平山郁夫 日本を描く―古都・四季・祈りの山河
開催期間:2026年10月1日(木)-12月20日(日) ※会期中無休
シルクロードの画家・平山郁夫が描いた、
いにしえの都と故郷・瀬戸田への旅路をたどる展覧会

平山郁夫《平成の洛中洛外》(右隻)2003年
平山郁夫シルクロード美術館は、平山郁夫が描いた日本の風景作品を中心とした企画展「平山郁夫 日本を描く―古都・四季・祈りの山河 後編 いにしえの都と故郷への旅路」を開催します。
シルクロードの画家として知られる平山郁夫は、生涯を通じて日本各地を旅し、古都のたたずまいや四季折々の自然、そして故郷の風景にも深いまなざしを注ぎました。後編では、京都の洛中洛外や奈良の古寺、鎌倉の風景、そして故郷・瀬戸田の情景など、心にとどめた日本の風景をご紹介します。秋から冬へと移ろう八ヶ岳高原で、平山郁夫が描いた古都と故郷への旅路をお楽しみください。
展示室2 平山郁夫が描く「平成の洛中洛外図」
古くから京都の街を描く画題として受け継がれてきた「洛中洛外図」。平山郁夫はその伝統を現代に受け継ぎ、京都の街を東西から大きく俯瞰した作品を描きました。寺社や町並み、人々の営みまでを細やかに描き込み、千年の歴史を重ねながら今に続く古都・京都の姿を表現しています。本展では、平山郁夫ならではの視点で描かれた、現代の「洛中洛外図」をご紹介します。

「平成の洛中洛外」シリーズ4部作が並ぶ展示室2
展示室3 京都・奈良、そして故郷・瀬戸田・鎌倉へ―平山郁夫が描いた日本をめぐる旅
京都や奈良の古寺を描いた作品とともに、平山郁夫の原点ともいえる故郷・広島県瀬戸田の風景を紹介します。奈良を題材とした作品では、《斑鳩里曼荼羅》の制作過程を伝える小下絵を本展で初公開。また、長年暮らし、もう一つのふるさととなった鎌倉を描いた作品も展示します。古都の歴史ある景観から、自身と深く結びついた土地の風景まで、平山郁夫が描いた日本の姿をご覧いただけます。

奈良、斑鳩ホールの緞帳の原画「斑鳩里曼荼羅」の習作

「楼門の春」(1979年)長年、制作の地であった鎌倉の古刹、建長寺を描いた作品

京都、奈良、広島、鎌倉、出雲路、吉備路など、旅先で描いたスケッチブック

「燦・瀬戸内(輝く瀬戸内海)」(1997年)竹原市、忠海からみた故郷の瀬戸内海
同時開催 展示室5にて
特別企画 追悼 平山美知子展
平山郁夫を支え、共に旅した - 平山美知子の創作世界
平山郁夫の妻であり、自らも創作活動を続けた平山美知子(1926―2026、当館名誉館長)は、2026年7月2日、100歳6か月でこの世を去りました。当館では今年春から、100歳を記念して平山美知子の作品をご紹介したばかりでしたが、このたび、あらためて美知子を偲び、その歩みと創作世界を振り返ります。


平山郁夫と共に、シルクロードへ
平山美知子は、長年にわたり平山郁夫の制作と活動を支え、国内外の各地を共に旅しました。なかでも、シルクロード周辺諸国への旅は140回を超え、平山郁夫の取材と制作を支える一方、自らも各地の文化や美術に深い関心を寄せました。
こうした旅の経験は、今日の当館のシルクロード・コレクションの形成へとつながっています。長年にわたって収集したシルクロードの文化財を広く公開したいという美知子の強い思いは、当館設立の大きな原動力となりました。

1970年、イラン、ペルセポリスにて

平山美知子「古いモスクのなかで」1971年 木版画

平山美知子94歳(2020年)

作品を版木とともに展示
日本画から版画、絵本、写真、アクセサリーまで
― 生涯を通じて続けた創作活動
一方、美知子自身も若き日から日本画や版画などの制作に取り組みました。女子美術大学を経て東京美術学校日本画科に進み、平山郁夫と出会います。結婚後、日本画家としての道は閉ざされますが、創作への思いが尽きることはありませんでした。版画や絵本、紀行文、写真、アクセサリー制作など、さまざまなかたちで自己表現を続け、晩年まで創作活動に情熱を注ぎました。本展では、若き日の作品をはじめ、平山郁夫と共に歩んだ日々を伝える資料、そして晩年の創作までを紹介し、平山美知子の生涯とその創作世界をたどります。

1949年制作、未公表の童話絵本「赤い帽子」 初公開、動画紹介

平山美知子制作の「お守り」アクセサリー、一部をミュージアムショップで販売
イベント
〇ギャラリートーク10月10日(土)、11月29日(土)
時間はいずれも14:00から1時間程度です。
〇富士山芸術祭2026
山梨県内17会場を舞台に展開される、4年に一度の芸術祭に当館も参加します。
当館では、10月17日(土)~25日(日)の期間、屋上「らくだ公園」を会場に、石田泰道、hellowakanaの2名のアーティストによる作品を展示します。また、関連企画として10月24日(土)に2階カフェにてコンサートも開催します。作品展示とあわせて、ぜひお楽しみください。

富士山芸術祭関連企画ストリングラフィ/ITONE コンサート
10月24 日(土)1.11:00~ 2.14:00~
入場料:1000円(美術館入館者は無料)
ストリングラフィとは、コップや絹布を張った太鼓を共鳴体に、絹糸を擦って音を奏でるオリジナル楽器。張り巡らされた絹糸から生まれる繊細な響きが、唯一無二の幻想的な音世界を紡ぎ出します。
●本プレスリリースに掲載している写真は、報道目的に限りご自由にご利用いただけます。
ご利用を希望される場合はご連絡ください。
【展覧会概要】
展覧会名:企画展「平山郁夫 日本を描く―古都・四季・祈りの山河
後編 いにしえの都と故郷への旅路」
会 期:2026年10月1日(木)~12月20日(日) ※会期中無休
会 場:平山郁夫シルクロード美術館(展示室2・3)
山梨県北杜市長坂町小荒間 2000-6 Tel. 0551-32-0225
開館時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
入 館 料:一般1500円 高大生800円 小中学生300円
*障がい者手帳をお持ちの方無料、介護者の方1名まで600円
*70歳以上の方、20名様以上の団体 各100円引き
主 催:平山郁夫シルクロード美術館
後 援:山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会、朝日新聞甲府総局、
山梨日日新聞社・山梨放送、読売新聞甲府支局、八ヶ岳ジャーナル、テレビ山梨、エフエム富士
公式HP:https://www.silkroad-museum.jp/ 公式FB、X(旧Twitter)もご参照下さい。

1階

2階
アクセス
JR小海線「甲斐小泉駅」下車、徒歩1分(小淵沢駅から1駅) 中央自動車道「小淵沢IC」より車で約10分(長坂ICより約15分)
※東京(新宿)から約2時間、名古屋から約3時間

本リリースに関するお問い合わせ先
平山郁夫シルクロード美術館
[email protected] (広報担当)
〒408-0031山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6
Tel:0551-32-0225 Fax:0551-32-0226
公式HPhttps://www.silkroad-museum.jp/
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