【ワタシのミライ】気候マーチ東京2026:約550名の市民が「再エネ100%の公正な社会」を求めて行進

再エネ100%の公正な社会をめざす市民プロジェクト「ワタシのミライ」は、9月25日(金)、日本政府に対して強力な気候変動対策を求める平和的なアクション「気候マーチ 東京 2026」を開催しました。赤ちゃんからお年寄り、海外出身者も含む、約550名を超える多様な市民が日比谷公園から鍛治橋交差点までを行進し、「未来世代に安心して暮らせる社会を」、「化石燃料をやめて再エネ100%に」などと訴えました。

撮影:Daiki Tateyama

今年も日本各地で記録的な酷暑が頻発し、子どもたちが夏に屋外で遊べなくなり、熱中症による救急搬送も相次ぎました。高温や豪雨・水害など、農業への悪影響も深刻化しています。海外でも、ネパールの土石流のように、気候変動による未曾有の災害が発生しています。気候危機の主原因である化石燃料は、ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢などをうけて価格が高止まりしており、物価高騰によって市民の暮らしはますます厳しさを増しています。今月初め、国連環境計画(UNEP)が、最も楽観的なシナリオでも産業革命前からの地球平均気温上昇は一時的に「1.8°C」に達してしまう恐れがあると発表し、政府による緊急の対策の必要性が改めて認識されています。

神奈川県鎌倉市から家族で気候マーチを歩いた参加者の一人は、「4才の娘は、昨日からコールの練習をして、このマーチを楽しみにしていました。娘には、『今地球が病気になってお熱を出している』と伝えています」と話しました。「気候危機がどんどん加速してしまうこの世界で、これからも今日のように楽しみながら多くの人とつながって、『再エネ100%』と声をあげたいです。2100年の未来を生きることになる2人の子どもの母親として、人類最大の問題の解決に向け、たくましく、一緒に歩いていきたいと思います」とコメントしました。

今回のマーチには、国会前アクションなどを行う市民有志グループ「WE WANT OUR FUTURE」も参加。デザイナー/アクティビストのeriさん、アーティストのKOM_I(コムアイ)さんによるビートに合わせたリズミカルなコールに、参加者たちがレスポンスしながら歩き、ネオン輝く銀座の街で沿道の人々へアピールしました。

撮影:Daiki Tateyama

撮影:Daiki Tateyama


撮影:小山一成/phoble

撮影:小山一成/phoble

今回の気候マーチは、ワタシのミライが主催する「気候アクションウィーク2026」の一環として行いました。「気候アクションウィーク2026」は本気の気候変動対策を求める声を可視化することを目的に、9月11日~27日の約2週間、日本全国各地で市民がアクションを行う企画です。
2024年にスタートして3回目となる今回は、全国で66のアクションを開催しました。

ワタシのミライは今後も、再エネ100%の公正な社会の実現のため、2028年頃に予定されている「エネルギー基本計画」の見直しなどを見据え、活動を続けていきます。

ワタシのミライ 運営チームのメンバーによるコメント
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、気候変動・エネルギー担当の鈴木かずえさんは、次のようにコメントしました。
「気候変動の影響は年々深刻化しており、今年も地球温暖化によるとみられる記録的な水害が各地で多発しています。気候変動の根本的な原因は、化石燃料を燃やして排出される大量の温室効果ガスです。今日のマーチに参加した人々をはじめ、多くの市民が危機感を感じ、声をあげています。市民の声に応え、持続可能な未来を選び取れる社会をつくるために、政府は化石燃料から抜け出し、地域や自然環境と共生する再生可能エネルギーへの転換を進めるべきです」

国際環境NGO FoE Japan 気候変動・エネルギー キャンペーナーの轟木典子さんは、次のようにコメントしました。
「今日、『初めて気候マーチに参加した』という声をよく耳にしました。エネルギー危機、そして気候災害がますます深刻化する状況下での開催となり、一刻も早い対策の強化が必要だという認識が今まで以上に広がっていると感じます。ガソリン補助金やインフラ修繕などのその場しのぎばかりで、根本原因である化石燃料を延命させているようではイタチごっこが続くばかりです。省エネと再エネを中心とした、持続可能で公正な社会を作ることを政府に強く求めます」

国際環境NGO 350.org Japanジュニア・フィールド・オーガナイザーの飯塚里沙さんは、次のようにコメントしました。
「先の国連総会において、高市早苗首相は、全ての国が地球温暖化対策に真剣に取り組む必要があると語りました。ところが、実際に日本政府が行っているのは、気候危機の原因である化石燃料から脱却するのではなく、使い続けるための施策ばかりです。石炭火力発電、ガス火力発電の活用やガソリン補助金の継続といった施策は、これからもエネルギー危機を繰り返し、気候危機を悪化させ、私たち市民の負担をますます高めることになります。緊急に必要なのは、化石燃料へのあらゆる補助を撤廃し、省エネを徹底した上で、必要なエネルギーを再エネ電気で賄うことです。COP31アンタルヤ会議に向けて、海外由来の化石燃料依存を減らすこと、手頃な価格の再エネによる電化を進めることで、私たちの未来をまもるべきです」

主催団体


ワタシのミライさまざまな社会問題の解決に取り組む団体が連帯し、再エネ100%の公正な社会をめざすプロジェクトとして、2023年に発足した学生や市民によるネットワークです。

運営チーム:国際環境NGO FoE Japan、国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、国際環境NGO 350.org Japan ほか



【HP】https://watashinomirai.org/
【Instagram】https://www.instagram.com/watashi_no_mirai_2050/
【本件に関するお問合せ】
担当:ワタシのミライ事務局  轟木
E-mail:[email protected] Tel:03-6909-5983

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