那須塩原市とロフトワーク、駅前の道路空間を使った社会実験「那須塩原駅前 Picnic Week 2026」を10月24日から開催

那須塩原市と株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:松井創)は、那須塩原駅前の道路空間を活用した公共空間利活用社会実験「那須塩原駅前 Picnic Week 2026」を、2026年10月24日(土)から10月31日(土)まで開催します。本社会実験は、那須塩原市が進める「那須塩原駅周辺エリアプラットフォーム構築及び公共空間利活用社会実験支援業務」の一環として実施するものです。ロフトワークは公募型プロポーザルを経て本業務を受託し、那須塩原市に拠点を置くデザイン会社PICNIC Inc.とともに社会実験の企画・デザイン・運営を担います。
今回の社会実験で試すのは、駅前に一時的なにぎわいをつくることだけではありません。「食う・練る・遊ぶ」という3つの切り口から、食をきっかけに立ち寄りや滞在、交流が生まれるか、市民が駅前で「やってみたいこと」を考え、その実現に必要な条件を探れるか、体験や自由な実践が駅前を歩き、使い、楽しむきっかけになるかを検証します。主な対象は、日々この地域で暮らす市民です。あわせて、観光・通勤・通学などで駅を利用する人、親子、駅を訪れる人など、さまざまな立場の人がそれぞれの過ごし方を試せる場をつくります。
道路上には、くつろぐためのピクニックエリア、飲食やマルシェ、人が身体を動かしたり自由に過ごしたりできるエリアなど、性格の異なる空間を設けます。どこで人が立ち止まり、どのような滞在や交流が生まれるのかを観察・計測し、その結果を今後の駅前空間の設計や運営に反映するところまでを、一つの社会実験として設計しています。
背景:「歩いて楽しい駅前」へ向けた那須塩原駅周辺のまちづくり

那須塩原市では、新庁舎の整備にあわせて駅前広場や市道東那須野大通り線などの交通空間を再構築し、駅とまちをつなぐ人中心の歩いて楽しい空間づくりを進めています。再編によって生まれる歩行者空間(新たな広場空間)を、地域の人たちが主体的かつ継続的に使いこなし、人が集まりたくなるエリアに育てていくことが目標です。今回の取り組みでは、「新たな広場空間」というハードの整備と、そこを地域の人たちが主体的・継続的に使っていくための仕組みである「エリアプラットフォーム」を、別々ではなく同時に育てていきます。空間が完成してから使い方を考えるのではなく、整備前から実際に使い、試しながら、必要な空間や運営のあり方を考えていくことが特徴です。
これまで同市は、令和2年度の「那須塩原駅周辺まちづくりビジョン」策定を起点に、那須塩原駅周辺まちづくりグランドデザイン会議や那須塩原駅周辺まちづくり協議体での議論、社会実験「D'harvest Walk Fest」(令和6年10月)、「よってく?駅前広場」(令和7年10月)を重ね、令和8年3月に「那須塩原駅周辺まちづくり基本計画」を策定しました。基本計画では、市道東那須野大通り線の歩行者数(現状564人/日→短期目標(令和13年度)1,500人/日以上)や、駅周辺で居心地がよいと感じた人の割合(現状43.9%→短期目標(令和13年度)60%以上)といった目標が掲げられています。令和8年度は、令和7年度に立ち上げたエリアプラットフォーム準備会に加えて新たな担い手を掘り起こし、将来のエリアマネジメント組織につながる基盤づくりの検討を本格化させていきます。
那須塩原駅前 Picnic Week 2026 について
コンセプト「食う・練る・遊ぶ」
那須塩原駅前の道路空間で、くつろいだり、食を楽しんだり、遊びや体験に参加したりしながら、暮らしの中でこれからの駅前のかたちを考える社会実験です。
- 食う:飲食や物販を通して、地域の食を楽しみ、味わう
- 練る:さまざまな人が参加する場を通して、那須塩原駅前の未来や日常を考える
- 遊ぶ:暮らしの中にある健康や、日常のさまざまな感覚を楽しむ
これらを一つの催しとして完結させるのではなく、駅前で繰り返すことのできる日常の過ごし方として成立するかを確かめます。期間後半には、食の循環をテーマにしたイベントも開催します。
道路を、いくつもの「過ごし方」を試す場所にする
社会実験の会場は、那須塩原駅西口駅前広場と市道東那須野大通り線です。普段は移動のために使われている道路空間に、休む、食べる、遊ぶなど、さまざまな過ごし方が生まれる環境をつくります。会期中は、マルシェやキッチンカー、足湯、参加型のエクササイズ、くつろぎスペース、展示などを展開。休日と平日で内容を変えながら、駅前でどのような過ごし方が生まれるかを試します。
食の循環推進イベント「NASUSHIOBARA COMER CON」
10月31日(土)(主催:那須塩原市、共催:那須塩原市商工会・西那須野商工会)
NASUSHIOBARA COMER CON公式サイト

ロゴは、那須塩原駅の線路記号と、その前に広がるピクニックシートを組み合わせ、「P」のシンボルマークで表現しました。ネーミングには、本企画がこれからの駅前を考える旗印になってほしいという思いを込めています。
実施予定のプログラム
- 物販やものづくりワークショップなどのマルシェ
- 地元の源泉をつかった足湯
- はじめてさんマルシェ
- 多様な過ごし方を試す企画の実施(おもしろ自転車設置、参加型エクササイズ等)
- 気軽にくつろげる休憩スペースの設置
- キッチンカーなどによる飲食の提供
※各プログラムの実施日時や参加方法は、市ホームページやSNS等で順次お知らせします。

エリアイメージ
開催概要

業務概要

団体概要・お問い合わせ
◆那須塩原市について
那須塩原市は、栃木県の北部に位置し、広大な那須野が原の北西一帯を占める市です。平成17年(2005年)1月1日に黒磯市、西那須野町、塩原町が合併して誕生しました。人口は112,455人(令和7年10月1日現在)。面積の約半分を占める山岳部は日光国立公園を形成し、塩原温泉郷や板室温泉などの温泉地を有するほか、「生乳生産本州一のまち」としての地位を築いている酪農をはじめ、多彩な産業がバランスよく立地しています。東北新幹線を利用すれば、東京駅までの所要時間は約70分です。現在は、重点事業の1つとして、栃木県北の玄関口にふさわしい魅力ある「那須塩原駅周辺のまちづくり」を進めている。
https://www.city.nasushiobara.tochigi.jp/
◆株式会社ロフトワークについて
ロフトワークは「すべての人のうちにある創造性を信じる」を合言葉に、クリエイターや企業、地域やアカデミアの人々との共創を通じて、未来の価値を作り出すクリエイティブ・カンパニーです。ものづくりを起点に、その土地ならではの資源やテクノロジーを更新する「FabCafe(ファブカフェ)」、素材と技術開発領域でのイノベーションを目指す「MTRL(マテリアル)」、クリエイターと企業の共創プラットフォーム「AWRD(アワード)」などを運営。目先の利益だけにとらわれず、長い視点で人と企業と社会に向きあい、社会的価値を生み出し続けるビジネスエコシステムを構築します。
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア9F
https://loftwork.com/jp/
◆PICNIC Inc.について
自然豊かな那須に拠点を置いて、子どもと犬と暮らしながら衣食住にまつわるもの・ことをデザインする。移住・出産を経て自然派な暮らし・ライフスタイルに興味を持つようになり、日々研究中。
https://www.instagram.com/picnicinc_nasu/
◆本件に関するお問い合わせ
那須塩原市役所企画部 那須塩原駅周辺整備室
〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2
電話番号:0287-73-5175
株式会社ロフトワーク
ピクニックウィーク運営事務局/[email protected]
株式会社ロフトワークロフトワークは「すべての人のうちにある創造性を信じる」を合言葉に、クリエイターや企業、地域やアカデミアの人々との共創を通じて、未来の価値を作り出すクリエイティブ・カンパニーです。ものづくりを起点に、その土地ならではの資源やテクノロジーを更新する「FabCafe(ファブカフェ)」、素材と技術開発領域でのイノベーションを目指す「MTRL(マテリアル)」、クリエイターと企業の共創プラットフォーム「AWRD(アワード)」などを運営。目先の利益だけにとらわれず、長い視点で人と企業と社会に向きあい、社会的価値を生み出し続けるビジネスエコシステムを構築します。
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