【多摩美術大学】グラフィック・プロダクトから彫刻まで、世界の第一線を走り続けた五十嵐威暢の軌跡をたどる追悼展「五十嵐威暢 ── プロセスと展開」開催

展覧会キービジュアル
学校法人多摩美術大学(所在地:東京都世田谷区/八王子市、理事長:青柳正規、多摩美術大学 学長:内藤 廣)は、2026年11月14日(土)から12月14日(月)に、八王子キャンパス内アートテークギャラリーにて、本学卒業生であり元学長・教授を務めた世界的なデザイナー/彫刻家・五十嵐威暢(1944-2025)の追悼展「五十嵐威暢 ── プロセスと展開」(英題:Takenobu Igarashi: Process and Development)を開催いたします。観覧料は無料です。
グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、そして彫刻まで、領域を横断した五十嵐のクリエイション。本展では、MoMA(ニューヨーク近代美術館)での仕事やパルコのロゴデザイン、本学のシンボルマーク誕生の思考プロセスなど、約70点の作品と多数の貴重資料から、その思考のダイナミズムと造形の展開性に迫ります。
会期初日となる11月14日(土)には、報道関係者向けのプレスツアーおよび開会式を開催するほか、建築家であり本学学長を務める内藤廣をはじめ本学教授陣による座談会を実施いたします。
【本展のポイント】
1.デザインとアート(彫刻)がクロスオーバーする空間に作品約70点+資料を展示
2.渋谷のアイコン「PARCOロゴ」をはじめパルコのネオンサイン「P」を特別展示
3.多摩美術大学のシンボルマークを紐解くスケッチを公開
4.学長・内藤廣をはじめ各分野の第一線で活躍する本学教授陣による座談会・イベントの実施
開催にあたって
五十嵐威暢(いがらし・たけのぶ、1944-2025年)は、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナーおよび彫刻家として国内外で高く評価された人物です。本学美術学部デザイン科を卒業後、教授(1989-93年)、学長(2011-15年)を歴任し、多摩美術大学の発展に大きく寄与いたしました。本展は、2025年2月に逝去された五十嵐元学長への追悼の意を込め、五十嵐威暢の仕事を「プロセスと展開」という新たな視点のもとで捉え直すものです。初期から晩期までを扱いながらも、単なる年代順や「グラフィック」「プロダクト」「彫刻」といったジャンル別の見せ方ではなく、特に次の2つの視点に重点を置いて構成いたします。
1. 制作の「プロセス」におけるダイナミズムを見せること
2. ジャンルや時間を超えた造形の豊かな「展開性」を俯瞰すること
本展では、約70点の作品およびスケッチなど多数の関連資料を通じ、五十嵐の仕事の「プロセス」と「展開」を追い、さらにはその先に作家が何を心に思い描いていたのかについて、展示を通して皆さまとともに考えを深めてまいります。
本展の見どころ
1.デザインとアートのクロスオーバー:デザイナーから彫刻家へデザイナーとして国内外で高く評価された五十嵐は、50歳を機に彫刻家へ転身いたしました。五十嵐はデザインとアートの境界を意識しながらも、しなやかに横断し、自らの世界を深めてゆきます。本展では、五十嵐のグラフィックデザインからプロダクト製品、さらに陶や金属や木など、様々な素材の彫刻作品がシームレスに広がる空間をご覧いただけます。
2.「多摩美術大学のシンボルマーク」の制作プロセスを紐解く
本学のユニバーシティアイデンティティ(UI)を表すシンボルマークは、五十嵐威暢によるデザインです。五十嵐は、アイデア図を多く残しており、本展ではこれらを公開いたします。それらに残る「手の痕跡」から、デザイナーの思考と制作プロセスを紐解いていきます。
3.多摩美で輝く「PARCOのネオンサイン」
渋谷パルコPART3のためにデザインされたアルファベット(通称「五十嵐ロゴ」)は、パルコの建物と渋谷の街全体が響き合い、若者文化のアイコンとなりました。全国に展開された「五十嵐ロゴ」から、このたびは松本パルコ(2025年2月閉店)に掲げられていたネオンサイン「P」が展示室にて輝きます。
展示構成(全8パート)
本展では、五十嵐の仕事を単純な年代順やジャンル別(グラフィック/プロダクト/彫刻)ではなく、造形と思考の「プロセス」と「展開」に焦点を当てた全8つのパートで構成いたします。1.多摩美術大学のシンボルマーク
2.八王子キャンパスの野外彫刻 《Dragon Spine》
3.かたちのいのち──動物イラストレーションから
4.立ち上がる文字──ART & DESIGN
5.層構造が奏でる響き
6.世界のMoMAと
7.PARCOのロゴ
8.つくることによって、人は本当の生を得ている
開催概要・アクセス

関連イベント
1.座談会「五十嵐威暢のデザインとアート」本学の各分野を代表するクリエイター・研究者が、五十嵐威暢の仕事と造形思考について多角的に議論いたします。
日時:11月14日(土)13:00~14:30
会場:本学 八王子キャンパス レクチャーホール Aホール
登壇者:
- 内藤廣(建築家/本学学長)
- 佐賀一郎(デザイン研究者/ 本展学術協力者/本学グラフィックデザイン学科教授)
- 濱田芳治(プロダクトデザイナー/本学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻教授)
- 佐竹邦子(アーティスト/本学絵画学科版画専攻教授)
司会:
- 大島徹也(美術史家/本展監修者/多摩美術大学美術館館長)
※申込み不要・参加費無料
※会場に直接お越しください
2.本展監修者(大島徹也)によるギャラリートーク
日時:11月28日(土)14:00~(約40分)
会場:本学 八王子キャンパス アートテーク 101-105ギャラリー
※申込み不要・参加費無料
※会場に直接お越しください
3.たまびで!おしゃべり鑑賞会
対象:小学生
定員:各回10名
日時:12月12日(土)
13:00~1・2年生/14:00~3・4年生/15:00~5・6年生
会場:本学 八王子キャンパス アートテーク 101-105ギャラリー
参加方法:当館ウェブサイトよりご応募ください
参加費:無料
※定員に達し次第〆切
なお、定員に達する間際に複数のお申し込みが重なった場合は、抽選とさせていただきます。参加の可否につきましては、ご応募から1週間程度を目安にメールにてご連絡いたします。
メディア取材・プレスツアーのご案内(プレス関係者向け)
新聞・雑誌 その他のメディア(デジタルメディアを含む)の記者の方に向けて、プレスツアーを開催いたします。参加を希望される方は、下記のフォームよりお申し込みください。当日は開会式も行いますので、ぜひ開会式からのご参加をお待ちしております。日程: 11月14日(土)
受付: 多摩美術大学 八王子キャンパス アートテーク 1階エントランス
当日のスケジュール:
10:00~10:30 開会式(場所:アートテーク1階 エントランス)
10:30~11:30 プレスツアー(場所:アートテーク2階201・202ギャラリー)
※開会式終了後、2階のギャラリーへご移動いただきます。
プレスツアー申込フォーム:https://forms.gle/mFfitWUtXPrQ1dXh9
※申込〆切:11月12日(木)
広報用写真について
新聞や雑誌、テレビなどマスコミ・プレス関係の方向けに、広報用写真をご用意しております。※画像をご利用される場合には、下記の条件をご確認の上、フォームよりご申請ください。
※申込完了後、写真ダウンロードのURLは申請完了後の最終画面に表示されますので、ブラウザを閉じずにご確認ください。
※必要事項:貴社名/ご担当者名/貴媒体名(ジャンル)/利用方法/発売・放送予定日
広報用写真利用申請フォーム:https://forms.gle/Abym7TGxMF2NVuvy8
画像利用・取材に関する諸注意
- 画像の利用は、展覧会の広報・紹介を目的とする新聞・雑誌 その他のメディア(デジタルメディアを含む)の記事内のご使用に限ります。- 掲載時はタイトル、写真クレジットを必ず表記ください。
- トリミング、文字載せはお控えください。
- 記事をご掲載いただく場合には、情報確認のため校正原稿をお送りください。
- 掲載誌、HPリンク等をお送りいただけますと幸いです。
ご理解・ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
お問い合わせ先
多摩美術大学 美術館事務室 広報担当TEL:042-703-7767(代表)
FAX:042-703-7841
お問合せフォーム:https://www.tamabi.ac.jp/contact/museum/
WEBサイト:https://museum.tamabi.ac.jp/
提供画像

《ウッドアルファベット GO》1981、金沢工業大学 五十嵐威暢アーカイブ、撮影:SAIKI

《多摩美術大学のシンボルマーク デザイン原案資料等》1995、金沢工業大学 五十嵐威暢アーカイブ

《Dragon Spine》2000、多摩美術大学、撮影:齋藤彰英

《松本パルコ ネオンサイン「P」》1996 株式会社パルコ、撮影:齋藤彰英

《EXPO'85》 1982、竹尾ポスターコレクション、撮影:竹尾アーカイヴズ

《Y・M・D ステンレステーブルセッティング》 1989-94 、金沢工業大学 五十嵐威暢アーカイブ、撮影:目羅勝

《終わりのない道筋 其の一》 2012、五十嵐威暢美術館かぜのび、撮影:佐藤雅英

《ナイキ180 エアシューズのための彫刻》 1990、金沢工業大学 五十嵐威暢アーカイブ、撮影:藤塚光政
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