「これまでの発達特性研修とは違った」―3児の母であり小児科専門医で子どものこころ専門医・西村佑美が、沖縄の教員と保護者の「子どもの見方」を変えた2日間━

きょうだい児であり、3児の母でもある小児科専門医で子どものこころ専門医の西村佑美が沖縄の研修講座と講演に登壇。「肯定的注目」という関わり方が、子どもの「困った行動」を「できた!」に変える。


こどもまんなかラボ in 沖縄(第1回)に登壇中の西村医師

 一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会(CDPSA-JAPAN/東京都港区、代表理事:西村佑美)の代表理事で小児科専門医・子どものこころ専門医の西村佑美は、2026年7月31日、沖縄県立総合教育センター夏期短期研修講座に昨年に続き2年連続で登壇しました。幼稚園・小学校・特別支援学校など多様な職種の教員約60名が対面で受講し、研修後には「専門的な知識を学ぶことも大切だが、それ以上に、当事者の世界・気持ちを感じることが一番大事だと改めて感じた」「2学期以降の支援を考えるモチベーションにしてほしい」という声を担当者からいただきました。

 翌8月1日には、保護者・支援者向けの市民イベント「こどもまんなかラボ in 沖縄(第1回)」に登壇。午前の保護者向け講演・午後の支援者向け研修ともに会場は参加者全員が前のめりで聞き入る雰囲気に包まれ「頷きが止まらない時間だった」「試行錯誤してきた日々は間違いじゃなかったと救われた」など、参加者それぞれに前向きな変化が見られました。

沖縄県立総合教育センター所長を表敬訪問

沖縄県立総合教育センターの研修講座に2年連続登壇

沖縄県立総合教育センターの夏期短期研修講座

 沖縄県立総合教育センターの夏期短期研修講座「発達障害がある幼児・児童の理解と支援」は、幼稚園から高校までの教員・養護教諭・栄養教諭・支援員が参加する公的な研修講座です。2025年度はオンラインで初登壇しましたが、2年目の今年度は初のリアル(対面)形式での登壇が実現しました。公的機関である沖縄県立総合教育センターが西村医師を2年連続で選ばれた背景には、昨年の受講者から寄せられた「現場ですぐに活かせる」「子どもの見方が変わった」という前向きな評価があります。
 
 当日は、発達特性の基礎知識にとどまらず、「肯定的注目(実況中継)」「計画的無視」「リーダーシップ型の指導スタイル」といったすぐに実践できる技法を、ロールプレイを交えながら90分でコンパクトに届けました。

 参加後の総括コメントでは「これまで思い込んでいた指導法を見直すきっかけになった」という言葉が寄せられました。



沖縄県立総合教育センターのみなさんと

「専門医」としての知見だけではなく「きょうだい児」そして「3児の母」の当事者として

真剣なまなざしで西村医師の講演を聞く職員達

 西村医師の講演が「これまでの研修と違う」と言われる最大の理由は、医師としての知識とあわせて、3児の母・きょうだい児としての当事者体験が一つの言葉として伝えられるからです。重度の自閉症の姉を持ち、自らも多動傾向のある長男を育ててきた経験は、保護者にとっても教員にとっても“自分ごと”として響きます。

 「診断より特性の理解が優先」「治す時代から活かす時代へ」という言葉は、自分の子や目の前の生徒への接し方を具体的に変えるきっかけとして前向きに受け取られました。こうした変化は、一方的な知識伝達ではなく、ロールプレイや参加者との対話、そして講師自身の家族エピソードを織り交ぜた構成によって生まれます。

 受講後に「自分の関わり方を振り返りたい」「学んだことをすぐに取り入れたい」と感じさせる研修・講演の設計を意識しています。

キーワードは「肯定的注目(実況中継)」――すぐに使える、発達特性がある子の関わり方
 

こどもまんなかラボにて実況中継について解説

 研修・講演を通じて参加者が口をそろえて「勉強になった」と挙げるのが、「肯定的注目(実況中継)」です。子どもの良い行動を評価・判断せず、ただ「靴履いたね」「席に戻ってきたね」と実況するだけ。ペアレント・トレーニングの研究に基づくこのアプローチは、疲弊しがちな現場の教員にも、余裕のない保護者にも届く「今すぐ真似できる方法」として刺さります。

 研修では5歳の男の子が朝の着替えをしない場面のロールプレイを実施。同じ「イライラしながら手伝う母親」の状況で、言葉だけを実況中継に変えると、子ども役の参加者が「実況中継の方が自分でやった気になる」「プレッシャーを感じなかった」と体感しました。頭で理解するのではなく、実際に体感できる学びが、西村医師の講演・研修にはあります。

保護者も、祖母も、支援者も。参加者全員が前向きになった2日間

こどもまんなかラボの参加者と記念撮影

 8月1日の「こどもまんなかラボ in 沖縄」は、立ち上がったばかりの民間ラボが企画し、沖縄市議会議員・上原ゆいな氏らが協力して実現した初の市民向けイベントです。保護者向けの午前の部では「凸凹のある我が子のことをもっと知りたい」という動機で参加した未就学児・小学生の保護者が、「実践的な方法を知ることができた」「これまでの試行錯誤は間違いじゃなかった」という肯定と安心を持ち帰りました。

 特筆すべきは参加者の多様さです。夫婦で参加し「8ヶ月ぶりの夫婦時間になった」という声、孫のために来た祖母が「しっかり理解できて嬉しい」と大絶賛したという声も届きました。子育てをめぐる不安や孤立を、家族~支援者全体で共有・解消する場となりました。

「保育園の面談で『こだわりが強い』と言われて以来、どんなふうに関わればいいかわからなかった。たくさんのヒントを得られて、コツコツコミュニケーションを積み重ねていこうと思えました」 ―― 保護者


「支援者として改めて勉強になったのはもちろん、試行錯誤していた日々は間違いじゃなかったんだ…と親としての私が救われました」 ―― 支援者・保護者


ゆみ先生の発する言葉は本当にポジティブで、これまで受けてきた発達特性の研修とは違った。 今回受講できて本当に良かったです。 ―― 支援者


自治体・企業・学校からの登壇依頼が拡大中
 沖縄県立総合教育センターへの2年連続登壇をはじめ、自治体・教育委員会・企業・保育施設からの講演依頼を全国からいただいています。子どもの発達特性をテーマにした研修・講演会は、教育現場のみならず企業の多様性研修・子育て支援施策としても注目されています。

以下のようなニーズにお応えします:
・職員・教員向け:発達特性理解・実践的関わり方研修
・保護者向け:講演会・ワークショップ
・自治体・企業向け:子育て支援プログラム、多様性推進研修
・PTA・学校向け:発達特性と子育て講演

■ 開催イベント概要
1. 沖縄県立総合教育センター 夏期短期研修講座
▶ 日時:2026年7月31日(木)
▶ 会場:沖縄県立総合教育センター(沖縄県)
▶ 形式:対面(昨年はオンライン。2年連続招聘・初のリアル開催)
▶ 対象:幼稚園~高校の教諭・養護教諭・栄養教諭・支援員など
▶ 参加:約60名
▶ テーマ:発達障害がある幼児・児童の理解と支援


2. こどもまんなかラボ in 沖縄(第1回)
▶ 日時:2026年8月1日(土)午前の部 10:00~ / 午後の部 14:00~
▶ 会場:78スタジアム(那覇市・沖縄県)
▶ 主催:こどもまんなかラボ
▶ 午前の部:保護者向け講演会(未就学児~小学生の保護者・支援者)
▶ 午後の部:専門職向け研修会(保育士・教員・療育支援者など)
▶ 書籍販売:『発達特性に悩んだらはじめに読む本』(Gakken)サイン会も実施



■講師プロフィール


西村 佑美(にしむら ゆみ)小児科専門医/子どものこころ専門医/小児心身医学会認定医/産業医。
一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会代表理事。
株式会社CDPSA代表取締役。

宮城県出身、三児の母。最重度自閉症の姉と育ち、家族に寄り添える医師を志す。大学病院・地方病院で発達専門外来を立ち上げ、のべ1万組以上の親子を診療。自身の長男の発達特性に悩んだことから当事者家族としての視点も持つ。2020年、余命宣告を受けた母親との出会いがきっかけで「ママ友ドクター(R)」プロジェクトを始動。2022年、オンラインサロン「子ども発達相談アカデミーVARY」、2024年一般社団法人を設立。著書『発達特性に悩んだらはじめに読む本』(Gakken)はAmazon4冠・累計1万4,000部。



■ 講演・研修のお問い合わせ
講演・研修・ワークショップのご依頼は下記までお気軽にお問い合わせください。
一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会(CDPSA-JAPAN)
所在地: 東京都港区北青山1丁目3番1号 アールキューブ青山3階
代表理事: 西村 佑美(医師)
公式サイト: https://www.cdpsa-japan.net/
お問い合わせ: [email protected]
西村佑美SNS:https://lit.link/doctornishimurayumi/
本件に関するお問い合わせ
一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会(CDPSA-JAPAN) 広報担当
Email:[email protected] / TEL:03-6685-7293

本協会では、全国の自治体、教育機関、企業からの講演・研修依頼を随時受け付けております。対面・オンライン問わず、課題に合わせたカスタマイズが可能ですので、お気軽にご相談ください。

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