花火のバトン、フィギュアスケーター浅田真央から盟友・小塚崇彦へ。元フィギュアスケート日本代表の小塚崇彦、初の花火作品プロデュースに挑戦!

▲「大阪芸術花火2026」メインビジュアル
2026年10月31日(土)、大阪府泉佐野市・りんくう公園で開催する「大阪芸術花火2026」にて、フィギュアスケーターの小塚崇彦さんがプロデュースするスペシャル花火プログラムを披露することが決定しました。
■ 大阪湾を舞台に、音楽と花火が一体となる「大阪芸術花火」
通常の花火大会とは一線を画した、「音楽」と「花火」を掛け合わせた花火エンターテインメントの先駆け“芸術花火”(企画・制作 株式会社GREAT SKY ART)。音楽のリズムや曲調にシンクロするよう緻密にプログラムされた音楽花火を芸術の域に押し上げた花火スペシャリストたちが集まり、北海道、宮城、神奈川、大阪など全国各地で芸術花火イベントを開催しています。
その一つである「大阪芸術花火」は、大阪府泉佐野市・りんくう公園を舞台に開催。大阪湾を望む開放的なロケーションを最大限に生かし、水面近くから広がる花火や水平線から立ち上がる光、大阪湾の水面に映り込む色彩など、空と海を一つの巨大なキャンバスとした壮大な花火演出をお楽しみいただけます。
そして2026年の「大阪芸術花火」では、スペシャルプログラムとして、フィギュアスケーター・小塚崇彦さんが初めて花火作品のプロデュースに挑戦。自身のスケート人生を象徴する楽曲「Io Ci Saro」を、フィギュアスケートではなく、花火という新たな表現で大阪の夜空に描きます。
■ 小塚崇彦が芸術花火でつないできた、スポーツ・芸術・地域社会
今回、小塚崇彦さんが花火作品のプロデュースに挑戦する背景には、これまで小塚さんが「芸術花火」とともに続けてきた活動があります。
小塚さんは、芸術花火のスペシャルプロジェクトリーダーとして活動するとともに、スペシャルオリンピックス日本のドリームサポーターとして、スポーツを通じて人と人、そして地域社会をつなぐ取り組みを続けています。
芸術花火とスペシャルオリンピックス日本では、知的障がいのあるアスリートが花火を鑑賞するだけではなく、翌日の会場清掃や撤収作業にもボランティアとして参加する活動を実施してきました。花火を「見る人」と「つくる人」「支える人」という垣根を越えて、アスリートや地域の人々、ボランティア、スタッフが同じ場所でともに活動し、交流する。
小塚さんは、そうした取り組みに継続して関わりながら、芸術花火を単なるエンターテインメントとしてだけではなく、「スポーツ、芸術、そして社会をつなぐ場所」として育ててきました。
フィギュアスケーターとして長年培ってきた経験や表現力を、競技を終えたあと、どのように次の世代や社会へつないでいくことができるのか。スポーツで得たものをスポーツの世界だけにとどめるのではなく、芸術や地域活動など異なる分野と交わらせることで、新しい価値を生み出していく。それは、小塚さんが芸術花火に関わる中で大切にしてきたテーマでもあります。

▲小塚崇彦さんと芸術花火/スペシャルオリンピックス日本の活動写真
■ 小塚崇彦から浅田真央へ。そして、再び小塚崇彦へ。芸術花火でつながる表現のバトン
その活動の延長線上で生まれたのが、2026年9月5日の「北海道芸術花火2026」で実現した、フィギュアスケーター・浅田真央さんとのスペシャルコラボレーションでした。
小塚さんからつながった縁をきっかけに、浅田さんは自身の競技人生を象徴するラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番 第1楽章」と改めて向き合い、フィギュアスケートで培ってきた表現を、初めて花火という新たな作品へと昇華しました。
小塚崇彦から、浅田真央へ。芸術花火を通して小塚さんが育ててきた「スポーツと芸術、そして社会をつなぐ」という活動から、新たな“表現のバトン”が生まれました。
そして今度は、そのバトンが小塚さん自身へと戻ってきます。これまで人と人をつなぎ、新しい挑戦のきっかけをつくってきた小塚さんが、今度は自ら「作品の創造者」として芸術花火に向き合います。
選んだのは、自身の競技人生において特別な意味を持つ「Io Ci Saro」。誰かへ渡した表現のバトンを、今度は自分自身が受け取り、夜空へつなぐ。小塚さんと芸術花火が積み重ねてきた活動の先に、今回の「大阪芸術花火2026」での新たな挑戦があります。

▲浅田真央さん制作風景

▲小塚崇彦さん・浅田真央さん
小塚崇彦から浅田真央へ。
そして、浅田真央から小塚崇彦へ。
舞台は、北海道から大阪へ。
■ 小塚崇彦にとって特別なプログラム「Io Ci Saro」
今回の特別作品に選ばれたのは、「Io Ci Saro」。小塚さんが現役時代に演じた、自身にとって非常に思い入れの深いプログラムです。
2014年の全日本選手権では、このプログラムで自身が「これ以上にない演技」と振り返る会心の滑りを披露。現役引退を発表した2016年のインタビューでは、「Io Ci Saro」について、「僕をすべてきれいにまとめあげて作ってもらったプログラム」「本当に僕にしかできないプログラム」と語っています。
数多くのプログラムを滑ってきた小塚さん自身が「僕にしかできない」と感じた特別な作品。競技人生の終盤に出会い、自分自身を深く表現することができた「Io Ci Saro」を、あれから12年の時を経て、今度は夜空に描きます。
氷上では、自らの身体で。そして今回は、花火の色、形、高さ、広がり、間、そして消えゆく残光で。
かつて自らが滑った一つのプログラムをそのまま再現するのではなく、現在の小塚さんが改めて楽曲と向き合い、“今だからこそ表現できるIo Ci Saro”として新たな作品へと再構築します。

▲小塚崇彦さん選手時代
■ フィギュアスケートの振付から、夜空の振付へ
今回、小塚さんとともに花火作品をつくり上げるのは、「芸術花火」シリーズの演出を手掛ける花火コレオグラファー・大矢亮です。
花火コレオグラファーとは、音楽を読み解き、使用する花火玉、色彩、高さ、打ち上げ場所、開花のタイミングなどを設計する、いわば“夜空の振付師”。花火の打ち上げから開花、そして消えゆく残光までを計算し、音楽と1/30秒単位でシンクロさせながら、一つの物語を夜空に描いていきます。
9月の北海道芸術花火では、浅田真央さんと大矢が対話を重ね、浅田さん自身が氷上で表現してきた感情や振付の意図を、一つひとつ花火へと置き換えていきました。
そして大阪では、小塚さんと大矢が「Io Ci Saro」と改めて向き合います。小塚さんがこの楽曲を滑っていたとき、何を感じ、どの音を大切にし、どこで感情が動いていたのか。かつて身体で表現していたものを言葉にし、大矢がそれを花火の色、形、動き、タイミングへと変換していきます。
フィギュアスケートの振付と、夜空に描く花火の振付。二人の表現者が対話を重ねながら、「Io Ci Saro」に新しい命を吹き込みます。
■ アスリートの記憶と感性を、新たな文化作品へ
フィギュアスケートと芸術花火。一見すると全く異なる二つの表現ですが、そこには多くの共通点があります。
音楽と一体となり、時間の流れの中に物語をつくること。一瞬の表現にすべてを懸けること。そして、言葉を使わずに人の心を動かすこと。
北海道では浅田真央さんがラフマニノフを通じて、自身の記憶と感情を新たな花火作品へと昇華しました。そして大阪では、小塚崇彦さんが自身にとって特別な「Io Ci Saro」と再び向き合います。
競技を終えたアスリートが、これまで培ってきた経験や感性を別の表現へとつなぎ、新しい文化作品を生み出していく。芸術花火は、このプロジェクトを通じて、スポーツと芸術が交わることで生まれる新たな可能性を発信していきます。

▲「大阪芸術花火2025」の様子
氷上で描いた「Io Ci Saro」を、今度は夜空に。
小塚崇彦と日本最高峰の花火チームが生み出す、
一夜限りの芸術作品にぜひご注目ください。
■ 氷上で磨いた表現を、今度は大阪湾の夜空へ
今回、小塚崇彦さんが「Io Ci Saro」を描く舞台となるのは、大阪湾を望むりんくう公園・マーブルビーチです。
遮るもののない大空と大阪湾が広がる開放的なロケーション。日本の夕陽百選にも選ばれた美しい夕陽が水平線へと沈み、やがて暗くなった海の向こうから、壮大な花火が次々と夜空へと舞い上がります。
「大阪芸術花火」の大きな魅力のひとつが、このロケーションを最大限に生かした豪華絢爛な海上花火です。
水面近くから広がる花火、水平線から立ち上がる光、そして大阪湾の水面に映り込む色彩。空と海をひとつの巨大なキャンバスとして使うことで、通常の花火大会とは異なる、奥行きと広がりのある演出を生み出します。
長年、氷上という舞台で音楽とともに滑り、身体の動きによって「Io Ci Saro」の世界を表現してきた小塚さん。
その作品が今度は、氷上を離れ、大阪湾の水上から広がる夜空へ。
スケートリンクの限られた空間を滑り抜けてきた軌跡は、花火の光となり、遮るもののない大阪の大空へと大きく広がっていきます。

▲「大阪芸術花火2026」会場ロケーション=大阪湾を望むりんくう公園・マーブルビーチ
■ コメント
▼ 小塚崇彦|芸術花火スペシャルプロジェクトリーダー
「Io Ci Saro」は、自分の競技人生の中でも特別なプログラムです。
当時の自分だからこそできた表現があり、2014年の全日本選手権では、自分の中でも本当に気持ちのこもった演技ができました。
今回、その作品に改めて向き合い、今度は自分が滑るのではなく、花火で表現することになりました。
北海道では、僕からつながったご縁で真央さんが花火作品をつくり、その作品を実際に見ることで、フィギュアスケートで培ってきた表現を、こんな形でも残していけるんだという新しい可能性を感じました。
今度はそのバトンを受け取って、自分自身が「Io Ci Saro」を大阪の夜空に描きます。
大矢さんや花火チームの皆さんと一緒に、今の自分だからこそつくれる作品にしていきたいと思います。」
■ プロフィール

小塚崇彦|Takahiko Kozuka
1989年2月27日、愛知県生まれ。フィギュアスケーター。2010年バンクーバー五輪フィギュアスケート日本代表。世界選手権銀メダル、全日本選手権優勝などの実績を残す。
現在は、フィギュアスケートに関する活動に加え、スポーツを通じた社会貢献や次世代育成にも取り組む。芸術花火を通じて、スポーツ、芸術、地域社会をつなぐ活動を推進している。
・芸術花火 スペシャルプロジェクトリーダー
・スペシャルオリンピックス日本 ドリームサポーター
・2026 愛知・名古屋アジア競技大会・パラ競技大会 アスリート委員、式典委員
・日本スポーツチア&ダンス連盟 代表理事

大矢亮|Ryo Oya
Pyrosmith Inc./花火コレオグラファー
1968年2月24日、神奈川県生まれ。日本では数少ない花火コレオグラファーの一人。音楽の構成や感情の動きを読み解き、花火の種類、色彩、高さ、打ち上げ位置、開花のタイミングなどを緻密に組み立て、夜空に一つの物語を描く。
30分を超える長編花火演出において国内屈指の評価を受け、假屋崎省吾、コシノジュンコをはじめとする異分野のアーティストとのコラボレーションも手掛けてきた。海外での花火演出経験も持つ。
2009年から2010年に茨城県で開催された「大草原の花火と音楽」を皮切りに、音楽と花火がシンクロする長編作品の演出を担当。2014年に始まった「芸術花火」シリーズでは、全国各地の作品演出を担っている。
花火の打ち上げから開花、消えゆく残光までを計算し、音楽と1/30秒単位で同期させる、繊細かつ大胆な花火演出を得意とする。
■ 開催概要

■ チケット情報
【早割販売】
9月1日 00:00 ~ 10月17日 23:59
一般販売価格より500円お得!
※エキサイティングシート、ビーチイス席、プロムナードイス席のみ早割対象となります。
[マーブルビーチサイド]
・エキサイティングシート(最前3列) 9,500円(税込)
・ビーチイス席 6,500円(税込)
・階段BOX席(5名1組) 35,000円(税込)
[アウトレットサイド]
・プロムナードイス席 7,500円(税込)
・テーブル席(4名1組) 50,000円(税込)【完売】
・丘の上テーブル席(4名1組) 50,000円(税込)【完売】
・ペアシート(2名1組) 18,000円(税込)【完売】
・プライベートバンガロー(10名1組/駐車券2枚付) 150,000円(税込)【完売】
・【抽選】車いす席(3名1組/駐車券1枚付) 18,000円(税込)【完売】
[マーブルビーチ・アウトレットサイド]
・カメラマンチケット 11,000円(税込)【完売】
<公式サイト>
https://osakafireworks.com
【参考】「Io Ci Saro」に関する小塚崇彦さんの発言:スポーツナビ(2016年3月)
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201603260003-spnavi
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