【香川オリーブガイナーズ】高校生が「考える」から「社会で実行する」へ。第2回「せとうち探究研修旅行」を実施

鎌倉学園の高校生24名が香川へ。地域・学校を越えて学び、最後はプロ野球のホームゲームで自ら考えた企画を実践

プロ野球独立リーグ・四国アイランドリーグplusに所属する香川オリーブガイナーズ(所在地:香川県高松市、代表取締役社長:澤村俊輔)は、2026年8月19日(水)から21日(金)までの3日間、球団独自の教育プログラム「せとうち探究研修旅行」を香川県内で実施しました。本プログラムは、スポーツビジネスと地域を題材に、高校生が学校・地域を越えて学び、最後はプロ野球のホームゲームで自ら考えた企画を実践する研修です。2025年に続く第2回となる今回は、神奈川県から高校生24名が来県し、大手前高松高等学校との共同授業や三豊市での地域学習を経て、球場での実践に臨みました。
20日のホームゲームでは、神奈川・香川・岡山の3県4校の高校生が球場企画を実践。参加者が思うように集まらない場面では、生徒自身が観客席へ足を運んで呼びかけ、参加校による鎌倉名物販売では用意した商品がほぼ完売しました。「考える」だけで終わらず、社会でやってみて、反応を受け、次の行動を考える3日間となりました。


プロ野球のホームゲームを舞台に、高校生が企画した「外野リレー」を実践。学校や地域、世代を越えた交流が生まれた。

◼️ 1日目|オンラインで準備してきた両校が初めて対面。翌日の企画を形に
8月19日(水)、鎌倉学園の生徒たちは香川県に到着後、大手前高松高等学校を訪問しました。
両校はこれまでオンラインミーティングなどを通じて、翌日の球場イベントについて準備を進めてきましたが、実際に顔を合わせるのは今回が初めてです。

自己紹介や学校紹介を行った後、大手前高松の生徒たちから、これまで香川オリーブガイナーズと実施してきた球場イベントについて紹介しました。伝えたのは、成功したことだけではありません。「事前の申し込みが0人でも、その場でお客様に声をかけることで参加してもらうことができた」という実体験など、実際に企画を動かしたからこそ分かった失敗や改善点も、これから本番を迎える鎌倉学園の生徒へ共有しました。

その後は、翌日のイベントに向けて企画を具体化。
「何をするのか」
「どこで行うのか」
「どのように運営するのか」
「どうすれば来場者に楽しんでもらえるのか」
実際の球場や来場者を想像しながら、班ごとに企画内容や役割分担を確認しました。
画面越しだった関係から、同じ場所で一緒に企画をつくる仲間へ。
翌日の本番に向けた最後の準備を進めました。


球場での企画実践に向け、班ごとに内容や役割分担を検討。高校生自身が「どうすれば来場者に楽しんでもらえるか」を考え、企画を形にしていく。

オンラインで準備を重ねてきた高校生たちが香川で初めて対面。学校や地域の枠を越え、翌日の球場企画に向けた共創が始まった。


■ 2日目午前|三豊市で、地域と「そこで生きる人」から学ぶ
8月20日(木)の午前は、香川県西部の三豊市を訪れました。最初の研修場所は父母ヶ浜です。先に現地を訪れて学んでいた大手前高松の生徒が、今度は案内役となり、鎌倉学園の生徒に父母ヶ浜の歴史や地域の魅力を伝えました。
その後は瀬戸内暮らしの大学へ移動し、三豊市教育センター長の小玉祥平氏から、地域、学び、人生、探究について話を聞きました。さらに、瀬戸内ReFarming株式会社の横山裕一氏と三豊の街を歩き、SUN CAFEで小玉氏と交流しながら昼食。講義を聞くだけでなく、対話と街歩きを通して、地域で暮らし、活動する人に触れる時間となりました。

父母ヶ浜では、高校生同士で地域の歴史や魅力を共有。「教えてもらう側」から「伝える側」へと役割を変えながら、地域について学んだ。

三豊市では、地域で活動する実践者から地域や仕事、生き方について学習。対話を通して、地域で挑戦する人の考え方に触れた。


■ 2日目午後|3県4校の高校生が、ホームゲームで企画を実践
午後はレクザムボールパーク丸亀へ移動。香川オリーブガイナーズ対高知ファイティングドッグスのホームゲームを舞台に、神奈川・香川・岡山の3県4校の高校生とガイナーズの大学生インターンが、それぞれの役割を担いながら球場企画を実践しました。

・大手前高松高等学校:スタンプラリー、スタジアムDJ体験、外野リレー
・鎌倉学園高等学校:鎌倉名物販売、ティーバッティング、男子高校生による人生相談
・岡山高等学校:総合学習の中で開発した「ボラの缶詰」の販売
・香川県立高松東高等学校:他校の企画運営をサポート

ガイナーズの大学生インターンは、各校・各企画をつなぎながら、球場企画全体の統括を担当しました。学校も学年も地域も違う学生たちが、自分の担当だけを見るのではなく、必要なところで声を掛け合いながら一つの球場をつくりました。

計画どおりにいかない。だから、その場で考えて動く

球場では、準備したことがすべて計画どおりに進んだわけではありません。イベントを始めても、思うように参加者が集まらない場面がありました。
そこで生徒たちは、ブースで待ち続けるのではなく、自分たちから観客席へ向かい、「こんなイベントをやっています」と自分の言葉で企画を説明。来場者に参加を呼びかけました。自分たちで考えたものを実際の来場者に届け、反応を受け取り、うまくいかなければその場で行動を変える。教室の中だけでは得にくい学びが生まれました。

球場での鎌倉名物販売では、用意した商品がほぼ完売。グラウンド整備時間には「外野リレー」を開催し、少年野球3チームから9名が参加して研修参加生徒と対決しました。実況は大手前高松の生徒が担当。小学生から大学生まで、学校・地域・世代を越えた交流が、ホームゲームを舞台に生まれました。

高校生が企画した物産販売では、商品の仕入れから売り場づくり、接客・販売までを実践。本物のお客様を相手に、教室では得られない商売の難しさと手応えを体験した。

高校生が企画告知ボードを手に、球場内で来場者への周知を実践。企画を考えるだけでなく、「どうすれば参加してもらえるか」まで自分たちで考え、行動した。


■ 3日目|最後は高松市内で自主研修
最終日の8月21日(金)は、高松市内での自主研修としました。訪問先や過ごし方を細かく指定するのではなく、生徒たち自身で高松の街を巡りました。
大手前高松の高校生との共同授業、三豊市で出会った地域と人、実際の来場者を前にした球場での企画実践、そして自分たちで過ごす高松での時間。3日間を通じて、学校の中だけでは出会えない人や場所、予想できない出来事に触れる研修となりました。


■ 「考えて終わる探究」ではなく、「社会の中で実行する探究」を
「せとうち探究研修旅行」は、スポーツビジネスと地域を題材に、生徒が社会の中で実際に企画を実行する、香川オリーブガイナーズ独自の探究教育プログラムです。

球団には、試合があり、来場者がいます。パートナー企業や地域企業、学校、自治体、地域で活動する人たちとのつながりもあります。だからこそ、プロスポーツの球場を、学校で考えたことを実際の社会で試す場所として開くことができます。

企画書をつくって終わるのではなく、実際の来場者に届けてみる。違う地域の高校生と一緒に取り組む。地域で挑戦している人と出会う。そして、自分自身が挑戦する側になる。成功だけを目的にせず、思ったようにいかなかった経験も含めて、次の行動を自分たちで考える。ガイナーズは、こうした経験そのものを「探究」と捉えています。

プロスポーツ球団が持つ「本物の環境」を地域の学びに開き、高校生が社会と直接つながり、挑戦できる機会をこれからもつくっていきます。


◼️ 香川オリーブガイナーズ球団株式会社
四国アイランドリーグplusに所属し、創設21周年を迎える独立リーグ球団。NPBおよび海外プロリーグへの選手輩出は 30名 とリーグトップクラスを誇る。主なOBには、福岡ソフトバンクホークスや中日ドラゴンズで活躍した又吉克樹氏など。
近年は、プロスポーツの持つ「学び・挑戦・地域とのつながり」という価値を再定義し、探究学習プログラムや地域教育連携、企業・自治体との協働による次世代育成 を推進。スポーツをきっかけに 社会課題の解決や地域の活性化に寄与する“社会価値創出型の球団” を目指している。

社 名: 香川オリーブガイナーズ球団株式会社
設 立: 2006年3月9日
所在地: 香川県高松市勅使町1307
事 業: 球団運営、教育事業(探究学習・地域連携教育・キャリア教育)
球団HP: https://oliveguyners.com/
本件に関するお問い合わせ先:[email protected]

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