京都・鷹峯で工芸の未来を考える6つのトークセッションを開催! 井浦新、内田也哉子、森田真生、若林恵らと工芸作家たちの対話

10 月17日(土)・18日(日)開催「MOSS KOGEI Kyoto 2026」工芸と自然、歴史、暮らし、ビジネス、社会の新たな関係を探る2日間。





2026年10月17日(土)・18日(日)、京都・鷹峯のしょうざんリゾート京都で開催される「MOSS KOGEI Kyoto 2026」では、展示、販売、ワークショップなどのプログラムに加え、工芸をさまざまな視点から捉え直す、全6回のトークセッションを開催します。

俳優の井浦新、文筆家・無言館共同館主の内田也哉子、独立研究者の森田真生、編集者の若林恵をはじめ、工芸作家、美術史家、法律家、研究者など、多彩な分野の第一線で活躍するゲストが登壇。工芸と自然環境の関係から、日本美術の歴史、ものづくりと暮らし、グローバル市場、そして現代社会における工芸の可能性まで、多角的な対話を繰り広げます。

会場となる鷹峯は、江戸時代初期に本阿弥光悦が芸術村を築いた地。400年以上の時を経て、工芸をめぐる新たな対話が、この場所から始まります。

【トークセッション プログラム】
◼︎10月17日(土)11:00‒12:30
「森と水と工芸」
森田真生(独立研究者) × 谷口弦(和紙作家)





古くから土地に根ざす梶の木と山を流れる湧き水からできる名尾和紙。自然の恩恵なくしては生まれ得なかった美しい紙の仕事が、多くの日本文化を支えてきました。つくることと自然環境のつながりを独立研究者と和紙の作り手が話します。

森田真生
独立研究者。京都で「学びの場」を主宰。著書に『数学する身体』『計算する生命』。

谷口弦
佐賀の和紙作家。江戸時代より300年以上続く和紙工房、名尾手すき和紙の七代目として家業を継ぎ伝統を守る作家として作品の制作を行う。

◼︎10月17日(土)13:00‒14:30
「工芸におけるブランディングとグローバル展開」
小松隼也(弁護士)× 富井貴志(木工家)





作家はいつ「ブランド」になるのか。日本の「KOGEI」は世界でどう受け入れられていくのか。工芸の海外展開における価格や商流の違い、美術館との取引など専門的見地からの講演と、海外での展示経験も多い作家との対談で語られるリアルな工芸の現在地。

小松隼也
弁護士。三村小松法律事務所。アートやファッション、建築などの知的財産を専門とし、アートや工芸のコレクターでもある。共編著『切り拓く――知財法の未来』。

富井貴志
新潟を拠点とする木工家。林業が盛んなアメリカ留学先での経験から木や木工に興味を持ち、筑波大学大学院での表面科学の研究を経て木工を志す。

◼︎10月17日(土)15:00‒16:30
「日本美術の源流――光悦から琳派まで」
タイモン・スクリーチ(日本美術史家)× 高橋伸城(ライター、美術史家)





鷹峯にはかつて「芸術村」があった。この地に多くの工匠たちを集めた本阿弥光悦は何を目指したのか。そこで何が起きていたのか。俵屋宗達らとの協業、豊かなデザイン性・装飾性の琳派へ繋がる日本の美の原点を、新たな研究の成果から語り合います。

タイモン・スクリーチ
日本美術史家。国際日本文化研究センター研究部教授。著書に『大江戸異人往来』『春画――片手で読む江戸の絵』。

高橋伸城
ライター、美術史家。本阿弥光悦の研究を専門とする。著書に『法華衆の芸術』。

◼︎10月18日(日)11:00‒12:30
「ものを創る眼と手と心、日々のあれこれ」
内田也哉子(文筆家・無言館共同館主)× 松山佳世(しょうざんリゾート京都)






かつて本阿弥光悦が芸術村を築いた京都・鷹峯。その地に庭園や建築を築き、戦災孤児たちに手仕事の技術を学ぶ場を提供した、しょうざん創設者・松山政雄の思いとは。工芸を愛し、暮らしの中で楽しむこと。そして、つくり手を支え、その技と文化を未来へつなぐこと。人の手から生まれるものと、私たちはどのように出会い、暮らしの中で付き合っていけるのでしょうか。内田也哉子が日々の暮らしの中で感じる素朴な疑問を手がかりに、松山佳世とともに、工芸をもっと身近に楽しむためのヒントや、手仕事の文化を未来へつないでいくことの意味を考えます。

内田也哉子
幼少期より日本、米国、スイス、フランスで学ぶ。エッセイ、翻訳、作詞、ナレーションなど幅広く活動。著書に『会見記』『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』など。2024年、戦没画学生慰霊美術館「無言館」の共同館主に就任。

松山佳世
しょうざんリゾート京都を運営する松山家に生まれる。ベルギーのフラワーアーティスト、ダニエル・オスト氏と「竹と花の奏宴」をプロデュース。MOSS KOGEI Kyoto 実行委員会。

◼︎10月18日(日)13:00‒14:30
「土地から生まれるもの」
井浦新(俳優)× 渡慶次弘幸(木地師)





ものづくりは、土地の風土や自然環境、自生するものと対話することから始まる。鹿児島の大地で植物を育て、自然の恵みを生かしたプロダクトを手がける井浦新と、沖縄の木々を用いて暮らしに根ざした漆器や木工品を制作する渡慶次弘幸。異なる領域で活動する二人が素材と向き合うこと、土地に受け継がれてきた知恵や文化、自然と人間の関係について語り合います。

井浦新
1974年、東京都生まれ。映画「ワンダフルライフ」に初主演。以降、映画を中心にドラマ、ナレーションなど幅広く活動。2022年にはパーソナルケアブランド「Kruhi(クルヒ)」を創業。俳優として培った感性を生かし、自ら天然香料を調香。香りに情景や感情を映し出す、独自のクリエイションを展開している。現在、音声ガイドを務める、NHK日曜美術館50年展が大阪中之島美術館にて開催中。

渡慶次弘幸
木地師。沖縄県工芸指導所木工課修了。輪島市で修業を積んだ後、沖縄に帰郷し、妻で塗師の渡慶次愛と「木漆工とけし」を設立。沖縄の木々を生かし、日々の暮らしに寄り添う漆器を制作する。2016年より「中山木工」の活動も開始。

◼︎10月18日(日)15:00‒16:30
「ソーシャル工芸の時代」
若林恵(黒鳥社コンテンツディレクター)× 山下正太郎(コクヨ ヨコク研究所 所長)






現代において、工芸の価値はどこで生み出されているのか? 日本では個人作家の器が人気を集め、アメリカではEtsyが巨大な市場になり、イギリスでは編み物や陶芸への関心が高まっている。中国では工芸の制作工程そのものが動画コンテンツになっている。一見異なるこれらの現象を、工芸の価値が発見され、評価され、流通する仕組みの変化として考えます。

若林恵
編集者、黒鳥社コンテンツディレクター。『WIRED』日本版元編集長。テクノロジー、ビジネス、文化、社会など幅広い領域を横断し、これからの社会のあり方を探究する。著書に『さよなら未来』、共著に『実験の民主主義』など。

山下正太郎
コクヨ ヨコク研究所 所長、WORKSIGHT 編集長、京都工芸繊維大学 特任准教授。働き方と働く場の研究を起点に、これからの暮らしと仕事のあり方をリサーチしている。

MOSS KOGEI Kyoto 2026 開催概要

開催概要
名称:MOSS KOGEI Kyoto 2026(モス・コウゲイ・キョウト 2026)
会期:2026年10月17日(土)・18日(日)
会場:しょうざんリゾート京都(京都市北区衣笠鏡石町47)
時間:10:00~17:00(最終入場受付は16:00まで)
入場料:5,500円(税込)庭や建物、展示の鑑賞を含みます。

※個別のイベントへの参加費は別途となります。
主催:MOSS KOGEI Kyoto 2026 実行委員会
パートナー:ロエベ、東急不動産株式会社、彌榮自動車株式会社、日本サイン株式会社、株式会社フロンティアインターナショナル、村上重本店、やまつ辻田、FLATLABO、IDEA、Zyoo
協力:水戸忠交易、中長小西
パートナーホテル:ROKU KYOTO,LXR Hotels & Resorts

京都・鷹峯の豊かな自然と歴史ある建築を舞台に、工芸を「見る」「買う」「使う」「学ぶ」「考える」さまざまな体験を通して、工芸の現在と未来を探る2日間です。
※トークセッションの参加方法、料金、予約については公式サイトArtStickerをご確認ください。
申し込み方法:公式サイトより入場券および各種催しのチケットを購入いただけます。
プログラムは順次追加して参ります。
チケット購入:https://artsticker.app/events/161208
公式ウェブサイト:https://mosskogei.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/mosskogei/






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