【京都伝統産業ミュージアム】京都五山送り火「大文字」の護摩木受付を館内で特別実施

山麓以外では初の試み、8月12日(水)まで受付中 ~伝統行事の持続的な継承に向け、館内での周知・参加機会を拡大~

【京都伝統産業ミュージアム】京都五山送り火「大文字」の護摩木受付を館内で特別実施
「大文字」の護摩木

 京都伝統産業ミュージアム(京都市左京区・みやこめっせ地下1階)は、2026年7月30日(木)から8月12日(水)までの期間、館内特設スペースにて京都五山送り火「大文字」の護摩木(ごまぎ)受付を実施しています。
 これまで「大文字」の護摩木受付は、お盆期間(8月14日~16日)に大文字山麓の現地を中心に行われてきましたが、山麓以外の施設にて事前受付を行う取り組みは今年度が初の試みとなります。
 より多くの方に伝統行事に関わっていただく機会を創出するとともに、涼しい館内でゆっくりと護摩木をご記入いただける環境を提供します。また、担い手不足や資材高騰などの課題を抱える伝統行事の現状を周知し、持続可能な継承に向けた支援の輪を広げることを目指しています。

■ 実施の背景と経緯


館内特設コーナー

日英併記での書き方案内

- 護摩木受付の機会拡大と多言語対応これまで大文字山麓の現地に限られていた事前受付をミュージアム館内で行うことで、山麓まで足を運ぶのが難しい方や国内外の観光客へ広く受付の機会を提供します。英語での書き方案内も用意し、インバウンド観光客にも京都の伝統文化を体験していただける場としています。
- 伝統行事が直面する社会課題と周知協力京都の夏を象徴する行事である「京都五山送り火」は長年地域住民や保存会によって維持されてきましたが、近年は気候変動による原材料の調達困難、資材価格の高騰、後継者・担い手不足など、維持に関わる負担が増大しています。
- クラウドファンディングチラシの設置主催者である公益財団法人京都五山送り火連合会では、行事遂行費用の確保と伝統継承を目的にクラウドファンディング(2026年7月1日~8月31日)を実施しています。当館では特設スペースに案内チラシを設置し、行事を未来へ繋ぎたいという共通の想いのもと、来館者への情報発信を行っています。

■ 「大文字」護摩木受付の概要


館内特設コーナー

 護摩木とは、願い事や氏名等を書き記し、お焚き上げによって祈りを届けるための特別な木札です。ミュージアムでお預かりした護摩木は、8月16日(日)の五山送り火当日、大文字山頂にて厳かに焚き上げられます。
- 受付期間: 2026年7月30日(木)~ 8月12日(水)
- 開館時間: 10:00 ~ 18:00
- 受付場所: 京都伝統産業ミュージアム 館内特設コーナー(みやこめっせ地下1階 / 入場無料エリア)
- 志納金: 1本 400円~(大文字保存会)
- 記入内容: 家内安全、無病息災、ご先祖様の供養、各種願い事、氏名など(書き方の案内文・英訳対応あり)
- その他: 受付場所にて「京都五山送り火クラウドファンディング」の案内チラシを配架

■ 【動画紹介】大文字保存会 副理事長が出演「館長のおしゃべりライブ|特別編」

 当館のYouTube公式チャンネルでは、大文字保存会 副理事長の村野さんをお迎えしたインタビュー動画を公開しています。
 単なる観光行事にとどまらない「お精霊(しょらい)さん」を送る本来の意味や、約400年守られてきた伝統の裏側、そして点火当日の大松明による合図や山頂に響くカウントダウンなど臨場感あふれる舞台裏を語っていただいています。
- タイトル: 館長のおしゃべりライブ<特別編>|五山の送り火
- 動画URL:https://youtu.be/fkiF86q-yvE?si=K2dd4oc1xjdMTLfA

https://www.youtube.com/watch?v=fkiF86q-yvE


■ (参考)京都五山送り火クラウドファンディングについて

- プロジェクト名: 大切な人を想う、京の火を未来へ ~あなたも五山送り火の守人に、伝統を繋ぐプロジェクト~
- 募集期間: 2026年7月1日(水)~ 8月31日(月)
- 目標金額: 400万円(五山送り火行事の遂行費用等に充当)
- 主催: 公益財団法人京都五山送り火連合会
- 特設ページ: https://the-kyoto.en-jine.com/projects/gozan-okuribi


「京の四季名所繪図花瓶」(京都伝統産業ミュージアム収蔵品)

■ (参考)京都伝統産業ミュージアムについて


京都伝統産業ミュージアム

 京都伝統産業ミュージアムは、西陣織や京友禅などの染織品から京焼・清水焼、京漆器などの諸工芸品まで、京都市の伝統産業74品目とその背景を紹介するミュージアムです。制作工程の映像や、音・匂い・感触を体験できるコーナーを通して、完成品だけでなくものづくりの過程や技術にも触れられます。職人実演を毎日実施しているほか、併設のミュージアムショップでは、伝統の技をいかした逸品から暮らしに寄り添う雑貨まで、多彩な品々を取り揃えています。
 また、公式オンラインショップ「MOCAD ONLINE SHOP」の運営をはじめ、ホテルや商業施設など館外での工芸品販売への協力、企業や学会の記念品・ノベルティとなる「京もの」の企画・受注、つくり手と使い手をつなぐ販売会やマルシェ、クラフト&デザインコンペティションの開催など、京都の工芸の普及と販路拡大に向けた取り組みを館内外で続けています。
- 所在地:京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ 地下1階
- 開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
- 観覧料:一般(大学生含む)500円、小中高生400円 (各種割引は公式サイトでご覧ください)
- 公式サイト:https://kmtc.jp/
- 公式ECサイト:MOCAD ONLINE SHOP https://mocad-shop.com/


京都伝統産業ミュージアム 公式キャラクター「ことまる」


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