「クレカ乗車」新サービスにより、イベント時の混雑緩和や公共交通機関・周辺サービスの相互利用等の地域・交通の課題解決に貢献

~放生会でのJR九州の運賃割引と、公共交通機関とシェアモビリティの乗り換え実証施策を実施~

 三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:佐々木 丈也、以下:三井住友カード)は、2026年9月以降順次、公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用した「クレカ乗車」※1およびMaaSプラットフォームを通じ、地域・交通の課題解決を目指す新サービスを開始いたします。
 具体的には、1.イベント時の駅周辺や道路の混雑緩和に寄与する「イベント割引」、2.事前登録型サービス「Pass Case エントリー」※2を活用した公共交通機関と周辺サービスの連携を開始いたします。



1.「イベント割引」は、大型イベント開催時の公共交通機関の利用促進による混雑緩和を目的に、「クレカ乗車」を活用し柔軟な運賃設定を可能にするサービスです。第1弾として、2026年9月12日(土)から福岡県で開催される「放生会」に合わせ、九州旅客鉄道株式会社(本社:福岡市博多区 、代表取締役社長執行役員:古宮洋二、以下:JR九州)において普通旅客運賃を最大20%割引する新たな施策を実施します。

2.「Pass Case エントリー」を活用した公共交通機関と周辺サービスの連携は、公共交通機関の利用を起点に、商業施設やシェアモビリティ等のさまざまな周辺サービスとの相互送客や、地域回遊・消費機会を創出するサービスです。第1弾として、2026年10月1日(木)より株式会社Luup(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:岡井 大輝、以下:Luup)による実証実験※3を実施予定です。

※1 三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用した、タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォン等による乗車サービス。
※2 「Pass Case エントリー」は、利用者がWebサイト上でクレジットカード等を登録し、対象サービスへ事前にエントリーした上で、対象の公共交通機関で「クレカ乗車」を利用すると、利用実績や所定の条件に応じて、運賃割引やクーポン等の特典を受けることができるサービス。(サービスサイト:https://www.smbc-card.com/camp/passcase/entry/index.html
※3 対象公共交通機関:福岡市地下鉄

【「イベント割引」詳細】
 「イベント割引」の第1弾として、2026年9月12日(土)から9月18日(金)まで、JR九州の鹿児島本線の箱崎駅または吉塚駅において「クレカ乗車」で入場もしくは出場を行い、所定の条件を満たした利用者を対象に、普通旅客運賃を最大20%割引する施策を実施します。
 本施策は、春の「博多どんたく港まつり」、夏の「博多祇園山笠」と並んで「博多(福岡)三大祭り」の1つに数えられる筥崎宮の仲秋大祭「放生会」の開催期間に合わせて実施いたします。来訪者には、事前のきっぷ購入やチャージを必要とせず、普段使い慣れたクレジットカード等でスムーズに移動できます。また、交通事業者や地域にとっては、イベント期間中の駅周辺・道路の混雑緩和、公共交通機関利用の促進、イベント時における柔軟な運賃施策の効果検証につながることが期待されます。

■施策概要



※注意事項
期間中の割引上限が1,000円となります。割引計算後の10円未満の端数は切り捨てとなります。
降車時は「割引前の運賃」が表示されますが、実際の決済(引き落とし)時に、「割引後の運賃」が適用されます。
端数処理の兼ね合いで、20%割引にならない乗車ケースが出る場合がございますので、予めご了承ください。

【「Pass Case エントリー」を活用した公共交通機関と周辺サービスの連携 詳細】
 事前登録型サービス「Pass Case エントリー」を活用し、公共交通機関の利用を条件として、さまざまな事業者が提供する割引・クーポン等の特典を受けられる仕組みを提供します。
 本サービスにより、公共交通機関の利用を通じて、移動の目的地やその周辺で利用できるサービスをシームレスにつなげる新たな体験を提供します。今後は、商業施設のようなお出かけの目的地等との連携も視野に入れ、移動を起点としたサービス連携の拡大・相互送客により、地域回遊・消費機会等、地域における新たな価値創出を目指します。

■福岡県でのLuupによる実証実験
 「Pass Case エントリー」を活用した公共交通機関と周辺サービスの連携の第1弾として、Luupによる実証実験を2026年10月1日(木)より福岡県で実施予定です。
 本実証実験は、公共交通機関を都市移動の基幹とし、Luupが提供するマイクロモビリティのシェアサービス「LUUP」をラストワンマイルの移動手段として組み合わせ、対象事業者での「クレカ乗車」を条件に「LUUP」のクーポンコードを提供することで、公共交通機関とシェアモビリティの相互利用促進を図ります。これにより通勤・通学や買い物、休日のお出かけ等における交通手段の選択肢を広げるとともに、公共交通機関の利用促進および市内の回遊性向上による効果を検証
します。
※対象公共交通機関:福岡市地下鉄。本実証実験の詳細は別途ご案内いたします。

【本取り組みの背景と目的】
 公共交通機関では、大型イベントや観光需要の集中時における券売機の行列や駅構内の混雑、周辺道路の渋滞等が課題となっており、来訪者が公共交通機関をスムーズに利用できる環境づくりが求められています。また、日常利用においても、駅から目的地までの移動の利便性向上や沿線・周辺エリアでの消費を促す仕組みづくりが重要となっています。
 三井住友カードは、公共交通機関向けソリューション「stera transit」を通じて、全国の交通事業者による「クレカ乗車」の導入を支援してきました。福岡県においても、国内外から多くの来訪者が訪れる観光都市として駅窓口やバス車内での案内対応等が交通事業者の負担となっていたことから、2022年より福岡市交通局、JR九州、西日本鉄道に導入が進みました。また、福岡市地下鉄での1日上限サービスや1か月最大料金サービス、JR九州における2026年4月の本格導入および同年9月18日(金)の対象路線拡大、西日本鉄道における西鉄電車の全駅展開や完全キャッシュレスバスの実証、西鉄バス北九州での採用等、各交通事業者でサービスの拡張が進んでいます。  
 これらの取り組みにより、現金取扱量の削減や券売機での磁気券購入件数の低減といった定量的な効果に加え、駅係員や乗務員による窓口・車内での応対業務、訪日外国人への案内対応の軽減にもつながっています。一方で、サービス利用状況や利用者の声を通じて、イベント時の混雑対応や駅から目的地までの利便性向上といった新たなニーズも見えてきました。
 こうした課題に対応するため、公共交通と周辺サービスをつなぐ2つの新たなサービスをまずは福岡エリアで開始します。今後は、商業施設や観光施設、自治体、シェアモビリティ事業者等との連携を拡大し、公共交通を起点とした新たな移動体験と地域活性化を目指します。

【参考】
■タッチ決済について
 タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、カードが設定されたスマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要※で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。





ご利用頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設等の店舗だけでなく、公共交通機関への導入も進むなど、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。
※一定金額を超えるお支払いは、カードを挿入し暗証番号を入力するか、サインによる本人確認が必要となります。

■「stera transit」について
(URL:https://www.smbc-card.com/kamei/stera/transit/index.jsp
 決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。 





 「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済タッチ決済を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がなく消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」等、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。

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