【タイ渡航調査】“優しい国”でも4人に1人が戸惑う「言葉」「衛生」「通信」の壁

事前準備の後悔で最も多かったのは“通信環境”。250名の声から見えた、タイ旅行を快適にするための備えのポイント

【タイ渡航調査】“優しい国”でも4人に1人が戸惑う「言葉」「衛生」「通信」の壁


近年、親しみやすい国民性や豊かな屋台グルメ、日本と比べて手頃な物価から、日本人の海外旅行先として根強い人気を集めているタイ。日本から直行便で約6~7時間というアクセスの良さに加え、「微笑みの国」と呼ばれる温かな国民性や親日的な雰囲気から、初めての海外旅行からリピーター、ファミリー層まで幅広く選ばれています。

一方で、実際に現地を訪れた人の中には、「想定していなかった戸惑い」や「事前に知っておきたかったポイント」を感じたという声も少なくありません。

そこで今回、WiFiレンタルサービスを手がけるWiFiトラベルと共同で、過去10年以内にタイへ渡航した経験のある全国の20歳~59歳の男女250名を対象に、「タイ渡航者に関するアンケート調査」を実施しました。

本調査では、渡航前の不安から現地での困りごと、通信手段、さらには食や物価、人や文化に対する印象まで、タイ旅行のリアルな実態を明らかにしています。

<記事等のご利用にあたって>
本リリースの内容を引用・転載いただく際は、以下の対応をお願いいたします。
・引用元を「WiFiトラベルとプラスト株式会社の共同調査」と明記
・WiFiレンタルサービス(https://www.wifi-travel.jp/countries/thailand/)へのリンクを設置
・該当記事(https://media.crossdata.co.jp/wifi-usage-survey-20260725/)へのリンクを設置


■調査概要
調査名:タイ渡航者に関するアンケート調査
調査手法:インターネットアンケート
調査期間:2026年7月6日~7月13日
調査対象:事前アンケートで「10年以内にタイに渡航した」と回答した全国の20歳~59歳の男女
有効回答数:250件

■質問内容:
質問1:タイ渡航前、現地での滞在にどの程度不安を感じていましたか?
質問2:タイ滞在中に、想定していなかった困りごとや戸惑いはありましたか?
質問3:タイ滞在中に困った・戸惑った内容を教えてください。
質問4:タイ渡航時、どのような通信手段を利用しましたか?
質問5:タイ渡航を振り返り、「事前に準備しておけばよかった」と感じたものは何ですか?
質問6:タイの「食」「物価」「人や文化(微笑みの国・仏教など)」について、印象に残っていることがあれば教えてください。


※数値は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※複数回答を含む設問では合計が100%を超える場合があります。


■ 渡航前の不安は4割超 “親しみやすい国”というイメージの一方で





まず、タイ渡航前に現地での滞在にどの程度不安を感じていたかを尋ねたところ、「とても不安だった」16.0%、「少し不安だった」27.6%と、合わせて約43.6%が何らかの不安を感じていた一方、「不安はなかった」は56.4%と過半数を占めました。

【渡航前の不安】
・とても不安だった:16.0%
・少し不安だった:27.6%
・不安はなかった:56.4%


親日的で治安も比較的良いとされるタイですが、4割を超える人が渡航前に不安を抱えていた点は注目に値します。言葉が通じるか、衛生面は大丈夫か、暑さに耐えられるかといった“タイならでは”の要素が、事前の不安につながっている可能性がうかがえます。


■ 約4人に1人が「想定外の戸惑い」を経験 “気軽さ”の裏にある盲点





一方で、タイ滞在中に想定していなかった困りごとや戸惑いを経験したかを尋ねたところ、「あった」は26.8%となり、約4人に1人が予期せぬトラブルや違和感を経験していることが明らかになりました。

【滞在中の困りごと・戸惑い】
・あった:26.8%
・なかった:73.2%


「なかった」は73.2%と多数派ですが、「気軽に行ける近場の海外」というイメージが強いからこそ、事前準備が後回しになり、現地で“想定外”に直面しやすいという側面も考えられます。

なお、「あった」と回答した割合は男性(39件)が女性(28件)をやや上回りました。屋台やタクシーなど現地での交渉・決済機会の多さや、行動範囲の広さが、戸惑いの経験につながっている可能性も考えられます。


■ 最多の壁は「言葉」 衛生・暑さ・通信も現地での戸惑いに





前問で実際に想定していなかった困りごとや戸惑いがあったと回答した67名を対象に、具体的な内容を尋ねたところ、最も多かったのは、「英語・タイ語が通じない」で55.2%と過半数にのぼりました。続いて「衛生面(食事・水)が気になった」47.8%、「暑さ・体調管理が大変だった」43.3%、「通信環境(WiFi・ネット)が不安定だった」41.8%が上位に並びます。

さらに「治安やトラブルが不安だった」37.3%、「交通・移動手段が分かりにくかった」25.4%と続きました。

【滞在中に困った・戸惑った内容】
・英語・タイ語が通じない:55.2%
・通信環境(WiFi・ネット)が不安定だった:41.8%
・衛生面(食事・水)が気になった:47.8%
・暑さ・体調管理が大変だった:43.3%
・治安やトラブルが不安だった:37.3%
・交通・移動手段が分かりにくかった:25.4%
・その他:9.0%


英語が通じにくい場面やタイ語の壁が最大の戸惑いとなっており、翻訳アプリや案内表示に頼る場面が多いことがうかがえます。また、屋台グルメを楽しむ一方での食事・水の衛生面、熱帯特有の暑さ、通信の不安定さといった「現地ならではの環境」も、戸惑いの要因として上位に挙がりました。

その他の回答では、
「アルコール購入時間の制限」
「手配しているタクシーが来なかった」

など、タイ特有の販売規制や移動手配に関する具体的な戸惑いも挙げられました。

こうした場面では、情報の検索や配車アプリの利用など、スマートフォンの通信環境が対応の助けになることもうかがえます。


■ 通信手段は「レンタルWiFi」が最多 準備の有無が体験を左右





タイ渡航時の通信手段として最も多かったのは「レンタルWiFi」で34.0%でした。続いて「現地SIMカード」26.8%、「ホテル・公共WiFiのみ」24.8%、「eSIM」20.0%、「特に準備しなかった」14.8%となっています。

【渡航時の主な通信手段】
・レンタルWiFi:34.0%
・現地SIMカード:26.8%
・eSIM:20.0%
・ホテル・公共WiFiのみ:24.8%
・特に準備しなかった:14.8%


タイ渡航時に利用した通信手段はレンタルWiFiが最多となり、複数人での共有や設定の手軽さから、多くの渡航者に選ばれている様子がうかがえます。一方で「ホテル・公共WiFiのみ」「特に準備しなかった」を合わせると約4割にのぼり、前述の通り通信環境への不満が戸惑いの上位に挙がっていることを踏まえると、通信手段の準備が旅行の快適さに直結していることが分かります。

地図検索や翻訳アプリ、配車サービス(Grabなど)、屋台や市場でのキャッシュレス決済の確認など、スマートフォンの役割が大きい現代の海外旅行において、安定した通信環境の確保は、もはや“インフラ”ともいえる重要な要素です。


■ 事前準備は「通信環境」が最多 「言葉」「現金」も拮抗





「事前に準備しておけばよかった」と感じたものでは、「通信環境(WiFi・SIM・eSIM)」が36.4%で最多となりました。続いて「タイ語(英語)フレーズ・翻訳アプリ」32.0%、「現金・両替(屋台や市場での支払い)」30.4%、「衛生対策(常備薬・飲み水の知識など)」23.6%、「配車アプリ(Grabなど)」22.0%と続いています。

【事前にもっと準備しておけばよかったもの】
・通信環境(WiFi・SIM・eSIM):36.4%
・現金・両替(屋台や市場での支払い):30.4%
・衛生対策(常備薬・飲み水の知識など):23.6%
・配車アプリ(Grabなど):22.0%
・タイ語(英語)フレーズ・翻訳アプリ:32.0%
・その他:9.2%


戸惑いの内容では「言葉」が最多だった一方、事前準備の後悔としては「通信環境」が最も多く挙がった点が特徴的です。

翻訳・地図・配車・決済といった旅先での多くの行動がスマートフォンを起点にしている今、その土台となる通信環境の準備が、結果的に言葉や移動、決済といった複数の不安をまとめて軽減する手段として意識されていると考えられます。


■ 印象は「安くて美味しい屋台」と「微笑みの国」、物価上昇の声も

最後に、タイの「食」「物価」「人や文化(微笑みの国・仏教など)」について印象に残っていることを自由回答で尋ねたところ、回答内容は大きくいくつかの傾向に分類できました。

以下は、実際の回答内容に基づく分析です。


●「安くて美味しい」屋台グルメへの満足度
最も多く見られたのは、屋台をはじめとする「食」の安さとおいしさに関する声です。

【実際の回答例】
「料理がお店も屋台もとても美味しいし、量もあって信じられないくらい安くてびっくりした」
「屋台の料理が安くて美味しかった」
「トムヤムクンなど食べ物が安くて美味しい」
「果物が安くて種類が多い」


屋台料理の手頃さとおいしさ、果物の豊富さを挙げる声が非常に多く、タイの“食”が渡航者にとって大きな満足につながっていることがうかがえます。「量も多くて安い」という驚きの声も目立ちました。


●「微笑みの国」を実感する人の温かさ
次に目立ったのが、現地の人々のやさしさ・温かさに関する声です。

【実際の回答例】
「街中で出会う人がとても穏やかで、ちょっとした会話でも笑顔を返してくれる温かさがあった」
「皆さんとてもフレンドリーで温かく、色々と案内をしてくれたことが印象的でした」
「非常にフレンドリーで接しやすいホスピタリティで快適だった」
「日本人に対して、とても親切でありがたかった」


「微笑みの国」と称されるタイならではの、穏やかで親切な国民性を評価する声が数多く寄せられました。親日的な対応に安心感を覚えたという体験も多く、人の温かさがタイ旅行の満足度を支えていることが分かります。


●生活に根づく仏教文化・お寺への印象
仏教やお寺など、タイの文化・宗教にまつわる声も多く見られました。

【実際の回答例】
「お寺の参拝が生活の中に浸透していること」
「場所にもよるが、やはり仏教の国なので寺院が印象的だった」
「敬虔な仏教徒が多い」
「人が温かかった。ご飯がおいしかった。お寺の規模が大きかった」


参拝が日常に溶け込んでいる様子や、寺院の荘厳さ・規模の大きさに圧倒されたという声が目立ちました。食や人の温かさと並んで、仏教文化がタイらしさを象徴する要素として印象に残っているようです。


●円安・物価上昇で変わる「お得感」
その一方で、近年の物価上昇や円安の影響を指摘する、現実的な声も一定数見られました。

【実際の回答例】
「円安のせいで現地での物価が倍になってお得感がなくなった」
「物価は円安もあり昔から比べるとかなり高くなった印象」
「物価が高騰し行きづらくなった」


「安いタイ」というイメージが先行していた分、円安や現地の物価上昇によって以前ほどのお得感が薄れた、と感じる声も見られました。リピーターほど過去との比較で変化を実感しやすい傾向がうかがえます。


●「衛生・水」への注意を実感する声
また、食を楽しむ一方で、衛生面や水に注意が必要だと実感したという声もありました。

【実際の回答例】
「豪快に下したので、サラダなどの生ものは絶対に口にしないほうが良いことを実感した」
「食事はどこも美味しかったが、衛生面と水には注意した方がよい」


おいしい食事を満喫できる一方で、生ものや水にあたってお腹を壊したという体験も見られ、衛生面への備えの大切さがうかがえます。配車アプリ(Grab)を「神」と評する声もあり、現地での移動や情報収集にスマートフォンが欠かせない様子も垣間見えました。

今回の自由回答からは、屋台グルメの安さやおいしさ、「微笑みの国」と称される人々の温かさ、生活に根づく仏教文化といったタイならではの魅力が数多く語られる一方、円安や物価上昇による“お得感”の変化、衛生・水への注意といった現実的な気づきも得られていることが明らかになりました。魅力と注意点の両面を知っておくことが、タイ旅行をより深く楽しむ鍵になりそうです。


【まとめ】約4人に1人が戸惑うタイ旅行、明暗を分けるのは出発前の「ひと手間」

今回の調査から、タイは「食事が安くておいしい」「人が温かい」といった魅力で多くの渡航者を惹きつける一方、約4人に1人が現地で想定外の戸惑いを経験していることが分かりました。

戸惑いの内容としては「英語・タイ語が通じない」が最多で、衛生面や暑さ、通信環境の不安定さも上位に挙がりました。さらに「事前に準備しておけばよかったもの」では通信環境が最も多く、言葉や現金の準備と並んで、旅の快適さを左右するポイントとして意識されています。

一方で自由回答からは、屋台グルメの安さやおいしさ、人々の優しさ、仏教文化の荘厳さなど、タイならではの魅力が数多く語られました。近年は円安や物価上昇を指摘する声も見られ、「安さ」の実感が少しずつ変わりつつある様子もうかがえます。

気軽に楽しめる旅行先として人気のタイですが、言葉や通信、衛生といった“現地のリアル”に備えておくことで、その魅力をより存分に味わえるといえるでしょう。特にスマートフォンは、地図検索や翻訳、配車アプリ、電子決済など旅の行動を支える役割が大きく、安定した通信環境を出発前に整えておくことが、現地での戸惑いを減らす近道になりそうです。ほんのひと手間の備えが、タイ旅行の満足度を大きく引き上げてくれるはずです。

<記事等のご利用にあたって>
本リリースの内容を引用・転載いただく際は、以下の対応をお願いいたします。
・引用元を「WiFiトラベルとプラスト株式会社の共同調査」と明記
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・該当記事(https://media.crossdata.co.jp/wifi-usage-survey-20260725/)へのリンクを設置


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所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目35-6 新宿アウンビル5F
電話番号: 03-6709-9395
URL:https://www.wifi-travel.jp/
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