【野沢温泉ロッヂが提案する「野沢温泉の暮らし体験」】9/26 稲刈り体験を開催

野沢温泉の棚田風景
野沢温泉ロッヂでは、四季の移ろいを感じる自然体験や、その季節だからこそ味わえる野沢温泉の暮らしに触れる体験を提案しています。
2026年5月には、地域の田んぼで「田植え体験」を開催しました。
参加者のみなさんと一緒に、一株ずつ手で植えた小さな苗。
野沢温泉の山から流れる水と、夏の日差しを受けながら成長した稲は、季節とともに緑から黄金色へと変わり、いよいよ収穫の時期を迎えます。
その続きを体験する「稲刈り体験」を、2026年9月26日(土)に開催します。
今回のテーマは、「水と暮らし」。
田んぼに入り、自分の手で稲を刈る。
その体験を入口に、野沢温泉の山や森から生まれる水が、どのように作物を育て、その作物が地域の食や暮らしにつながっているのかを感じてもらう一日です。
田植えに参加してくださった方は、春から続く米づくりの続きを。
今回初めて参加する方にも、普段何気なく食べているお米の背景にある、野沢温泉の自然と暮らしに触れていただきます。
雪とブナの森から生まれる、野沢温泉の水

冬の棚田風景

保水力が高いブナの森(ミルフィーユ上の地層)
野沢温泉のお米を語るうえで欠かせないのが、この土地を巡る「水」です。
野沢温泉村の東側、上ノ平高原一帯には広大なブナ林が広がっています。
野沢温泉では「ブナの森に水筒は要らない」と表現されるほど、ブナの森と水には深い関係があります。
冬に積もる雪や、森に降った雨はすぐに流れ落ちるのではなく、落ち葉などが積み重なった柔らかな森の土壌へゆっくりと染み込んでいきます。
ブナ林に蓄えられた水は、長い時間をかけて地中を巡り、自然にろ過されながら、やがて湧き水となって地表へ現れます。
上ノ平の森に降った雨や雪は、およそ50年の歳月をかけて大地に染み渡り、上質な軟水となって村に多くの恵みをもたらしています。
冬に降った雪が、森へ染み込み、水となり、里へ流れていく。
野沢温泉の暮らしは、そんな山から続く水の循環の中にあります。
水が、作物を育てる

山から流れてきた水は、村の生活だけでなく、田んぼや畑にもつながっています。
春になると田んぼに水が入り、苗が植えられます。
小さかった苗は、その水を受けながら根を張り、夏の日差しの中で少しずつ成長していきます。
そして秋には、黄金色の稲穂となって収穫の時期を迎えます。
今回収穫するお米も、野沢温泉の山、森、水の循環の中で育った作物のひとつです。
一粒のお米の背景には、田んぼだけがあるわけではありません。
冬の雪があり、ブナの森があり、そこから流れる水があります。
自分の手で稲を刈ることで、普段何気なく食べているお米が、自然の循環の先にあることを感じてもらえたらと考えています。
春に植えた苗を、自分の手で収穫する




今回の体験では、実った稲を一株ずつ自分の手で刈り取っていきます。
普段の生活では、田んぼに入り、稲に直接触れる機会は決して多くありません。
しかし実際に稲を持ち、自分の手で収穫してみると、一杯のごはんが食卓に届くまでに多くの時間と手間がかかっていることに気づきます。
春の田植えに参加した方にとっては、
「あのとき植えた苗が、こんなに大きくなった。」
そんな変化を自分の目で確かめる時間でもあります。
春に植え、夏に育ち、秋に収穫する。
ひとつの作物を季節をまたいで見ていくことも、この体験の大切なテーマです。
作物から、暮らしへ
田んぼで育ったお米は、収穫され、やがて私たちの食卓に並びます。
野沢温泉では、お米だけでなく、野沢菜をはじめとするさまざまな作物が地域の自然とともに育てられてきました。
そして、育てたものを収穫し、食べ、保存し、次の季節へつないでいく。
そうした営みが、長い時間をかけてこの土地の暮らしや文化をつくってきました。
野沢温泉村には、村人が共同で管理する外湯や、温泉で野菜を茹でる麻釜、野沢菜を洗う文化など、自然の恵みを日々の生活の中で使い続けてきた風景が今も残っています。
水が作物を育てる。
作物が食卓に並ぶ。
そして、それが地域の暮らしになる。
今回の稲刈りでは、そんな野沢温泉の日常につながる循環を、少しだけ体験してもらえたらと思っています。
食の恵みに感謝する

普段、スーパーや飲食店では当たり前のように目にするお米。
しかし、その一杯のごはんができるまでには長い時間があります。
雪が降る。
水が山に蓄えられる。
田んぼに水を張る。
苗を植える。
夏の間、稲を育てる。
そして秋に収穫する。
稲刈りは、その長い時間のほんの一部分です。
子どもたちにとっては、「食べものはどこから来るのか」を身体で知る時間に。
大人にとっても、普段の生活から少し離れ、自然の中で手を動かしながら、食や暮らしについて考える時間になります。
いつも食べているごはんの背景を知ることで、食卓の見え方も少し変わるかもしれません。
観光だけではない、野沢温泉の日常へ

野沢温泉と聞くと、冬のスキーや温泉を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、雪のない季節には、田んぼや畑が広がり、山から水が流れ、人々が自然とともに暮らす、もうひとつの野沢温泉があります。
稲刈りを終えたあとは、村内を歩いたり、13か所ある外湯を巡ったり。
田んぼで身体を動かし、その土地の食に触れ、最後は温泉へ。
観光地を巡るだけではなく、その土地の暮らしの中へ少し入ってみる。
野沢温泉ロッヂでは、そんな旅のあり方をこれからも提案していきます。
春から秋へ。そして、食卓へ。
今回の稲刈り体験では、高校生以上の参加者へ、収穫したお米を特典としてお渡しします。
田植えに参加した方には、お米2kg。
稲刈りに参加した方にも、お米2kg。
そして、田植えと稲刈りの両方に参加した方には、お米5kgを贈呈します。
春に苗を植え、秋に収穫し、最後は自宅の食卓で味わう。
体験がその日だけで終わるのではなく、「食べる」ところまでつながっていきます。
自分が関わった田んぼで育ったお米を、自分の家で食べる。
その一杯のごはんから、野沢温泉の山や水、田んぼの風景を思い出してもらえたら嬉しく思います。
稲刈り体験 実施概要
開催日
2026年9月26日(土)
※雨天の場合は9月27日(日)に順延します。
スケジュール
8:30 集合
9:00 稲刈り開始
12:00 稲刈り終了
12:00~ ランチ
参加費
高校生以上:3,000円/人
駐車場について
お車でお越しの方は、指定駐車場までお越しください。
駐車場はこちら
https://maps.app.goo.gl/HCoWcnfwkyYprYK1A
参加特典
※高校生以上
・田植え参加:お米2kg/人 贈呈
・稲刈り参加:お米2kg/人 贈呈
・田植え・稲刈り両方参加:お米5kg/人 贈呈
春の田植えに参加していない方も、今回の稲刈りからご参加いただけます。
水が作物を育て、作物が暮らしをつくる。
この秋、野沢温泉の田んぼで、そのつながりを一緒に体験してみませんか。
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