横浜の遺跡展・栄区制40周年記念事業「栄区の古代ー区内古墳時代遺跡と上郷深田古代製鉄遺跡ー」展示開催のお知らせ【(公財)横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター】

横浜市栄区は横浜市南部に位置し、南を鎌倉市に接しています。東西に広がる区内の中央にはいたち川が流れ、その流域は古墳時代の終わり頃に造営された横穴墓群の一大分布域です。栄区は旧相模国鎌倉郡域にあたり、特殊な構造を持つ横穴墓が見られることでも知られています。今回の展示では栄区内の古墳時代遺跡に焦点をあて、「宮ノ前横穴墓群」、「七石山横穴墓群」の他、古墳時代に興隆した「公田平台遺跡」、古墳時代末~奈良時代の製鉄遺跡「上郷深田遺跡」を紹介します。多彩な特徴をもつ栄区の遺跡をぜひ、展示でご覧ください。
展示会期ほか
*観覧料は無料です
会 期:令和8年10月7日(水)~18日(日)、10:00~17:00
*会期中、休館日はありません。
会 場:横浜市栄区民文化センター「リリス」内、ギャラリーA・B
主 催:横浜市栄区役所・(公財)横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター
後 援:横浜市教育委員会
【栄区上郷深田遺跡とは】
「上郷深田遺跡」は古墳時代末から奈良時代にかけての、県内唯一の古代製鉄遺跡です。
古代東国の製鉄は原料として主に砂鉄を使い、長方形の箱形炉と円筒状で半地下式の竪形炉と呼ばれる、高温で鉄を溶かす製錬炉を使用して鉄生産が行われていたことが知られています。上郷深田遺跡
発掘調査でも、両方の製錬炉や溶解炉などの遺構の他、製鉄作業の際に排出される鉄滓(てっさい)や炭、鉄の原料としての砂鉄などが出土しました。
当時製鉄に従事した人々が、食器等に使用した土師器(はじき)や須恵器(すえき)も出土しており、これら土器の年代により、上郷深田遺跡は古墳時代末期~奈良時代にかけて営まれたものであることが判明しています。

上郷深田遺跡11号炉
〈会場案内図〉

JR京浜東北線(根岸線)「本郷台」駅より徒歩3分(複合施設「地球市民かながわプラザ」内)
関連イベント *1.・2.とも参加無料
1.「砂鉄で遊ぼう!」 子供(幼児~小学生向け)
日 時:令和8年10月17日(土)、10:00~16:00*当日、常時受付
会 場:横浜市栄区民文化センター「リリス」内、会議室B
内 容:上郷深田遺跡の古代製鉄にちなんで、砂鉄に関するワークショップを行います。「砂鉄スライム作り」「砂鉄の砂絵でマグネット作り」
*体験は水と砂鉄を使うので手が汚れる場合があります。

磁石にくっつく砂鉄スライム

砂鉄スライム
2.「古代人の鉄づくり」 大人向け
日 時:令和8年10月18日(日)1.11:00~12:00 2.14:00~15:00
*当日30分前より受付
【会場】横浜市栄区民文化センター「リリス」内、ギャラリーB
【内容】古代の人々がどのように鉄を作ったのかをわかりやすく解説します。
*参加希望30名以上の場合、ご参加いただけないことがあります。

上郷深田遺跡17号炉 炉壁検出状況
関連催し物
「栄区上郷深田遺跡をめぐって-古代製鉄遺跡の発掘成果報告会-」
上郷深田古代製鉄遺跡の内容と歴史的意義について、報告書考察を執筆した専門家が、多角的にかつ分かりやすく内容を伝えます。日 時:令和8年10月11日(日) 10:00~15:30
会 場:あーすぷらざホール ※展示会場と同じ建物内です
参加費:1,000円
受 付:当日先着順 *9:45~受付開始 ※定員に達し次第受付終了
主 催: (公財)横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター
後 援: 横浜市栄区役所
*内容等詳細は当センターHPをご覧ください
詳細を見る

上郷深田遺跡2号炉 3号遺構(炉)
関連書籍
ブックレット シリーズ「横浜の遺跡」vol.4『上郷深田遺跡』
A5版、価格:1,100円、オールカラー上郷深田遺跡を解説するブックレットを販売予定です。掲載する写真や解説などから、発掘調査の概要、また遺跡の全容を知ることができます。展示とあわせて、ぜひご覧ください。

上郷深田遺跡 下段遺構調査終了時全景
関連展示
展示会終了後、栄図書館1階展示コーナーで、展示会『栄区の古代』で紹介しましたパネル・遺物の一部を展示します。
会 期:令和9年1月28日(木)~2月26日(金) 9:30~19:00
*土曜~月曜、祝(休)日は17:00まで
*2月26日(金)は16:00まで
*休館日:2月15日(月)
会 場:横浜市栄図書館 1階展示コーナー
主 催: 栄図書館・(公財)横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター
後 援: 横浜市栄区役所
〈会場案内図〉

・JR京浜東北線(根岸線)「本郷台」駅より徒歩13分
・江ノ電/神奈中バス停「栄警察署前」下車徒歩2分
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