「本屋なのに、本がない。」著書80冊の作家マツダミヒロ、読者の1冊で棚をつくる「余白書店」を11月1日オープン

町の人口を超える月1万5,000人が訪れる山辺町のパン屋のとなりに、著書80冊の作家がプロデュースする書店「COSHALL BOOQ STORE」。棚は空っぽから始め、並ぶ本はすべて読者の「この1冊」

作家のマツダミヒロ(マツダミヒロ事務所株式会社 代表取締役:松田充弘)は、2026年11月1日(日)、山形県東村山郡山辺町の複合施設「COSHALL DIY&REBUILD PARK」内に、小さな書店「COSHALL BOOQ STORE(コシャル ブックストア)」をオープンします。コンセプトは「日常の中に、本のある余白を」。本を買うだけでなく、本のある時間を過ごす「余白書店」です。店の運営は施設を営むCOSHALLが担い、マツダミヒロは企画と選書(プロデュース)を担当します。パン屋「シェルパン山形店」のとなりに置く棚は、空っぽの状態から始めます。並べる本は、読者や来店者から1冊ずつ寄せられたリクエストで決め、1冊ごとにリクエストした人のエピソードをPOPとして添えます。

開店の背景(なぜ今か)

国内の書店数は、2014年の14,658店から2024年には10,417店へと、10年間で約3割減りました。全国の自治体の約28%にあたる493自治体には、書店が1軒もありません(いずれも経済産業省「書店活性化プラン」2025年6月より)。

COSHALL BOOQ STORE は、出版取次大手の株式会社トーハンが2024年10月に始めた書店開業パッケージサービス「HONYAL(ホンヤル)」を使ってつくります。HONYAL は、連帯保証人や取引保証金が原則不要で、約3,000社の出版社の本を仕入れられる、小さな本屋のための仕組みです。大きな売り場がなくても、出版業界の経験がなくても、本屋を始められる。この仕組みを、本を書く側のマツダミヒロ自身が使って、生まれ故郷に本屋をつくります。

マツダミヒロは20年以上、本を書く仕事を続け、著書は80冊になりました。自分の本は増えていく一方で、まちの書店は減っていく。拠点のひとつであるパリでは、小さな書店がまちの日常の中にあり、本を読むことが暮らしの一部になっている。その対比から、「大きな書店ではなく、暮らしのすぐそばに、本のある余白をつくりたい」と考え、1号店を生まれ育った山形に出すことを決めました。

開店日の11月1日は、書店新風会が制定した「本の日」(日本記念日協会認定・数字の「1」が本棚に並ぶ本に見えることが由来)にあたり、読書週間(10月27日~11月9日)の期間中です。

「本屋なのに、本がない。」--3つの特徴
1. 本はすべて、だれかの「この1冊」から
最初の棚は空っぽです。「この本屋に置いてほしい本」を、公式サイトと店頭のQRコードから1冊ずつ募り、届いた本を仕入れて並べます。本といっしょに届いたエピソードは、公式サイトの「みんなの1冊」のページで公開しています(紹介を承諾した人のみ)。

最初の棚は空っぽ。並べる本は、来てくれる人の「この1冊」から

2. 推薦文ではなく、その人の体験がPOPになる
著者の書評でも店員のおすすめでもなく、リクエストした人が「この本と、どう出会ったか」を書いた言葉を、1冊ごとにPOPとして添えます。

3. パンとコーヒーのとなりで、本を片手に過ごす
隣接するシェルパン山形店でパンとコーヒーを買い、本を片手に過ごせます。シェルパン山形店とカフェには、月に約1万5,000人が訪れます(COSHALL調べ)。山辺町の人口(約1万3,500人)を上回る数です。「本を買う場所」ではなく「本のある時間を過ごす場所」として、営業日・営業時間もパン屋に合わせています。マツダミヒロの著書もそろえます。

となりのシェルパン山形店のコーヒーと、本を片手に過ごす時間


開店前の反応

10月13日(火)、グランドオープンに先立ち、読者向けのお茶会「本とともに対話しよう」を同施設内のカフェで開催しました。定員30人の募集に対し40人以上の申し込みがあり、満席となりました。

10月13日、オープン前のお茶会「本とともに対話しよう」(COSHALL DIY&REBUILD PARK 内のカフェ)


店舗概要

COSHALL DIY&REBUILD PARK(山形県山辺町)。パン屋「シェルパン山形店」のとなりに本屋が入る

・店名:COSHALL BOOQ STORE(コシャル ブックストア)
・コンセプト:「日常の中に、本のある余白を」(余白書店)
・オープン:2026年11月1日(日)
・所在地:〒990-0301 山形県東村山郡山辺町大字山辺2888-2 COSHALL DIY&REBUILD PARK内(シェルパン山形店となり)
・営業時間:8:00~15:00(目安)
・定休日:水曜・木曜(ほか不定休あり。営業日・営業時間はシェルパン山形店に準じます)
・アクセス:JR左沢線 羽前山辺駅から東へ徒歩約9分/駐車場あり
・運営:COSHALL DIY&REBUILD PARK(オオホリ建託株式会社)
・企画・選書(プロデュース):マツダミヒロ(マツダミヒロ事務所株式会社)
・仕入れ:株式会社トーハンの書店開業パッケージサービス「HONYAL(ホンヤル)」を利用
・公式サイト:https://coshall.booq-store.com
・本のリクエスト受付:公式サイト https://coshall.booq-store.com の「本をリクエスト」から

マツダミヒロ(プロデュース)のコメント
「本を出す仕事を20年以上続けてきました。ぼくの本は少しずつ増えていく。その一方で、まちの書店は減っていく。パリで暮らして感じたのは、本を読むことが日常の中にある、ということでした。ただ本を買うだけでなく、お茶を飲みながら、パンをかじりながら、本を片手に過ごす。そんな余白の時間を、生まれ育った山形から届けたいと思っています。棚は、まだ空っぽです。この本屋は、来てくれる人の1冊で、みんなでつくっていきます。この本棚から、どんな物語が始まるでしょうか」

プロフィール(マツダミヒロ)
マツダミヒロ(松田充弘)。質問家・作家。山形県山形市生まれ。独自メソッド「魔法の質問」の開発者。著書80冊(『しつもんは、人生を変える』『なんにもしない。』ほか)。メルマガ読者16万人、認定インストラクター5,000人超。1年のうち約300日を海外で過ごし、パリを拠点のひとつとして活動している。
公式プロフィール:https://matsudamihiro.com/?p=4

報道関係者お問い合わせ先

マツダミヒロ事務所株式会社 広報担当:永羽 美真帆
MAIL:[email protected]
店舗の取材・撮影、マツダミヒロのインタビュー(オンライン可)を受け付けています。

【現地取材窓口(店舗の取材・撮影の日程調整)】
COSHALL DIY&REBUILD PARK 担当:吉田 光
TEL:080-5843-0494/MAIL:[email protected]
(事業本部:鈴木 貴仁 [email protected])

会社概要

会社名:マツダミヒロ事務所株式会社
代表者:代表取締役 松田 充弘(マツダミヒロ)
設立:2010年4月
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 ガーデンプレイスグラススクエアB1
事業内容:講演・オンライン講座・質問メソッドの普及・書籍出版・書店の企画と選書
URL:https://www.shitsumon.jp

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