アーティスト/ネオンベンダーの市川大翔による『(Un) Instant』展、虎ノ門「SIGNAL」にて9月29日から開催

広告とアート、そして「伝える」ことの境界に目を向け、”アンインスタント”の価値を問い直す。

株式会社SIGNING(サイニング、本社:東京都港区、代表取締役社長:牧 貴洋、以下SIGNING)企画・プロデュースによるソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」では、Signature Exhibition vol.19として、アーティスト/ネオンベンダーの市川大翔による『(Un) Instant』展を開催いたします。



■『(Un) Instant』展について 

最適化や情報消費の高速化、AIによる生成などを背景に、「伝える」ことは、より速く、より簡単に、より効率よく行える「Instant」なものになりました。その一方で、伝達される内容や印象は均質になり、その背後にある物質の手触りや、そこに費やされた時間の痕跡は、次第に見えにくくなっています。

本展が着目するのは、そうした「Instant」なあり方からこぼれ落ちるものです。

展覧会タイトル『(Un) Instant』には、現象が立ち現れる「その瞬間」を意味する “an instant” と、「即席ではない、消費的ではない、時間をかけてつくられた」という意味を込めた “un-instant” が重ねられています。瞬間そのものを見つめることと、その瞬間を生み出すまでに積み重ねられた物質や時間に目を向けること。その二つの視点から、私たちを取り巻く「消費的なインスタント」のあり方を捉え直します。

ガラスを曲げ、内部を真空にし、ガスを封入し、電気を通すことで初めて立ち上がるネオンの光。管の内側で絶えず変化し続けるプラズマ。偶発的に揺らぐブラウン管のノイズ。そこには、固定された一枚の像には回収できない時間と、画面越しのイメージには置き換えられない物質的な現象があります。

市川が「現象の標本」と捉えるそうした実践は、そうした現象をある一瞬の姿として固定するのではなく、現象が起こり続ける条件そのものを作品として差し出す試みです。そこでは完成されたイメージだけではなく、光や電気、物質がその場で変化し続けること自体が、鑑賞の対象となります。

そして、その実践を象徴するメディウムであるネオンは、都市空間のなかで言葉やイメージを伝える広告看板として広く用いられてきた一方、その光や物質性そのものを見つめるアートの素材にもなってきました。「何かを伝えるための光」と「光そのものを見つめるための作品」。その二つのあわいにあるネオンを通して、本展は広告とアート、そして「伝える」ことの境界にも目を向けます。

その瞬間にしか立ち現れないものと、時間をかけることで初めて生まれるもの。その双方を見つめながら、『(Un) Instant』は、私たちの知覚と「伝える」ことの現在を問い直します。

■市川大翔 プロフィール


市川大翔
1991年、東京生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。主なメディウムであるネオン管を、特有の放電発光を内包する「現象の標本」としてとらえ、外形をつくるガラス工芸から、真空や電気などの科学技術のエンジニアリングまで一貫して手がける。工芸領域では、日本有数のネオン管技工士に認定され、ネオンサイン技術の継承にも取り組む。 ガラスの形状と内部のプラズマが生み出す造形を通して、内と外の関係性を主題とする作品を制作するほか、発光体の主役である希ガスを介して、エネルギー資源の支配/非支配といった俯瞰的なテーマにも向き合い、光の情緒性を生かした多様なアプローチを探求している。



-受賞歴-
2024年 / SICF25 EXHIBITION部門 廣川玉枝賞
2024年 / Brillia Art Award 2024 入選
2022年 / KAWAKYU ART Exhibition 2022 審査員推薦アーティスト
2021年 / LUMINE meets ART AWARD 2020-2021 オーディエンス賞

-活動歴-
2026年 / 二人展「A/Ne/Ural」(229 Gallery / 東京・御徒町)
2026年 / 企画展「AI DaDa - Weaving the Landscape」(FabCafe Tokyo / 東京・渋谷)
2025年 / GROUND ATAMI (旧つたや / 静岡・熱海)
2025年 / MEET YOUR ART FESTIVAL 2025 (東京・天王洲)
2025年 / ART OSAKA (大阪市中央公会堂 / 大阪・中之島)
2025年 / グループ展「SICF25 EXHIBITION部門 受賞者展」(SPIRAL / 東京・表参道)
2025年 / 二人展「will o' the wisp」(Nomadic Gallery / 東京・渋谷)
2025年 / ONE ART Taipei 藝術台北 2025 (Hotel Metropolitan Premier Taipei / 台北)
2025年 / グループ展「光をほどいて、編む」(アートかビーフンか白厨 / 東京・六本木)
2024年 / 個展「Hand in hand」(YUVAN Gallery / 東京・渋谷)
2024年 / LUMINE ART FAIR (Lumine 0 / 東京・新宿)
2024年 / NAGOYA ART COLLECTION 2024 (金山南ビル美術館 / 愛知・名古屋)
2024年 / 企画展「HARMONY - 用⇔美」(ジルダールギャラリー / 愛知・名古屋)
2024年 / Brillia Art Award 2024入選展 (Brillia Lounge「THE GALLERY」/ 東京・八重洲)
2024年 / SICF25 (SPIRAL / 東京・表参道)
2023年 / 個展「Diffusion」(ギャラリーDiEGO / 東京・表参道)
2022年 / SICF23 (SPIRAL / 東京・表参道)
2022年 / 『KAWAKYU ART Exhibition 2022』(川久ミュージアム / 和歌山・南紀白浜)

-今後の個展・出品展示等-
MEET YOUR ART FESTIVAL 2026
https://avex.jp/meetyourart/festival/artist/detail.php?id=1743

■近日開催イベント

9月24日(木)、25日(金)
終日:SIGNAL 3周年キャンペーン

SIGNALはこのたび、オープン3周年を迎えます。
日頃ご利用いただいている皆さまへの感謝を込めて、2日間限定の周年キャンペーンを実施します。
期間中は、コーヒーを1杯300円*でご提供。また、300円*で「引換券くじ」にご参加いただけます。くじで当たった引換券は、『(Un) Instant』展の会期初週となる9月29日(火)~10月3日(土)にご利用いただけます。1等はクラフトビールをご用意!
*いずれも税別

9月25日(金)
18:00-:SIGNAL 3周年パーティー

3,000円(税別)で飲み放題!(一部メニューを除く)+300円でクラフトビール1杯込みに変更可能!

10月16日(金)
18:00-20:00 :『(Un) Instant』展 記念パーティー

入場料:無料(ドリンク・フード別)
『(Un) Instant』展アーティストの市川氏が在廊し、展覧会開催を記念したパーティーを行います。
※イベント最新情報や、そのほか追加のイベントやにつきましては、店舗HP・Instagramをご確認ください

■展示概要

・期 間 :2026年9月29日(火)~10月31日(土)
・開館時間:火~金曜日 11:00-23:00 カフェ&ギャラリー
(18:00以降はバータイムになります)
      土曜日   11:00-18:00 カフェ&ギャラリー
      ※日・月・祝日休み
・入場料 :無料
・所在地 :東京都港区虎ノ門1丁目2-11 The ParkRex TORANOMON 1F
・電話番号:03‐6205‐8220
・WEBサイト:https://signing.co.jp/signal/
・公式Instagram:https://www.instagram.com/signal_socialissuegallery/
・電車 : 東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅 A2出口から徒歩5分
    東京メトロ銀座線 虎ノ門駅 2a出口から徒歩3分
■クレジット
Artist: 市川大翔
Planning & Production: ヴィンセント一朔、奥村耕成(SIGNING)
Supervision: SIGNING


■株式会社SIGNING


株式会社SIGNINGは、兆しから未来社会を構想・実装するソーシャルデザイニングカンパニーです。博報堂DYグループと連携しながら、企業・自治体・大学へのソリューション提供や共同研究、産官学連携プロジェクトなどを幅広く手掛けています。コミュニケーションやブランディングにとどまらず、事業・商品・サービスの開発までを統合的にデザインし、社会に開かれた新しい未来の選択肢を生み出すことをミッションとして活動しています。
・所在地:〒108-0073東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル16F
・代表:牧 貴洋
・URL:https://signing.co.jp/






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