水戸芸術館で『武満徹没後30年企画』を開催 講座・コンサート・雅楽公演の全3企画を開催

(C)Schott Music Co. Ltd., Tokyo
2026年に没後30年を迎える作曲家・武満徹。その創作の軌跡と音楽世界をあらためて見つめる「武満徹没後30年記念企画」を、水戸芸術館にて開催します。
片山杜秀館長による講座めぐるシリーズ〈第1回 武満徹〉をはじめ、武満の創作の軌跡を辿る演奏会「武満徹の肖像」、武満が創作の源流として深い影響を受けた雅楽を紹介する「今昔雅楽集 四、秋庭歌一具」の全3企画を通して、日本を代表する作曲家・武満徹の芸術と、その尽きることのない魅力を多角的にご紹介します。
プログラムのご紹介

講座 片山館長とめぐるシリーズ第1回 武満徹をめぐる 片山杜秀水戸芸術館館長を講師に迎え、音楽や芸術にまつわるテーマを毎回設定して学びを深めていく講座の第1回目。また今年から始まるこれまでの吉田秀和賞受賞者による講演会の初回にもなるものです。
今回のテーマは同賞開始時に吉田秀和・加藤周一両氏とともに審査員を務め、今年没後30年を迎える武満徹です。時代の流れの中での武満の姿、その人柄、そして音楽へのアプローチなどについて語っていただきます。
日 時 2026年9月5日(土) 13:30開場 14:00開演
開 場 水戸芸術館 コンサートホールATM
料 金 全席自由 1,000円
講 師 片山杜秀(音楽評論/水戸芸術館館長)
司 会 大津良夫(水戸市芸術振興財団常務理事)
H P https://www.arttowermito.or.jp/hall/lineup/article_4784.html

武満徹の肖像多彩な作品を通して浮かび上がる、武満徹の音楽世界
日本を代表する作曲家・武満徹の作品と、その人物像に焦点を当てた演奏会「武満徹の肖像」。彼が生涯にわたり追求した「響き」へのこだわりや、静寂と音の間に広がる独自の美意識を、第一線で活躍する演奏家による演奏でお届けします。
現代音楽の枠を超え、世界中で高く評価され続ける武満作品。本公演では、戦争によって失われた自己の「生」を取り戻すように作曲活動を始めた初期の作品から、前衛音楽の影響を受けながら独自の音楽語法を確立していった時代、そして晩年にたどり着いた「歌」の境地まで、武満徹の創作の軌跡を辿ります。
一つひとつの作品に込められた思想や響きの変遷を通して、武満が追い求めた「時間の庭園」ともいえる音楽世界を体感していただける特別な公演です。
日 時 2026年9月26日(土) 15:30開場・16:00開演
開 場 水戸芸術館 コンサートホールATM
料 金 全席指定 一般 4,500円 U-25(25歳以下)1,500円※U-25要証明書、本人様のみ利用可
「秋庭歌一具」(10/4)公演とのセット券(枚数限定)7,000円
H P https://www.arttowermito.or.jp/hall/lineup/article_4783.html
出 演 波多野睦美(メゾソプラノ)、高木綾子(フルート)、成田達輝(ヴァイオリン)、
山澤 慧(チェロ)、北村朋幹(ピアノ)、片山杜秀(ナビゲーター/水戸芸術館館長)
曲 目 二つのレント(1950)ピアノのための より I アダージョ
妖精の距離(1951/89)ヴァイオリンとピアノのための
遮られない休息(1952-59)ピアノのための
フォー・アウェイ(1973)ピアノのための
オリオン(1984)チェロとピアノのための
エア(1995)フルートのための
SONGS
うたうだけ(1958)谷川俊太郎・詞
死んだ男の残したものは(1960)谷川俊太郎・詞
翼(1982)武満 徹・詞
MI・YO・TA(1950年代/1996)谷川俊太郎・詞
ビトゥイーン・タイズ(1993) ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための

伝統芸能のススメ[雅楽] 今昔雅楽集 四、秋庭歌一具武満徹が創作の源流として見つめた雅楽、その響きに出会う
武満徹は、日本の伝統音楽である雅楽から大きな影響を受け、自身の創作にその独特な響きや時間感覚を取り入れました。
本公演では、武満の生涯で最長の作品で現代雅楽の傑作とされる《秋庭歌一具》を中心に、伝統と現代が交差する音楽世界を紹介します。古来より受け継がれてきた雅楽の響きと、武満徹による現代的な音楽表現が融合することで生まれる、唯一無二の聴体験。水戸芸術館ならではの視点で、過去から未来へつながる音楽の魅力を届けます。
日 時 2026年10月4日(日) 15:30開場・15:45プレトーク・16:00開演
開 場 水戸芸術館 コンサートホールATM
料 金 全席指定 一般4,500円 U-25(25歳以下)1,500円※U-25要証明書、本人様のみ利用可
「武満徹の肖像」(9月26日)公演とのセット券(枚数限定)7,000円
H P https://www.arttowermito.or.jp/hall/lineup/article_4759.html
出 演 伶楽舎、荒木奏美(オーボエ)、宮田まゆみ(笙)
片山杜秀(ナビゲーター/水戸芸術館館長)
曲 目 管絃:太食調音取(たいしきちょうのねとり)、合歓塩(がっかえん)、嘉辰(かしん)、
抜頭(ばとう)
武満 徹:ディスタンス(1972)
舞楽:還城楽(右方)(げんじょうらく うほう)
武満 徹:秋庭歌一具(しゅうていがいちぐ)(1973/79)
※15:45から伶楽舎メンバーと片山杜秀によるプレトークがございます。
作曲家 武満 徹(1930-1996)

Photo: Schott Music Co. Ltd., Tokyo
日本を代表する作曲家・武満徹(1930-1996)は、独学で音楽を学びながら、戦後日本の音楽界において独自の創作世界を築き上げた作曲家です。西洋の現代音楽の技法を取り入れながら、日本の伝統文化や自然観に根ざした繊細な響きを追求し、その作品は国内のみならず世界各地で高く評価されました。映画音楽からオーケストラ作品、室内楽まで幅広い分野で創作を続け、20世紀後半を代表する作曲家の一人として、現在も多くの演奏家や聴衆に影響を与え続けています。
チケットのお取扱い
窓 口 水戸芸術館 エントランスホール内チケットカウンター(営業時間 9:30~18:00/月曜休館)
電 話 水戸芸術館 チケット予約センター TEL: 029-231-8000
(営業時間 9:30~18:00/月曜休館)
W E B https://www.arttowermito.or.jp/ticket/
関連ページ 音楽誌vivo
音楽部門が制作の現場からお届けする音楽紙『vivo(ヴィーヴォ)』。水戸芸術館のコンサート情報や出演者のインタビュー、コンサートの感想や制作秘話など、学芸員ならではの視点で書いています。本紙を通じて、水戸芸術館のコンサートがより親しみやすく、より生き生きとした魅力にあふれたものになればと願っています。▼音楽紙『vivo(ヴィーヴォ)』はこちらから。
水戸芸術館音楽紙vivo278号[2026年9月号]特集
「《ノヴェンバー・ステップス》から《秋庭歌一具》へ ―歌に始まり歌に終わる武満徹の道の断面―」
https://www.arttowermito.or.jp/hall/vivo/
水戸芸術館 施設案内
開館時間 9:30~18:00(催事によって延長いたします)休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)・年末年始
住 所 〒310-0063 茨城県水戸市五軒町 1-6-8
連絡先 TEL. 029-227-8111(代) FAX. 029-227-8110 (代)
H P https://www.arttowermito.or.jp/
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