「SHIBUYA PARCO ART DAYS」異なる表現の呼応に触れる5日間

渋谷PARCOでは、 2026年11月4日(水)~8日(日)の5日間、本年で6回目を迎えるアートイベント「SHIBUYA PARCO ART DAYS」を開催します。現代美術を起点に、音楽、映像、パフォーマンスなど、多彩な表現が館内各所に集まる5日間。アーティストやジャンルの垣根を越えた出会いを通して、日常の風景や見慣れた価値観を新たな角度から捉え直す機会を創出します。
初日には、アメリカ、ロサンゼルス現代美術館での個展を控え、ますます国内外での活躍が注目されるアーティストデュオ「MES」がキュレーションしたVJ、DJ、パフォーマーによる、「アートウィーク東京(Art Week Tokyo)」のメインパーティーを10F PBOX STNDにて開催。さらに4F PARCO MUSEUM TOKYOでは、MESの個展「レイ/RE-I」も開催中。
渋谷PARCOの恒例企画・パフォーミングアーツは、パフォーマティブ・インタスタレーションを軸とした領域横断な表現を展開する新進気鋭なアーティスト・尹苑によるパフォーミングアーツ「うまくいく」を上演。その他にも、障害のある作家が生み出す、強烈な個性と豊かな色彩を日常のプロダクトとして世間に届けるブランド「HERALBONY(ヘラルボニー)」と雑誌「BRUTUS」によるコラボイベントや、ニューヨークおよびベルリンを拠点に活動する「Soundwalk Collective」による、巨匠ジャン=リュック・ゴダールの個人アーカイブを再構築した作品の上映など連日開催。
さらに、館内に点在するギャラリーやオルタナティブスペースにもアートが揃います。2F「OIL by 美術手帖」では、現代アーティスト・今村文による展示や、8F「ほぼ日曜日」では『かもめ食堂』『深夜食堂』 2作の食堂にスポットを当て、飯島奈美のフードスタイリングを振り返る展覧会も。
キービジュアルは、アートディレクター・永戸鉄也が制作。館内に集められた様々な表現が呼応し合う様子を表現。期間中、ZERO GATE B1F「NONLECTURE books/arts」で同氏のプロジェクト「RAREMETAL」による POP UP STORE “Knowledge”も開催します。
●SHIBUYA PARCO 「SHIBUYA PARCO ART DAYS」
会期 :2026年11月4日(水)~11月8日(日) 5日間
特設WEBサイト: https://shibuya.parco.jp/feature/detail/?id=9007
アート、音楽、街の記憶をつなぐアーティストデュオ「MES」の試み
■Art Week Tokyo×SHIBUYA PARCO ART NIGHT『REVOLIC -Revolution Holic/革命中毒』

パルコプロデュースのもと、アーティストデュオ・MES が、DJ、VJ、パフォーマーたちをキュレーションし、アートウィーク東京のメインパーティーを渋谷PARCOで開催。クラブカルチャーと現代美術を活動の軸とし、演出・出演・オーガナイズと様々な側面からパーティーを渡ってきた MES の視点から、DJ/VJ/パフォーマーなどを招聘予定。また、渋谷の歴史や変化をテーマに 4F PARCO MUSEUM TOKYOにて個展を同時開催。既存の思想やシステムを新たな視点から問い直す MES による、ここでしか体感できないコラボレーションをお楽しみください。
●会期:11月4日(水) 20:00~24:00 ●会場:10F PBOX STND
●入場料:一般 2,000 円/U-25 1,000 円/AWT VIP PASS 提示で無料
●出演:戸川純 avec おおくぼけい and more

撮影:遠藤文香
◆MES
新井健と谷川果菜絵が2015年から共同制作するアーティストデュオ。東京拠点。クラブカルチャーと現代美術を漂流しながら、光や熱をとおして、世界の暗さを静かに/激しく照らすインスタレーションとパフォーマンスを行う。近年の個展に「祈り/戯れ/被虐的な、行為 P-L/R-A/E-Y」(2024)、「DISTANCE OF RESISTANCE/抵抗の距離」(2021)。グループショーに「MEET YOUR ART FES: Super Spectrum Specification」(2024)、「陸路(スピルオーバー#1)」(2024)、「Reborn Art Festival 2021夏」など。レーザーVJとして「CLUB SKIN」「WAIFU」等のパーティー演出やDos Monosライブなどの舞台演出を行う。また、ロシアの政治犯についての展覧会「鉄格子の向こう」(2025)やパーティー「REVOLIC -Revolution Holic/革命中毒」(2022-)をはじめ、常にコラボレーティブで交差的な試みを探求している。2027年2月にはアメリカ、ロサンゼルス現代美術館にて個展開催の予定。 Instagram(@mesmesmes8)
◆SPECIAL IN YOU.第27弾にMESが登場!
「SPECIAL IN YOU.」とは、パルコが創業以来培ってきた「カルチャーの発信地」としてのアイデンティティを、現代の若き才能支援へと繋げるシンボリックなメッセージ広告です。10年以上続くこのシリーズの第27弾にMESが登場いたします!SPECIAL IN YOU. 特設サイト https://www.parco.co.jp/specialinyou/
■展覧会:MES「レイ/RE-I」

渋谷を拠点として活動してきたMES と、渋谷の街からカルチャーを発信してきたパルコによる本展は、変化し続ける渋谷の街を新たな角度でとらえなおす試みとして、この街にひそむ歴史のレイヤーを浮かび上がらせる映像インスタレーションや、デュレーショナルなパフォーマンスを中心に構成します。ロサンゼルス現代美術館での個展を控え、ますます国内外での活躍が注目されるアーティスト・デュオMES の個展。
●タイトル:MES「レイ/RE-I」
●会期:10月24日(土)~11月16日(月) ※入場は閉場の30分前まで ※最終日18時閉場
●会場:4F PARCO MUSEUM TOKYO ●入場料:無料
●展覧会公式サイト: https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=2004
◆トークイベント|Chim↑Pom from Smappa!Group × MES

撮影:山口聖巴
2012年に、旧渋谷PARCOのPARCO Museumにて、当時新進気鋭のアーティスト・コレクティブとして個展を成功させたChim↑Pom from Smappa!Group。旧渋谷PARCOでの個展以来、再び渋谷PARCOに集い両者の対話が実現します。
●日時:11月8日(日) 15:00~16:30 ●参加費:無料
●お申し込みはArtStickerから:https://artsticker.app/events/161537
■SUPER DOMMUNE × MES

4F PARCO MUSEUM TOKYOでの MES 個展「レイ/RE-I」開催を記念し、9F「SUPER DOMMUNE」にて特別番組を放送。主宰の宇川直宏氏をはじめ、MES とゆかりの深い豪華ゲストがスタジオに集い、深い対談と刺激的なパフォーマンスを繰り広げる。ライブストリーミングの熱気を現地で直に体感する絶好の機会。MESの表現を支える思想や背景に迫ります。
●会期:10月26日(月) 20:00~24:00
●会場:9F SUPER DOMMUNE
●入場料:入場時に1Drinkご購入下さい。
●ライブストリーミング:https://www.dommune.com/
身体、音、映像がひらく、新たな表現の可能性
■パフォーミングアーツ 「うまくいく」


「無意識の行動と受動的身体」をテーマに、パフォーマティブ・インスタレーションを軸とした領域横断的な表現を展開する新進気鋭のアーティスト・尹苑(イン・エン)が、新作パフォーマンスを発表。かつて労働や戦争を支える「力」であった馬は、近代化とともに機械や資本の論理のなかで別の役割を担うに至った。この歴史を起点に、本作では姿かたちを変えながら現在でも日常に遍在している「馬」の表象から、遊具やゲームなどのモチーフを手がかりとして、規則や欲望に翻弄される現代人の身体と意識が置かれている状況を空間に展開する。インスタレーション、サウンド、パフォーマンスなどが交差する場の相互作用を通して、システムに縛られた身体と、そこから逸脱しようとする生の可能性を探る。

尹苑 YIN YUAN
1993 年中国上海生まれ。シカゴ美術館附属美術学院(SAIC)修了後に渡日し、東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了。パフォーマティブ・インスタレーションを軸としたミクストメディア表現を通じて、社会構造が個人へと意識的・無意識的に内面化されることで生じる見えない束縛が、日常行為として現れる過程を具現化している。同時に、そのように形成された受動的な身体から逸脱する、新たな実践を拓く契機を探っている。Instagram (@lookslikeyinyuan)
■Soundwalk Collective 『What We Leave Behind / Jean-Luc Godard Archives』上映

Photo by Nan Goldin
ニューヨークおよびベルリンを拠点に活動する「Soundwalk Collective」による作品『What We Leave Behind / Jean-Luc Godard Archives』を上映。映画界の巨匠ジャン=リュック・ゴダールの倉庫に眠るフィルムやメモ、本などの膨大な個人アーカイブを撮影、音源採取し、独自の映像と音響へ再構築した注目のプロジェクト。巨匠のプライベートな世界と現代音響アートが見事に融合する、1日限りのシネマティックで濃密な感覚体験。
●会期:11月8日(日) 開場:17:00 開演:17:30
●会場:10F PBOX STND ●入場料:無料
●詳しくは後日公開:https://shibuya.parco.jp/event/detail/?id=8988
●Supported by mAtter / LOWW
Soundwalk Collective
現代アーティストのステファン・クラズニアンスキー(Stephan Crasneanscki)とプロデューサーのシモーネ・メルリ(Simone Merli)によって構成される Soundwalk Collectiveは、サウンド、映像、ミクストメディアを融合させ、特定の場所や文脈に応じた作品を制作するアーティスト・コレクティブである。学際的な領域へと活動を広げるなかで、パティ・スミス(アーティスト、作家)、故ジャン=リュック・ゴダール(映画監督)、ナン・ゴールディン(写真家)、サシャ・ヴァルツ(振付家)、シャルロット・ゲンズブール(俳優、歌手)など、多様な表現者との長期的な創作上の協働関係を築いてきた。彼らの芸術的な理念の中心にあるのは、人間の経験や環境が持つ複雑さを探求し、解釈するための媒体として音を捉えることである。その実践は、アート・インスタレーション、ダンス、音楽、映画など、さまざまな表現形式を横断しながら、音が持つ物語を紡ぐ可能性を追求している。ローラ・ポイトラス監督の映画『美と殺戮のすべて(All the Beauty and the Bloodshed)』のオリジナル・スコアを手がけ、同作は 2022年のヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。
■HERALBONY × BRUTUS | ART & MUSIC SESSION 「あふれて、うつる。」

障害のある作家が生み出す唯一無二のアートを、日常のプロダクトとして社会に届けるブランド「HERALBONY」と、カルチャー誌「BRUTUS」が1日限りのイベントを開催。
<昼の部>OPEN SESSION - 描く手、奏でる手 -|14:00-17:00 入場無料
HERALBONY契約作家3名によるライブペインティングと、音楽家によるライブパフォーマンス。
<夜の部>AFTERGLOW|18:30-21:00 事前申込・招待制
昼に描かれた作品が残る空間で、DJによるレセプションパーティを開催。昼とは違うリズムで、同じあたたかさが続いていく。
●会期:11月5日(木) 昼の部 14:00~17:00 夜の部 18:30~21:00
●会場:10F PBOX STND ●入場料:昼の部 入場無料 / 夜の部 事前申込・招待制
●夜の部のお申し込み https://x.gd/gy21t

◆1F POPUP STOREアートをまとう。障害のある作家が生み出す、唯一無二のアート。その強烈な個性と豊かな色彩を、日常のプロダクトとして社会に届けるブランド<ヘラルボニー>。
象徴的なアイテムであるアートを大胆にあしらった大判スカーフに加えて、26年の秋冬コレクションでは、アートの特徴に合わせてジャカードや刺繍、ニットなど、それぞれの素材が持つ表情とクラフトの技術を生かしながら、アートの存在感を日常の装いに取り入れられる一着に仕立てました。
●会期:11月3日(火・祝)~15日(日)
●会場:1F POPUP SPACE「ARCADE」
館内各所で出会う、アートの多彩なかたち
■2F OIL by 美術手帖 |今村文 Project at OIL by 美術手帖「花言葉」

(C)︎Fumi Imamura,「花言葉」, 2026

花や植物をモチーフに独自の美を追求する現代アーティスト・今村文氏の展示を開催。“話す度に口から花や真珠がこぼれる魔法”という昔読んだ童話から着想を得て、小さなお花のインスタレーションを行います。半透明のグラシン紙にコラージュした平面作品も含めて、繊細な色彩と透明感が漂う空間で、可憐なアート体験を心ゆくまで堪能ください。
●会場:2F OIL by 美術手帖
●期間:10月30日(金)~11月23日(月・祝)
●企画協力:CAVEーAYUMI GALLERY

今村文
Instagram(@fumi__imamura)
■ZERO GATE B1F NONLECTURE books/arts |ChiMy A SOLO EXHIBITION 『お前へのアンチテーゼ』

イラストレーターでありDJとしても活動するChiMy氏による個展『お前へのアンチテーゼ』。
紙にコピックで描くアナログ表現と鋭く情緒的な言葉で世代を超えた共感を集めてきた。
本展は、日常や社会の中で飲み込み、理性に隠してきた感情を自分自身のために再提出する試み。「私を傷つけたアイツ」や自分自身へ向けられた問いかけは、観る者の胸に深く突き刺さります。自身の感情と向き合う表現を通じ、内面に潜む感情を浮かび上がらせます。
●会場:ZERO GATE B1F NONLECTURE books/arts
●期間:11月6日(金)~15日(日) ●入場料:無料

ChiMy / チャイミー Illustrator / DJ
Instagram(@i_am_chimy)
■8F ほぼ日曜日 |『深夜食堂』と『かもめ食堂』展

ドラマ『深夜食堂』に登場する料理たちは、レシピブック『LIFE』(発行:ほぼ日)でおなじみ、
フードスタイリスト・飯島奈美さんが手がけています。
飯島奈美さんは、いまから20年前に公開された映画『かもめ食堂』で、はじめて映像劇作品のフードスタイリングを担当しました。
『かもめ食堂』と、最新作の『深夜食堂』。本展では、このふたつの「食堂」にスポットをあてながら、飯島奈美さん20年のフードスタイリングを振り返ります。
映画やドラマの世界を写真で展示するのはもちろん、『深夜食堂』コーナーには実際に撮影で使用された「美術」もやってきます。「めしや」風のカウンターには料理が食べられるコーナーもご用意。小腹と心が満たされる展覧会へ、いらっしゃいませ。
●期間:10月2日(金)~11月8日(日) 11:00~20:00
●会場:8F ほぼ日曜日 ●入場料:無料

★\会期中まいにち提供/ 「ほぼ日曜日食堂」開店!軽食をご提供します。「コの字のカウンター」に座って、『深夜食堂』にも登場する「お茶漬け」や「赤いタコさんウインナー」と小瓶のビールはいかがでしょう。もちろんノンアルコールのお飲みものも。また、人気のパン屋さん「BEAVER BREAD」(ビーバーブレッド)がつくってくださった「シナモンロール」(土日祝限定入荷)とあたたかいコーヒーもございます。
永戸鉄也が描く、街とアートの新たな風景
■「SHIBUYA PARCO ART DAYS」 Key Visual

◇Statement
街は、ひとつの完成された風景ではない。
古いもの、新しいもの、偶然見つけたもの、忘れられたもの。
異なる時間や場所から集まった無数の断片が、
日々重なり合い、新しい風景をつくっているようにも映る。
そこに意味なんかを見つけることも、関係のないものをつなげてみることも、
見慣れた風景を、別の角度から見ることも。
アートは、世界をもう一度組み替えて見るための方法なのかもしれない。

永戸鉄矢
東京生まれ。広告、パッケージ、映像、音楽、ファッション、カルチャーなど、さまざまな領域でアートディレクション、クリエイティブディレクションを手掛ける。
並行してコラージュや映像作品の制作にも取り組み、個展やグループ展で発表している。
2026年9月公開の映画『UNDERGIRL』では、共同で脚本・演出を手掛けるほか、アートディレクションと面彫刻を担当。近年は、自身の表現をより自由なかたちで展開するプロジェクト「RAREMETAL」と、印刷物を軸に活動するZINEレーベル「IRUBOOKS」を立ち上げる。これまで培ってきた表現や人とのつながりをもとに、領域を横断しながら、それぞれの活動を展開している。
Instagram(@tetsuyanagato)
■ZERO GATE B1F NONLECTURE books/arts |RAREMETAL POP UP STORE “Knowledge”

永戸鉄也によるプロジェクト「RAREMETAL」の26 WINTER COLLECTION “Knowledge” POP UP STOREを開催。
本POP UPでは、新作アパレルコレクション “Knowledge”をはじめ、永戸が手がけるZINEレーベル「IRUBOOKS」の刊行物を展開。あわせて、「コンポジシオン(未完と即興性)」をテーマに制作した新作コラージュ作品を発表します。
また、初日の11月4日(水)19:00~21:00には永戸本人が在廊し、微弱ノイズの即興演奏をします。
●会場:ZERO GATE B1F NONLECTURE books/arts
●期間:11月4日(水)~15日(日) 12:00~21:00
●入場料:無料
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