のうち産官学民の24団体による連携事業です。池袋駅東西の公園や広場など計7か所に、国産木材を活用した組み立て式ユニット「つな木」にミスト、スポットクーラー等を組み合わせたクールスポット「涼感プレイス」を実験的に分散配置し、位置情報と連動したデジタルマップを活用して街の涼み拠点を可視化。猛暑による外出控えが懸念される中、エリプラのネットワークや知見を持ち寄り、猛暑下の回遊性維持の可能性を検証します。涼感プレイスを設けることで人流や居心地にどのような変化が生まれるかを実測・検証し、豊島区の基本構想にもある「誰もが居心地の良い歩きたくなるまち」の実現と将来の都市環境改善を目指します。 

※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます→
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プロジェクトの特徴

1.池袋の地域課題に応える、産官学民連携の社会実験
豊島区は65歳以上の単身世帯の割合が全国トップクラス(※)にあり、熱中症リスクの高い高齢者をはじめとした街全体での暑熱対策は喫緊の大きな地域課題です。この課題をまちづくりのなかで解決する方向性を見出すべく、エリプラ内の「ストリートデザイン部会」に所属する産官学民24団体が互いの知見を活かしながら連携し、池袋各所で複数の実験・調査を並行して実施します。
※ 一人暮らし高齢者の割合/参照:豊島区「豊島区高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画」  
https://www.city.toshima.lg.jp/documents/1858/zentaiban_dai9kikaigohokenjigyoukeikaku.pdf

2.池袋東西7か所に、異なるタイプの「涼感プレイス」を設置
池袋駅の東西それぞれに、様々なタイプの「涼感プレイス」を設置します。「つな木」にミストやスポットクーラー、植栽などを組み合わせたユニットとして、街行く人が自由に立ち寄れる避暑スポットとなります。設置場所の環境に応じて仕様の異なるタイプを展開し、多様な都市空間における暑熱対策の可能性を検証します。「涼感プレイス」のベースとなる什器には、エリプラ会員の(株)日建設計が企画・プロデュースする木質ユニット「つな木」に、池袋と鉄道路線でつながる入間川流域の「西川材」を中心とした国産材を使用。木材利用により、二酸化炭素の吸収・固定を促すことで、地球環境に配慮したサステナブルな社会実験として展開します。

3.街全体を使う、ウォーカブルな空間ネットワークの構築
7か所の「涼感プレイス」を回遊時の中継地点として分散配置し、実際の街全体を舞台とすることで、リアルな社会実装の可能性を検証します。加えて、位置情報と連動したデジタルマップにて、「涼感プレイス」や豊島区の屋内避難所「としま涼みどころ」など多様な避暑スポットへ来街者を誘導。リアルとデジタルの両面から、猛暑下でも歩いて回遊できる「ウォーカブルなまちづくり」の実現に挑戦します。

「涼感プレイスプロジェクト」の詳細

期間中は、池袋駅西口エリアにある「IT tower TOKYO」、「東京芸術劇場」、「元池袋史跡公園」、東口エリアにある「アーバンネット池袋ビル」、「IKE・SUNPARK(イケ・サンパーク)」、「ニッセイ池袋ビル前」、「南池袋公園」の7か所に「涼感プレイス」を設置します。

涼感プレイス 設置エリアマップ

会場の周辺環境に応じて「つな木」の組み方や植栽の配置等を変え、異なるタイプの「涼感プレイス」を展開します。滞留時間が比較的長いと想定される場所にはスポットクーラーやミストを整備します。また、涼感プレイス内に風鈴や植栽を設けることで、視覚や聴覚からも涼を感じられるような演出を行います。

◆涼感プレイス例 ※予定
【IT tower TOKYO】
池袋駅地下からの人流が多いオフィスビル入口の動線上に設置。「つな木」内にハンモックを吊るすことで、日常の中に開放感や涼感をもたらし、短時間滞留する歩行者やワーカーのホッと一息つけるリラックス空間を提供します。

【IKE・SUNPARK(イケ・サンパーク)】
日差しの多い公園エリアにまとまった日陰を創出し、利用者が長時間ゆったりと滞留できる空間を展開。飲食ブース付近に設置することで、購入したフードやドリンクをその場で楽しめるようにするなど、公園の過ごし方をより快適にする「涼感プレイス」を生み出します。


涼感プレイス 設置イメージ

涼感プレイス 設置イメージ 

◆池袋エリア全体で「涼める場所」を可視化
位置情報と連動した「池袋ぐるっとマップ」を公開します。マップ内には、設置される「涼感プレイス」に加え、「としま涼みどころ」や周辺の飲食店等が表示され、暑熱回避の行動をサポートします。本マップは、プロジェクト期間後も利用可能です。


「池袋ぐるっとマップ」 イメージ

「池袋ぐるっとマップ」サイト:
https://stroly.com/viewer/1782456234?zoom=2&lng=139.7101812645623&lat=35.72952019154741&utm_campaign=ikebukuro_2026&utm_source=qr&utm_medium=media

本実証実験で実施する調査

本プロジェクトでは、猛暑による外出控えが懸念される中、「涼感プレイス」の存在が街の快適な滞在や人々の回遊意欲にどの程度寄与したのかを学術的・定量的に検証し、次代のまちづくりに生かします。期間中は下記の調査を(株)NTTアーバンソリューションズ総合研究所と(公財)日本都市計画学会 研究交流分科会A 「気候変動時代の包摂的な空間デザイン研究会」の協力により実施します。

○人流・滞留調査
利用実態調査等を行うにあたり定点カメラや行動調査、人流データ等を用い、「涼感プレイス」の需要や実施効果の検証、 「涼感プレイス」内に設置する広告盤面前での滞留状況の分析等を行います。

○暑熱環境下での行動調査
WBGT(暑さ指数)などの測定を通じて、涼感プレイスがもたらす熱環境の改善効果や、歩行者のルート選択に影響を及ぼし得るかを学術的な視点から実測し、評価します。

○利用者アンケート調査
現地で「涼感プレイス」を活用された方を対象に、空間の快適性や利用目的、設置による行動の変化などに関するWebアンケートを実施し、利用者のリアルな声を収集します。

◆今後の展開について
本プロジェクトで得られた実測データや知見は、池袋エリアにおける将来的なストリート空間の活用ガイドラインの策定や、将来的な暑熱対策インフラの導入検討に活用します。気候変動への対応が迫られる中、池袋から「誰もが歩きたくなるまち(ウォーカブルなまち)」の実現に向けた、全国の都市モデルケースとなることを目指します。

関係者コメント


涼感プレイスプロジェクト メンバー
【プロジェクトリーダー / (株)丹青社】
企画設計の中で、涼感プレイスによる街の回遊性向上に合わせて、地域産材や、共同開発した小径木による合板も取り入れ、環境への気づきを促す仕掛けを施しました。今後も空間づくりの知見を活かし、池袋をはじめとして居心地の良いまちづくりや社会課題への貢献を目指します。



【プロジェクトメンバー / 西武造園(株)】
年々過酷さを増す夏の暑さに対して、植物の持つ視覚的的、機能的な涼しさの観点からアプローチしていきたいです。今回弊社では涼感プレイスにプラスチックのプランターの代わりに布を巻いて作った「風呂敷プランター」で草花を飾ることで、見た目的な涼しさの創出だけでなく、イベント後は手提げのように持ち帰って自宅でも楽しめるサステナブルな取り組みに挑戦しています。本実験が未来の池袋のまちづくりの際に快適で過ごしやすい街を作る手がかりになることを願っています。

【プロジェクトメンバー / 高砂熱学工業(株)】
当社は、空調技術で人と環境にやさしい空間づくりを追求してまいりました。災害級の猛暑が続く今、多世代が集う池袋で寄せられる声を取り入れながら、ウォーカブルなまちづくりに技術面から貢献できることを期待しております。

【調査連携 / (公財)日本都市計画学会】
日本都市計画学会の研究交流分科会「気候変動時代の包摂的な空間デザイン研究会」では、気候変動下における都市空間の在り方をアジア各都市の事例研究も行いながら議論しており、今回池袋の取り組みとも連携し調査・研究を実施します。

「涼感プレイスプロジェクト」実施概要

期間:2026年7月31日(金) ~ 8月3日(月)
場所:池袋駅東口・西口に7か所
目的:産官学民の連携により、猛暑下における街の回遊性を高め、「ウォーカブルなまちづくり」の実現を目指す
内容:池袋駅周辺の公園や広場への涼感プレイスの設置およびデジタルマップの活用による、猛暑下における都市の暑熱対策の可能性を検証する
主催:池袋エリアプラットフォーム ストリートデザイン部会
[プロジェクトリーダー ](株)丹青社
[プロジェクトメンバー](株)サンシャインシティ/(株)NTTアーバンソリューションズ総合研究所/NTTアーバンバリューサポート(株)/国立大学法人お茶の水女子大学/西武造園(株)/高砂熱学工業(株)/東武鉄道(株)/
独立行政法人都市再生機構/豊島区/(一社)豊島区建築設計事務所協会/(株)日建設計/(株)乃村工藝社/マーブルデザイン(株)/立教大学社会学部西山ゼミ
実施協力:IT tower TOKYO合同会社/NTTアーバンバリューサポート株式会社/東京芸術劇場/日本生命保険相互会社
物品協力:SPACECOOL株式会社
調査連携:(公財)日本都市計画学会 研究交流分科会A 「気候変動時代の包摂的な空間デザイン研究会」
協賛: (株)サンシャインシティ/ (株)NTTアーバンソリューションズ総合研究所/東京建物(株)/西武造園(株)/高砂熱学工業(株)/東京海上日動火災保険(株)/東武鉄道(株)/三菱地所(株)/大成建設(株)/東京ガス不動産(株)/ヒューリック(株)/(株)竹中工務店/池袋地域冷暖房(株)/(株)NKB/(株)丹青社/(株)東武百貨店/西池袋熱供給(株)/(株)三菱地所設計

池袋エリアプラットフォーム



池袋エリアプラットフォームは、主に池袋エリアの企業・団体・学校・行政機関など約110団体で構成された産官学民一体となってまちづくりを推進する共同体です。池袋エリアの将来像と会員の行動指針を示した「池袋未来ビジョン」を2024年3月に策定し、同5月に公開しました。池袋未来ビジョンのまちづくりのコンセプトは、「感動共奏都市~共に創り、共に奏でる~」で、池袋を更に魅力的なまちにするため、当エリプラ会員が主体となり、同じ志を持つ関係者と共に、「時間を忘れるほど楽しいまち」、 「豊かな感性で心躍るまち」、「新しい発見に溢れた創造的なまち」の3つのまちの姿の実現を目指します。



・当エリプラHP:https://ikebukuro-areaplatform.jp/   
・「池袋未来ビジョン」詳細:https://sunshinecity.jp/file/official/pdf/ike-areaplat_miraivision.pdf

【参考】これまでの取り組み

 エリプラでは「池袋未来ビジョン」の実現に向け、2024年度から段階的な取り組みを進めています。池袋エリア各所にベンチ等のファニチャーを設置する「IKEBUKURO PUBLIC FURNITURE TRIAL(※1)」の他、会員向けのフィールドワークを通じた街路ごとの特性や目指すべき将来像などの検討、人流や購買活動等の基礎的データの調査・活用検討も進めていました。(※2)
 同年末には活動をより深度化すべく当エリプラ会員の一部企業等により「ストリートデザイン部会」を立ち上げました。2025年秋には、「南池袋公園~中池袋公園周辺エリアの回遊性向上」と「ロマンス通りの賑わい創出および安全性向上」といった課題に対する解決策の模索を目的に、 「IKEBUKURO25」をアニメイト通りやロマンス通り等で実施しました(2025年10月31日~11月3日実施)。同実験ではGPSデータやアンケート調査を通じて、空間の環境改善が人々の回遊性や居心地に与える影響を分析し、今後の施策検討に向けた知見を集めてまいりました。

「IKEBUKURO25」実施の様子

「IKEBUKURO25」実施の様子

※1 『地域と連携し、池袋の歩道や公園にファニチャーを設置 まちなかにくつろぎ空間を創る社会実験<IKEBUKURO PUBLIC FURNITURE TRIAL>START』(2024年10月17日配信リリース)   
https://co.sunshinecity.co.jp/archives/007/202410/bd4695519d3b7c47ff8e027727fe8aed.pdf
※2 『池袋エリアプラットフォーム「2024年度 活動中間報告会」を開催しました!』(当エリプラHP内)
https://ikebukuro-areaplatform.jp/report/919da3d3-d52b-4011-93a3-474b1fff7439  


※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます→https://prtimes.jp/a/?f=d20364-1134-7aea881427ec4a56ea338589be831cc5.pdf
※状況により、内容・スケジュールが変更・中止となる場合がございます。

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