「もっと強気の価格でもよかった」 小~中学生が池袋・サンシャインでビジネスに挑戦

一般社団法人ティーンエイジャービジネス協会(東京都港区、代表理事:山田翔吾)は、2026年10月12日に池袋・サンシャインシティで開催した「ティーンエイジャービジネス甲子園2026」の結果を発表しました。
小学4年生から中学3年生までの24人が6チームに分かれ、数ヶ月かけて計画・準備した商品やサービスを来場者に販売。総売上は362,900円になりました。
優勝チームの売上は113,600円に
総合優勝は、東京・JR中央線沿線に住む小中学生4人による「Team TISS」でした。販売商品は「キーボードキーホルダー」。文字やデザインをその場で選べるカスタムタイプと、メンバーが手作業で仕上げたオリジナルタイプの2種類を用意しました。
優勝チームには賞金の30万円が贈られましたが、現金としてではなく、将来の起業資金として支援することとなっているため、早速チーム内での話し合いが始まっています。

一方、来場者の人気投票で最も票を集めたのは京都から来たチーム「フィリピンバナナ」で、縁日をテーマに、くじ引きやゲームで遊べる店をつくりました。
審査員の評価が最も高かったのは、埼玉・浦和のチーム「推し和」。オリジナルのカードホルダーを目玉商品に据えています。順位は「当日の売上60%」「来場者による人気投票30%」「審査員評価10%」で決まりますが、3つの指標の1位は、それぞれ別のチームに分かれました。
売ってみて初めて分かったことを、子どもが自分の言葉で挙げた
・仕入れる量とタイミングの判断が難しかった
・来場者の少ない時間帯があり、声のかけ方に苦労した
・品切れを起こした一方で価格はもっと強気に設定してもよかった
・想定していた客層以外にも目を向ける必要があった
・事前に流行を調べること、商品を絞ってわかりやすくすることが大事だと分かった
いずれも、実際にビジネスをしてお金を受け取らなければ出てこない言葉です。机の上でAIを使い計画を立て、プレゼンテーションをするだけでは決して得られない経験。ビジネス甲子園が用意しているのはそのための舞台です。

商品も価格も、子どもたちが決めた
子どもたちがチームを組んだのは7月~8月。まず目標を立て、数ヶ月かけながら計画や仕入れを行い、9月には動画やポスターで商品のPRを行っています。当日はブースでの販売に加えて、ステージで自分たちの商品の魅力を伝える時間も設けました。
準備期間中、各チームには教育関係会社の大人がサポートとして付きます。ただし何を売るか、いくらで売るかという方針には口を出しません。先に挙がった反省がいずれも自分たちの判断の結果である以上、次にどうするかも自分たちで決めることになります。
目指しているのは、起業家を増やすことではない
本大会の目的は、出場した全員を起業家することではありません。自ら価値を生み出す力と、失敗から次をつかみ取る力、それをビジネスの実践を通じて使うことこそが目的であり、この先どのような道を選んでも必ず必要になる力です。
審査員は、省庁や自治体の担当者、企業の経営者・役員が務めました。審査員評価の10%は、売り場の見た目を採点するものではありません。各チームが事前に提出する振り返りシートをもとに、何を考え、どう準備し、次に何をしたいかという、当日は見えない部分を評価しています。



次回大会は2027年秋の開催を予定
詳細は公式サイトで追って公開される予定です。
開催概要
名称:ティーンエイジャービジネス甲子園2026
日時:2026年10月12日(月・祝)
会場:池袋・サンシャインシティ(東京都豊島区東池袋3-1-1)
出場:6チーム24人(小学4年生~中学3年生)
総売上:362,900円
順位の決定:当日の売上60%/来場者による人気投票30%/審査員評価10%
優勝賞金:30万円(将来の起業資金として支援)
主催:一般社団法人ティーンエイジャービジネス協会
公式サイト:https://businesskoshien.com/
団体概要
名称:一般社団法人ティーンエイジャービジネス協会
所在地:東京都港区港南1-8-15 Wビル2階
代表者:代表理事 山田翔吾
事業内容:小中学生を対象としたビジネス教育プログラムの開発・提供、ビジネスコンテストの開催
URL:https://teenagerbusiness.com/
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