特性や障がいのある学生の「早期の準備・体験機会」を企業とともに創出 大学×企業×NPOによるプレキャリアイベント「ableto 次世代のキャリア形成プログラム 2026 in 首都圏」関東圏で初開催!

 特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボ(東京都大田区、代表理事:中尾文香)は、特性や障がいのある学生の早期の準備や体験機会を企業とともにつくるキャリアイベント「ableto 次世代のキャリア形成プログラム 2026 in 首都圏」を、2026年11月21日(土)に麻布十番のアクセンチュア・イノベーション・ハブ東京で開催します。学生と企業が協働して仕事体験をつくる合同プレキャリアイベントです。



■イベント開催の背景

 就職活動や働くことへの不安を抱える学生、なかでも特性や障がいのある学生にとって、キャリア形成のつまずきは、選考直前だけで生まれるものではありません。「単位が取れない」といった就学の困りごと、「アルバイトが続かない」といった社会接続の困りごとが生じた際に、試行錯誤や他者との相談を通して、自己理解や仕事理解につなげる、そんなきっかけとなる「準備・体験」の機会が不足し、その結果として就職活動に不安を感じたり、活動が後ろ倒しになってしまうことがあります。
 一方、企業においても障害者雇用促進法に基づき、障がいのある従業員の法定雇用率は2024年に2.5%に上昇し、今年(2026年)7月には2.7%に引き上げられました。雇用の受け入れが進むなかで、職場で困りごとや課題が生じた際に対応が手探りとなり、現場のマネジメント負担が増えるケースも少なくありません。

 このように学生側・企業側の双方に課題がある中で、学生と企業が早い段階から対話し、相互理解を土台に「働き方」や「関わり方」をすり合わせること、若年者のおかれる状況を構造的に理解し、適切な協業により解決する重要性が高まっています。
 ディーセントワーク・ラボは、この課題に対し、学生と企業の対話を通じて相互理解を深め、ともに“できる”を育てるプログラム「ableto(エブルト)」を2024年に始動しました。abletoは、「できる」を意味する “able to” に由来し、学生と企業がそれぞれの立場で「できる」を増やしていくことを目指して名付けました。障がいのある学生にとっては特性や強みの自己理解を深め、個々の能力を発揮しながら周囲と協働する実践経験を積む機会を、企業には人事・管理職が障がい者雇用のノウハウを蓄積し、より良い受け入れや関わり方につなげる機会を提供しています。

■合同プレキャリアイベント「ableto 次世代のキャリア形成プログラム 2026 in 首都圏」開催概要

 本イベントは、2026年6月に関西で初開催した合同プレキャリアイベントの第2回目として、関東エリアの学生を対象に、麻布十番のアクセンチュア・イノベーション・ハブ東京にて開催します。企業および大学で障がい学生の修学及びキャリアに関わる実務者・支援者とともに、学生と企業がワークショップや業務体験テーブルを通じて対話・協働しながら「仕事の進め方」や「関わり方」を具体的に学ぶ機会を創出する、産学民連携による実践型プログラムです。
【イベント概要】
・日時:2026年11月21日(土)10:00~17:00
・会場:アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京(東京都港区三田一丁目4番1号 住友不動産麻布十番ビル9階)
・参加費:無料(事前申込制)
・対象:
学生・若年者:就業や就学に困難のある学生および若年者・特性や障がいのある学生および若年者(関東エリア中心・手帳有無問わず)
企業:関東にオフィスのある企業担当者で障がい者雇用・インクルーシブ採用・若年者のキャリア形成に携わっている方・関心のある方
大学関係者:障がいのある学生の修学・キャリア支援に携わる実務者・支援者・教員の方
・主催:特定⾮営利活動法人ディーセントワーク・ラボ
・共催:京都大学 学生総合支援機構 附属ディスアビリティ・インクルージョンセンター/アクセンチュア株式会社
・参画企業:アクセンチュア株式会社/株式会社 LIXIL Advanced Showroom/江崎グリコ株式会社/スクイグル株式会社/トランスコスモス株式会社/株式会社タイミー
・協力:大阪大学 ウェルネス推進機構 健康支援相談センター相談支援部門 アクセシビリティ支援室/神戸大学 インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター 障害学生支援部門

・Day2スケジュール:
9:30 受付開始
10:00 オープニング・挨拶
10:20 テーブル別体験 前半(模擬業務・模擬プロジェクト・ワークショップ)
12:30 成果共有・休憩
13:45 テーブル別体験 後半(模擬業務・模擬プロジェクト・ワークショップ)
15:55 成果共有・振り返り
16:30 クロージング
17:00 終了
・テーブル別体験(予定):ソリューション・エンジニア体験、デザイナー体験、クリエイティブ(映像制作)体験、顧客提案体験、インクルーシブ就活ワークショップ
※本企画は、11月21日(土)のDay2対面プログラムに加え、事前のDay1オンライン「プレセッション」(11月10日)と、Day3事後のオンライン「アフターセッション」(11月27日)を組み合わせた連続プログラムです。
※abletoの活動において、総合コンサルティング企業のアクセンチュアは、社会貢献活動の一環として、障がい・特性のある方の就労・キャリア形成を支援しています。
※本イベントは、学生・支援者のほか、今後参加を検討している企業の皆さまの見学も受け付けております。詳細はお問い合わせください。
【お問い合わせはこちら】 [email protected]

■「ableto 次世代のキャリア形成プログラム 2026 in 関西」での様子

 2026年6月には、関西圏の学生を対象に、京都市のアクセンチュア・アドバンスト・AIセンター京都にて「ableto 次世代のキャリア形成プログラム 2026 in 関西」を実施しました。当日は特性や障がいのある学生17名が参加し、業務体験のほか、企業サービスの改善提案をテーマにした実践課題や就活の困りごとを整理するワークショップ、自己理解につながる対話等を行いました。
 参加した学生からは、「仕事上での課題点が見える機会に繋がったので非常に助かった」「興味があってもハードルが高く挑戦を躊躇っていた職種を、サポートを受けられる環境で試せたことが何より大きな収穫だった」といった前向きな声が多くあげられました。





【abletoに関する問い合わせ先】
特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボ
〒145-0062 東京都大田区北千束 3-28-9 VAN フラッツ401
email:[email protected]
HP  :https://decentwork-lab.org/ableto/
担当 :高橋

■NPO法人ディーセントワーク・ラボについて
すべての人の「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」「ディーセント・ロール」の実現を目指し、様々な活動を行う団体です。一人ひとりが、どこかのコミュニティやグループの中で「役割」があることをとても大切にしています。そして、本人も周りの人たちもその「役割」を認識できるような環境をつくっています。特に、ディーセント・ワークの環境が十分に整っていない障がいのある人が個々の力を発揮することで、チームとしての成果が最大化するように職場づくりを支援し、その活動を通して全ての人の「働く」を考えていきたいと考えております。そのために、実践と研究で培った専門的知見をもとに、障がい者雇用に取り組む企業への伴走型支援を提供しています。
NPO法人ディーセントワーク・ラボの詳細は https://decentwork-lab.org/ableto/ をご覧ください。
また、福祉事業所のものづくりブランドequaltoを企画、運営、働きやすい職場について調査研究し、分かりやすく伝える活動、多様性を体験する「トントゥフェスティバル」の企画や運営を行っています。

■京都大学 学生総合支援機構 附属ディスアビリティ・インクルージョンセンターについて
京都大学 学生総合支援機構 附属ディスアビリティ・インクルージョンセンター(以下、DIINセンター)は、地域生活における社会的障壁(Disability)がどこにあり、なぜそこに生じているのかを問うとともに、それらを除去・軽減する方策を考え、実践していくために設立されました。
これまでの京都大学DRC※での経験やノウハウをもとに、大学の豊富な資源や特色をいかしながら、多様なリソースを提供することで、互いに尊重し合える社会の実現に取り組んでいます。今後の取り組みから得た知見は、再び教育へ還元することで新たな循環を生み出すことを目指します。
※京都大学DRC(Disability Resource Center)は、京都大学に在籍する障害のある学生を支援する専門部署として、学生総合支援機構のなかに設置されています。
DIINセンターの詳細は https://www.assdr.kyoto-u.ac.jp/diin/ をご覧ください。

■アクセンチュアの社会貢献活動について
アクセンチュアは、より持続可能で責任ある世界経済の実現に向け、クライアントやパートナー、地域コミュニティと協力しながら社会的課題の解決に取り組んでいます。なかでも事業活動を通じて培った「人材のスキル発揮を高めるノウハウ」を活かし、高い実行力を持ったNPO団体等と協力しながら、各国・地域固有の実情に応じて、特にこれまで十分な機会を得られてこなかった人々の経済的自立を、就業支援や起業支援を通じて後押ししています。活動にあたっては社員の直接参加を重視しており、取り組みの企画から実行まで、多様な専門知識をもった多くの社員が主体的に参画しています。社員の「時間とスキル」の積極的な提供を通じて、標準化、IT活用、定量的管理、継続的改善といったさまざまなビジネスの手法を社会課題解決の領域に持ち込み、社会的インパクトを最大化することが私たちのミッションであると考えています。
アクセンチュアの社会貢献活動については https://www.accenture.com/jp-ja/about/corporate-citizenshipをご覧ください。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ