芸術祭と企業が未来を共創する ― SIAF2027 イニシアティブ・パートナー全7社が決定

10/27にSIAF2027全貌を発表し、企業とのトークイベントで未来志向の取り組みを紹介します

札幌国際芸術祭(略称:SIAF)実行委員会では、来年1月に開幕するSIAF2027(2027年1月16日~2月21日開催)に向けて準備を進めています。SIAFでは、前回のSIAF2024より、企業との新しいかたちの連携を進める取り組みとして「イニシアティブ・パートナー」を導入しています。この取り組みでは、資金提供の枠組みを超え、企業がその知見や技術などの専門性・先進性を生かした展示やプログラムをSIAFと「共創」し、未来志向のプロジェクトを実現します。
このたび、SIAF2027イニシアティブ・パートナーとして多様な領域から参画する全7社が出揃い、共につくり上げるプロジェクトの内容が決定しました。
SIAFでは、来たる10月27日に開幕前最終となる「SIAF2027全貌発表」を予定しています。同日夕刻にはSIAF2027ディレクターチームが登壇するトークイベントを開催し、イニシアティブ・パートナー3社からのゲストと共にSIAF2027が目指す企業との「共創」のかたちを紐解きます。

SIAF2027 イニシアティブ・パートナー7社

株式会社地球の歩き方1979年の創刊以来、旅行ガイドブックを発行する「地球の歩き方」。約160の国と地域を網羅する海外版に加え、都道府県版や市版・区版など国内シリーズも展開。出版事業にとどまらず、自治体・企業との共創による地域の魅力発信や、訪日外国人向けの多言語情報発信、ライセンス事業など幅広い取り組みを行っています。旅を起点に、人々の暮らしや地域の未来に寄り添い、日常をより豊かにするブランドへと進化を続けています。





SIAF2027での取り組み
訪日観光客向けのウェブサイト「GOOD LUCK TRIP」で、SIAFの魅力や札幌の楽しみ方について多言語での情報発信を行います。さらに、SIAF2027会期中には「プラネット・スノーの歩き方」を探るトークイベントと特別展示企画を実施。旅のノウハウを網羅した「地球の歩き方」ならではの独自の視点から、SIAFの新たな魅力を多角的に掘り下げ、発信します。





コクヨ株式会社1905年創業のコクヨは、文具やオフィス家具などの製造・販売や空間デザイン、オフィス向け通販などを通じて、時代ごとのお客様の課題に向き合ってきました。創業120周年を迎えた2025年には、コーポレートメッセージを「好奇心を人生に」に設定。「働く」「学ぶ」「暮らす」のドメインで文具や家具だけにとらわれない豊かな生き方を創造し、お客様の好奇心を刺激する企業となることを目指しています。





SIAF2027での取り組み
街に開かれたみんなのワーク&ライフ開放区「THE CAMPUS」(東京都港区)を創り出したコクヨは、「鑑賞と観光の間」をテーマに、アートを“観光”し、街を“鑑賞”する新しいインフォメーションセンターを札幌文化芸術交流センターSCARTS会場に創造します。空間デザインは、コクヨが提唱する新たな幸福の指標「We-Being(ウィービーイング)」をベースに、人同士や人ともの、空間との関係性など“あいだ”を様々な角度から表現した居心地の良い場所となります。





株式会社日本経済新聞社日本経済新聞社は1876年以来、150年にわたってビジネスパーソンに価値ある情報を伝えてきました。約1500人の記者が日々、ニュースを取材・執筆しています。「日本経済新聞」(紙と電子版)や英文の「Nikkei Asia」などが主な媒体です。このほかアートや音楽、能といった芸術文化イベントの開催や、企業の戦略構築や人材育成を支援するサービスの提供など、幅広い事業を国内外で展開しています。





SIAF2027での取り組み
経済を中心に国内外のさまざまな報道を担ってきた日本経済新聞社が、メディアならではの切り口で芸術祭との共創プロジェクトを実施します。SIAF2027の会期中に「アート×テクノロジー×経済」をテーマにしたトークセッション「(仮称)PLANET SNOW FORUM―LIFE IN POLESTAR」を開催し、
「アート」を未来を構想する力、テクノロジーを試す力、これからの企業や行政に求められるソリューションを実装する力と捉え、未来の札幌を構想します。





株式会社日建設計日建設計は、建築の設計監理、都市デザインおよびこれらに関連する調査・企画・コンサルティング業務を行うプロフェッショナル・サービス・ファームです。1900年の創業以来、日本国内・世界各地でその土地の文脈やプロジェクトの特性を読み解き、時代の先端技術を取り入れながら未来を具現化し続けてきました。2021年設立の「エモーションスケープラボ」は、人々の行動や価値判断のもととなる「情動」に着目し、デザインを通じて新たな価値づくりに取り組みます。





SIAF2027での取り組み
情動に着目した空間づくりを進めるエモーションスケープラボは、さっぽろ雪まつり大通会場(大通公園西2丁目)の「会場環境プロデュース/デザイン」を手掛けます。テーマは「PLANET SNOWの雪の広場」。雪が積もった大通公園に、身体を使って楽しめる新たな風景や地形を創出するとともに、会場の一角にオブザーバトリー(展望台)を設置し、いつもとは違う視線の高さや音、手触りなど多感覚で楽しむことのできる広場を演出します。





ソニーグループ株式会社ソニーグループ株式会社は、テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニーです。ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エンタテインメント・テクノロジー&サービス、イメージング&センシング・ソリューションなどの事業を展開し、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことをPurpose(存在意義)としています。





SIAF2027での取り組み
ソニーグループのデザイン部門であるクリエイティブセンターは、世界初公開の新作インスタレーションを札幌文化芸術交流センターSCARTS会場で展示します。この作品はSIAF2027のテーマ「PLANET SNOW―upas mintar / upas nociw」から着想を得て、地球に生まれる自然現象を、ソニーのデザインとテクノロジーの力で再構築・象徴化する没入型展示です。





スタートバーン株式会社スタートバーン株式会社は、「アートのためのインフラ」を開発・提供する2014年創業のスタートアップです。ブロックチェーン上に作品の証明書と来歴を記録するインフラ「Startrail」を軸に、国内外の美術館・ギャラリー・オークションハウスなどと連携し、作品が世代を超えて安心して流通・継承される仕組みを構築しています。テクノロジーの力で、アートと社会の新しい関係を育みます。

SIAF2027での取り組み
アートの来歴を記録するインフラを手がけるスタートバーンは、SIAF2027において、新しい鑑賞体験を展開します。まちを歩くことで出会える「見えない作品」を、その場に立った人だけが手に入れ、楽しめる仕組みを提供します。アートと先端技術を重ね合わせ、その場を訪れることでしか手にできない唯一無二の価値と、人々の心を動かすこれまでにない周遊体験を創出します。





株式会社ワコムデジタルペンとデジタルインクの技術で「かく」体験を届けるテクノロジー・リーダーシップ・カンパニー。日本発のペンタブレット製品は、映画制作やデザインのプロの現場から公共施設まで世界中で幅広く活用されています。SIAF2024よりイニシアティブ・パートナーとしてSIAFと継続的に協働。デジタル技術を単なる道具としてではなく、表現を深める心強い相棒として体験できるワークショップを札幌市内小中学校で実施するなど、教育現場にも創造の機会を提供しています。





SIAF2027での取り組み
2025年度からSIAFとワコムが協働で実施してきた札幌市内小中学校での出前授業を、今年度も継続。会期中には、「SIAFスクール」が開校する札幌市資料館(旧札幌控訴院庁舎)会場を舞台に、体験型展示「未来の図工室」を出現させます。世代を超えて創造性を育み、クリエイターや専門家との出会いを生み出すとともに、新たな表現や価値を社会に共有・発信し、アートとビジネスの接点を広げます。



株式会社ワコム《Last Ink》 札幌国際芸術祭2024での展示の様子 Photo by FUJIKURA Tsubasa



詳細(公式ホームページ)

関連イベント

SIAF2027オープントークvol.4 | SIAFは未来の実験場~芸術祭と企業が共創する都市の風景

いよいよ最終発表となるSIAF2027の全貌!その発表同日にSIAF2027ディレクターチームが登壇し、プラネット・スノーの世界を詳しく紹介するトークイベントを開催します。このイベントでは、SIAF2027における企業との取り組みにフォーカス。芸術祭という枠組みのなかで、SIAFと企業がどのような風景を共に生み出していけるのか。その価値と可能性をSIAF2027イニシアティブ・パートナー3社からのゲストと一緒に探ります。


日時:2026年10月27日(火)18:00~20:00(開場17:30)
会場:札幌市図書・情報館1Fサロン(札幌市中央区北1条西1丁目札幌市民交流プラザ内)
登壇者:
・札幌国際芸術祭実行委員会会長/札幌市長 | 秋元克広
・SIAF2027ディレクターチーム | 小川秀明/細川麻沙美/漆崇博/丸田知明
・コクヨ株式会社 | 安永哲郎(経営企画本部 クリエイティブディレクター)、小川文徳(グローバルワークプレイス事業本部 空間デザイナー)
・株式会社日建設計 | 坂本隆之(コモンズグループエモーションスケープ部 部長)、辻本顕(コモンズグループエモーションスケープ部 ダイレクター)
・ソニーグループ株式会社 | 石井大輔(クリエイティブセンター センター長)、矢代昇吾(クリエイティブセンター チーフアートディレクター)

参加無料/9月30日(水)15:00より事前申込み開始予定/先着順



    
詳細・申込



上記の取り組みの周知および取材のご協力をお願いいたします。また、SIAFでは随時取材も受け付けておりますので、ぜひお問合せください。

<お問い合わせ>
札幌国際芸術祭実行委員会事務局 広報担当 杉本・西
〒060-0001 札幌市中央区北1条西2丁目札幌時計台ビル10階
TEL:011-211-2314 | FAX:011-218-5157 | E-MAIL:[email protected]
WEB: https://siaf.jp/

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